【全37問】よくあるInstagram運用のお悩みに現場のプロが1.5万字で解説

Instagram運用を開始する際に、皆さんが気になる6つの観点とその答えとは
「インスタが伸びない…」とお悩みの方へ

インスタ運用をはじめてみたものの、このようなお悩みを抱えていませんか?

「毎日投稿しているのになぜか伸びない…」
「何をやってもフォロワー数が増えない…」
「後発ではじまったアカウントがなぜ自分のよりも伸びているのか…」

インスタは無料で始められる集客方法ではあるものの、いまだに運用ノウハウが確立されておらず、多くの方が伸び悩み挫折してしまいます。

しかしその一方で、インスタの勝ちパターンを理解し正しく運用すれば、誰でも簡単にアカウントを伸ばすことができる、こともまた事実です。

実際に、私たちSAKIYOMIはインスタ運用のプロ集団として、これまで累計400万フォロワーのアカウントを運用し成功へと導いてきました。

もしも現状、伸び悩みを感じているのであれば、まずはサービス資料にあるインスタの勝ちパターンをご覧ください。

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正しい運用ノウハウ SAKIYOMI

近年、Instagramを集客チャネルとして活用する企業が増えてきています。

そのため「自社もInstagramに力を入れるべきなのだろうか」と悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。

弊社はこれまで様々なお客様とお話をしてきましたが、本当に多くの方が同じような悩みを抱えています。

そこで今回は、我々がよく相談される質問に全て回答していきます。Instagramの利用を本格的に開始する前に疑問は全て解決して、悩みゼロの状態でInstagram運用をスタートさせましょう。

【前提】BtoC企業がInstagram運用に取り組むべき4つの理由

企業がInstagram運用に取り組むべき理由は、以下の4つです。

  • ユーザーは「ググる」から「タブる」に変化しているから(情報取集の際ユーザーは、インスタの発見タブのレコメンド機能を活用するようになってきているから)
  • 広告のCPAが高騰している影響で、コンテンツによるインバウンド集客の必要性が高まっているから
  • 意思決定プロセスにおいて、インスタの投稿を参照する事が1つのステップになったから
  • 市場としてはまだまだ黎明期で、未開拓なチャネルだから

Instagramは今では多くのユーザーが利用する、情報収集チャネルになってきていますが、一部の企業しか参入できていない未開拓なフィールドです。

先行者利益を独占するため、インスタグラムを利用して購買行動の変化に適応する必要があるのです。

Instagram運用で得られる成果の観点

どれくらいで成果が出るのか?(短期的な成果を出せるのか)

インスタのプロがアカウントを運用すれば、平均4.2ヶ月で1万フォロワーを達成することができます。ただ自社でアカウントを運用するとなると、これよりも長い期間が必要でしょう。

弊社SAKIYOMIが運用を代行したアカウントのフォロワー推移は以下の通りです。

実際にアカウントを正しく運用すれば、10,000フォロワーは4カ月程度で到達できます。

どの程度の集客がどの期間でできるのか?

本章では、集客数をリーチ数(投稿を見たユーザーの数)として考えます。

以下の表は、SAIYOMIの過去実績を元に算出したシミュレーションです。

10,000リーチを達成するために必要な期間は1カ月、550,000リーチを達成するのにもわずか6カ月ほどしか必要ありません。

これはインスタのプロが運用した結果の数字ですので、自社で運用するとなると、さらに時間はかかるでしょう。ただ、インスタは短期間で集客数を増やす力を秘めていることは、頭に入れておきましょう。

ちなみに上記の表のように最短最速で集客数を伸ばしたいのであれば、インスタのプロに運用をお任せしてしまうのも有効な手段です。

売上への貢献度はどの程度期待できるのか?

売り上げへの貢献度は実際のアカウントの収益事例を見て、確認しましょう。

①みんなのパーソナルトレーナー@公式(トレーニング方法やダイエットレシピを紹介するアカウント)

2アカウント内に直接LPへ遷移させる導線を設置することで、商品売り上げ100万円を達成

詳しい施策は以下の記事にて

【月間1,800万リーチ】Instagram×ダイエットで、オウンドメディア超えの成果を出す方法。

②こまちメイク〜美人の作り方〜(コスメに関する発信が中心のアカウント)

商品購入の過程でハードルになりえる、ユーザーの不安を解消するコンテンツを設置することで、商品売り上げ100万円を達成

詳しい施策は以下の記事にて

【フォロワー9万人越え】月間100万円の売上を作る美容アカウントの秘訣とは?

③ためるん〜定収入の貯金・節約・副業術〜(副業や節約術などに関する発信が中心のアカウント)

投稿数の担保と徹底的なインサイト分析によって、月間売上180万円を達成

詳しい施策は以下の記事にて

【Instagram×公式LINE】飛び込み営業をオンライン化し、毎月150名を集客する方法。

このように適切な収益化施策を講じれば、月数百万円の売り上げを達成することも夢ではありません。

Instagramでブランディングって実現できますか?

 Instagram単体で自社をブランディングすることは難しいです。ブランディングで上手くいっている企業(例えば資生堂やパンテーン)はCMやTwitter、YoutubeといったSNSも使いながらマーケティング全体を動かしていることがほとんど。

知名度がない企業がかっこいいキャッチコピーでブランディングしたとしても、そもそも誰も興味を持ちません。そのため、ブランディングをする際は他のSNSと組み合わせながらInstagramも利用しましょう。あくまでInstagramは集客チャネルです。

集客目的で運用するのであれば「ブランディング<コンテンツマーケティング」を推奨します。

Instagramで設定すべき成果は何になりますか?

Instagramを利用して知名度を挙げたいのか、フォロワーを伸ばしたいのかといった目的にもよりますが、いったん中間ゴールは「1万フォロワー」、最終ゴールは「売り上げ」を設定することをおすすめします。

というのも1万フォロワーを超えるまでは売り上げやCV数もそこまで大きくないため、ゴールに設定することが難しいです。そのためまずは1万フォロワーを超えることを目標にしてフォロワーが増えたあたりから、売り上げをゴールとして設定するのがベストです。 

Instagramと他マーケ施策比較の観点

InstagramにもSEOと同じようなルールはありますか?

あります。SEOで順位を上げるアルゴリズムがあるように、Instagramでもフォロワーを伸ばすためのアルゴリズム(ルール)があります。

アルゴリズムに基づいて運用するためには「保存率」と「ホーム率」の2つの指標に注目することが重要です。

「保存率」と「ホーム率」のそれぞれの定義は以下の通りです。

保存率:投稿がリーチしたユーザーの中で、どれだけの保存数を獲得したのかを表す割合
ホーム率:フォロワーのうちどれだけのユーザーがフィード(タイムライン)から投稿を見たのかを表す割合

詳しくは以下の記事をご覧ください。この2つの指標が重要である理由やアルゴリズムをハックした結果、フォロワーが伸びた事例などを紹介しています。

 【2022年最新版】Instagramアルゴリズムのすべてを公開!ホーム率と保存率がカギ!

Instagramで獲得できるリードの検討層は、どの位置ですか?

Instagramは全範囲のリードをカバーしています。

ユーザーがアカウントをフォローする流れは「レコメンドされたフィード投稿を受動的に見る→そのアカウントが気になったらフォローする」です。アカウントをフォローしたばかりの段階ではユーザーはまだ潜在層です。

その後ストーリーやフィード投稿、インスタライブに接触していくとユーザーはナーチャリングされて顕在層になります。

さらにハイライトなどでサービス資料を訴求すれば、一部は顕在層の中でも特にサービス購入意欲が高いユーザー(いわばコアなファン)になります。

このように、Instagramは潜在層からコアなファンまでカバーすることができるのです。

Instagramと並行して実施するのに相性の良い施策は何ですか?

Instagramと相性が良い施策はインスタ広告です。ちなみにインスタ広告には、以下の6つの種類があります。

インスタ広告の最大の魅力は高精度なターゲティングがしやすい点です。ユーザーの行動や行動している個人情報を元に、ターゲティングするためTwitterやLINE広告などと比べてターゲットに刺さりやすいのです。

またインスタ広告は、質の高いフォロワーを多く抱えるアカウントで出稿するとより高い効果が見込めます。

上記の表の右側(美容系アカウントとヘア系アカウント)は質が高いフォロワーが多いのですが、CPM(インプレッション数に応じた課金形式)やCPC(クリック数に応じた課金形式)といった課金形式で相場よりも高いパフォーマンスで広告を回すことができています。

もちろんInstagramと同時にオウンドメディアやYoutubeを育てるのも有効ですが、インスタ広告の出稿はとくに費用対効果が高く、Instagramとの相性が良いため利用をおすすめします。

ちなみにインスタ広告の費用対効果や運用のコツは以下の記事で詳しく解説しています。

費用対効果が抜群!Instagram広告費の目安と運用のコツ。

逆に相性の悪い施策は何ですか?

instagramと相性の悪い施策はとくにありません。

ただブランディングを行う際は、Instagramだけでは上手くいかないことが多いです。ブランディングで上手くいっているパターン(例えば資生堂やパンテーン)はCMや他のSNSも使いながらマーケティング全体を動かしていることがほとんどです。

知名度がない企業がお洒落なキャッチコピーでブランディングしたとしても、そもそも誰も興味を持ってもらえません。そのため、ブランディングをする際は他のSNSと組み合わせながらInstagramも利用しましょう。

業界やターゲットによって運用効果が変わるのか否かの観点

Instagram運用が一番相性の良い業界はどこですか?

BtoCの事業であれば基本Instagramと相性が良いので、Instagramを積極的に運用すべきです。例えば、美容系や不動産系や飲食店、クレジットカードなどのジャンルです。

基本的にユーザーはInstagramで情報収集するようになっているため、BtoCの事業者はこのユーザー行動の変化に適応すべきだと考えています。(ユーザーがInstagramで情報取集をしている以上、結果としてCVも取れます。)

また、地域限定の店舗ビジネスもInstagramとマッチします。具体的には飲食店や歯医者、美容室などです。この場合は、何も数十万フォロワーを獲得する必要はありません。新規のユーザー獲得ではなく、顧客のリピート率を高めるためにInstagramを利用すべきです。

ちなみに店舗ビジネスをInstagramで行う際は、地図検索機能を活用することをおすすめします。地図検索機能とは、Instagram内で店舗や観光スポットの位置情報を検索できる機能です。この地図検索は最近多くのユーザーが使い始めています。

フィード投稿に位置情報を追加しておけば、地図検索機能の結果に表示され投稿をユーザーに届けることができるので、利用しておいて損はありません。

Instagram運用はBtoBでもできますか?

BtoC、BtoBtoCの事業ほどではありませんが、BtoBビジネスにおいてもInstagramは有効です。実際にBtoB企業がInstagramを活用して上手くいった事例がSAKIYOMIです。

実際の成果は以下の通りです。

  • 2ヶ月でフォロワーが1万人増加
  • サービスに興味を持っている購買意欲の高い問い合わせを毎月100件ほど獲得

このようにBtoB企業であってもフォロワーは増やせますし、サービスを訴求することはできます。

また、BtoBのインスタアカウントは単なる集客チャネルではなく、顧客のナーチャリングチャネルとしても利用できます。

BtoB企業の場合、潜在顧客を育成する際はメルマガなどを活用しながら時間をかける必要がありますよね。しかしユーザーがインスタをフォローしてくれれば、投稿を頻繁に閲覧してくれるため、メルマガをわざわざ配信しなくても投稿さえすれば顧客を育成することができるのです。

このようにBtoB企業におけるインスタ活用は新規のユーザー獲得だけでなく、サービス販売や顧客のナーチャリングでも活躍します。

商材によって、Instagram運用との相性はありますか?

Instagramでは写真や動画を通じて商品を宣伝するため、視覚的に刺激できる商材とは特に相性がいいです。例えばファッションやコスメ、旅行やグルメなどの商材ですね。

またInstagramは特に若年層の女性が多く利用しているため、若い方でも手に届く価格帯、かつ女性の目を引くような商材はより大きな効果が期待できます。 

逆に製造業のようなニッチなBtoBのジャンルだとまだまだInstagramには市場が形成されていないため、相性が悪いと言えるでしょう。そういうジャンルの場合は、新規顧客の開拓ではなく、継続接触のナーチャリングチャネルとして使うことがおすすめです。

ターゲットが狭いのですが、Instagram運用でもできますか?

ターゲットが狭くても、Instagramは活用できます。「どこいこ」というアカウントはカーリースというニッチなジャンルでInstagram運用に成功しました。

「どこいこ」は具体的に以下の流れで自社サービスを紹介しています。

  1. 大人なカップルを対象に旅行スポットを発信
  2. 「旅行をするならどうしても車が必要ですよね」と車の必要性を訴求
  3. 「レンタカーを毎回借りるより、カーリースの方がコスパが良いです」と言う論調でカーリースの魅力を訴求

こういった流れで「どこいこ」は実際にCVを毎月10件以上ほど獲得しています。

このように、たとえニッチなジャンルであったとしても、ユーザーニーズに沿ったコンセプトを決めることができれば、成果は出せます。

BtoCの中での成功事例を教えて下さい。

以下は実際に弊社SAKIYOMIがアカウントの運用を担当して、成果を出したBtoC事例の一部です。

節約や副業術を紹介するアカウント:「ためるん 〜低収入の貯金・節約・副業術〜

  • 1年間でフォロワー数7万人突破
  • 月間獲得リーチ数1,000万リーチ達成
  • 公式LINEへ150件/月

実際に行った施策などはこちらから→【Instagram×公式LINE】飛び込み営業をオンライン化し、毎月150名を集客する方法。

メイクなどの美容情報をお届けするアカウント:「こまちメイク〜オトナきれいの作り方〜

  • 運用開始12ヶ月で7万フォロワー突破
  • 月間獲得リーチ数1,000万突破
  • アフィリエイト収益100万円/月達成

実際に行った施策などはこちらから→【フォロワー9万人越え】月間100万円の売上を作る美容アカウントの秘訣とは?

Instagramのアルゴリズムに沿った運用をしていけば、1年間でここまでアカウントを伸ばすことも不可能ではありません。

ターゲットが複数いる場合、アカウントをそれぞれに分けたほうがよろしいでしょうか?

ターゲットが複数いる場合、ユーザーのニーズが異なるのであれば、アカウントを分けた方がいいです。

例えば、メイクの小道具とスキンケアグッズのように別物の商品を売っていたとしても、これらの商品を求めている人は「きれいになりたい」という共通のニーズを持っています。そのため、アカウントを分ける必要はありません。

仮に異なるニーズを持っているのであれば、アカウントを分けることをおすすめします。

Instagram運用はどのターゲットを獲得するのに向いていますか?(高齢者?若年層?)

Instagram運用は若年層(10〜20代)のターゲットを獲得するのに向いています。以下で詳しい年代別の利用率を確認しましょう。

ガイアックスの資料によれば、 Instagramの利用率は10代が69%、20代が68.1%とやはり若年層の方が割合が高くなっています。そのほかの年代は以下の通り。

  • 30代:55.6%
  • 40代:38.7%
  • 50代:30.3%
  • 60代:13.8%

このように年代が高くなるにつれて利用率は低くなっています。年代別の利用率から分かる通り、やはりInstagram運用は若年層(10〜20代)のターゲットを獲得するのに向いています。

引用データ:2021年12月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ

金融業界とInstagramは相性が悪いと聞きましたが本当ですか?

Instagramを利用すれば消費者との接点を増やせたり、サービスページに誘導したりできるようになるため、 金融や銀行といった無形商材であったとしてもInstagramの活用は有効です。

例えば、 三井住友銀行はInstagramを有効に活用しています。

マネー知識を紹介し、ユーザーとの接点を作り出しているのです。金融ジャンルでInstagramを運用する予定の方は、本アカウントのようにユーザーのためになる情報を発信しながら、ユーザーとの接点を増やしていきましょう。

競合との比較の観点

競合が既にInstagram施策を開始していますが、これから勝つことはできますか?

Instagram内では先行者利益が発生するため、基本的に先行者の方が有利です。ただ後進であったとしても、先行者とコンセプトを明確に差別化して、ユーザーの求めるコンテンツを作成することができれば、勝ち目はあります。

実際に3.4年前に運用を始めた美容系アカウントは王道のコンセプトで伸びています。しかし今から王道のコンセプトで美容系を攻めようとしても、勝ち目は薄いので注意が必要です。

実際に美容系のアカウントであれば、KARA子|辛口評論家⚡️を参考にしてみるといいでしょう。レッドオーシャンでもしっかりとコンセプトで差別化できれば勝ち筋はあります。

コンセプトに関してはSAKIYOMIのセミナーでも詳しく解説していますので、ぜひ参加してみてください。

資本力やコンテンツに競合ほど自信がないのですが大丈夫でしょうか?

Instagram運用に月50万をかけるのか、2000万円をかけるのかで投稿の伸び具合は変わらないため、資本力は基本的にInstagram運用では関係ありません。

ただコンテンツの質はInstagram運用の成功・失敗を決めるため、考慮する必要があります。ただ、ここでいうコンテンツの質は何も、一流のデザイナーがデザインしていれば良いなどというものではありません。

しっかりとユーザーが求めている投稿を作れるかどうかが鍵になるため、今はコンテンツに自信がなくてもユーザーニーズを捉えることができれば改善可能です。

後進の競合に真似されて負けてしまうことはないでしょうか?

Instagram内では先行者利益が発生するため、基本的に先行者の方が有利です。ただ後進の競合が先行者とは別のコンセプトで上手くいけば、後進に負けてしまうことも考えられます。

あくまでも強豪に勝てるかどうか?ではなく、ユーザーファーストで価値のあるコンテンツを発信できるか?が勝負の鍵になります。

競合とコンテンツが重ならないようにするにはどうすれば良いでしょうか?

コンテンツの重複を気にし始めると、キリがありません。どうしても投稿内容の重複は起こってしまいます。実は重複を気にすべきはコンテンツではなく、アカウントのコンセプトなのです。

どんなにコンテンツが被ったとしても、大本のコンセプトで差別化できていれば、そのコンテンツも実は差別化できているのです。そのため、コンテンツの被りを気にするのではなく、コンセプトが競合と差別化できてるかどうかを重視しましょう。

以下の記事ではインスタのプロが実践するコンセプトの決め方を解説しています。

  • 「今のコンセプトに自信がない」
  • 「そもそもコンセプトを設計していない」

こういった方には必見です。

【ペルソナ×カスタマージャーニーマップ】Instagramアカウントのコンセプトを設計する方法とは?

施策を開始するのに必要な体制構築や工数の観点

Instagram専任運用担当は必要ですか?

Instagram運用に専任運用担当者は必要です。Instagramに限らずコンテンツマーケティングは二次関数的に伸びていきます。責任を持ってやり切れる担当がいなければ、アカウントが伸びる前に運用をやめてしまう可能性もあるため、専任は決めておきましょう。

Instagramを運用するには、何人程度の工数をとるべきですか?

上述したように、Instagram運用には専任が必要ですので、最低でもこの専任(1人以上)の工数は必要です。1人以上の人員を割くべきかどうかは、どこまでアカウント運用にこだわるかによります。

ちなみに弊社SAKIYOMIが運用を代行する際の体制は以下の通りです。

  • オンボーディング担当(プロジェクト立ち上げの推進や運用クオリティの管理、毎月のレポーティング)
  • 運用責任者(KPI管理、PDCAディレクション)
  • 運用メンバー(業務の実施)

弊社は上記の3人の工数を割いて運用クオリティを担保しながら、アカウントを伸ばしていきます。このように本気でフォロワーを増やすには、1人ではなく3人程度の工数が必要です。

クリエイティブやコンテンツは、社内で作成すべきですがアウトソーシングすべきですか?

基本的に投稿内容は社内で作成すべきです。というのも、良いコンテンツを作るためには、ユーザーが求めていることを深く理解する必要があります。やはり、ターゲットが考えていることや求めていることはアウトソーシング先よりも自社の方が理解しているため、投稿内容は他社に任せるべきではありません。

ただデザインや表現はプロに任せた方がいい場合もあるため、アウトソーシングしても問題ありません。

アウトソーシングをしてもクオリティを担保できるのでしょうか?

基本的にアウトソーシングは、プロが分析から運営まで行ってくれるため、運用のクオリティを心配する必要はないでしょう。ただ高いクオリティを担保するためには以下の4点を実践する必要があります。

  • それぞれの代行会社の強みを理解する
  • 運用の実態や会社の性質は安心できるか確認する
  • 安易に安価なフリーランスや個人に依頼しない
  • 代行業者とのコミュニケーションは頻繁に行う(丸投げしない)

詳細は以下の記事後半「Instagram運用代行を利用する際の4つの注意点」で解説しています。

Instagram運用代行・本当のおすすめは6社!費用相場・選び方までご紹介

フォロワー1,000人を作ろうとした際、必要な工数・取り組みを教えて下さい。

以下の表は、SAKIYOMIの過去実績を元に算出したシミュレーションです。

この表を見る限り平均して2カ月で1,500フォロワーを突破しているため、フォロワーを1,000人まで伸ばすためには、最低1カ月半程度の工数が必要です。

しかし、このシミュレーションはインスタのプロが運用した場合の数値ですので、自社でアカウントを運用する場合はさらに工数が必要になるでしょう。

また1000人フォロワーを達成するまでに必要な取り組みは以下の4つです。

  • 市場調査(競合の発信内容や、プロフィールを見てなぜ伸びているのかを分析する)
  • フォロワー回り(ターゲットが好む投稿内容やデザインを知るためにDMなどでリサーチする)
  • リーチ数が伸びやすいリール投稿を積極的に利用する
  • エンゲージメントスタンプ(質問BOXやアンケートスタンプ)を使ったストーリーズを投稿する

ちなみに本章で詳しく紹介できなかったリール投稿とエンゲージメントに関しては、以下の記事で詳細に解説しています。

【新機能リール(Reels)】Instagramに突然現れたのは、リーチ数を稼ぐ最強の機能だった!
Instagramのエンゲージメントとは?数値の上げ方や計算方法も含めてご紹介!

Instagram運用の際の理想の組織体系はありますか?

全ての業務を一人が担当するのではなく、複数人でそれぞれの役割を担う体制が理想の組織体系です。

Instagramを運用する際の役割分担は以下の4つ。

  • 企画
  • コンテンツの投稿・更新対応
  • クリエイティブ制作
  • 数値分析

これらの役割を一人が担えばスピード感は出ますが、 営業が属人的になってしまいそのメンバーが抜けると、運用が回らなくなってしまいます。

可能な限り、全ての業務を一人が担当している体制は避けましょう。

Instagram運用は、運用代行と自社で運用するのとどちらが工数が低く成果が出ますか?

基本的に運用代行の方が、工数を抑えながら成果を出すことができます。 

運用代行を依頼すれば、アカウントの立ち上げから運用まで一気通貫で対応してくれるため、自社で運用するよりも担当社員は削減できます。

また実績のある運用代行会社に依頼すれば、自社運用よりも早く、かつ再現性高くフォロワーを獲得できるでしょう。

しっかりと成果を出すために運用代行に依頼する際は、以下の3点に注意して選ぶべきです。

  • 依頼した業務に十分対応できるか
  • 自社と類似した企業の支援実績があるか
  • 納得できる費用か

運用代行を依頼した際の費用相場や、おすすめの代行会社などは以下の記事で紹介しています。

Instagram運用代行・本当のおすすめは6社!費用相場・選び方までご紹介

あまり時間が取れないのですが、毎日投稿は必須ですか?

結論、アカウントを伸ばすためには毎日投稿は必須です。基本的に成果を出しているアカウントは毎日1投稿、多いところでは2コンテンツほど投稿しています。

Instagramのアルゴリズムでは、情報の新鮮度が重要視されるため、毎日投稿して常にアカウントをフレッシュな状態にしておくことは大切です。魅力的なコンテンツを作成できているのにも関わらず、投稿頻度が少ないためユーザーの関心が薄れてしまっている事態は、よくある失敗例です。

社内で毎日投稿できるほどのリソースがない場合は、運用代行の利用を視野に入れてみても良いでしょう。 運用を代行してもらえば直接的な手間をかけずに、定期的な投稿ができるようになります。

Instagram運用を誰がやるのかの観点

運用代行と自社で運用するのでは何が違いますか?(工数?クオリティ?)

運用代行を利用すれば、工数・クオリティの両面のメリットを享受できます。

特に注目され始めて間もないInstagramは、 自社で調べてやろうと思っても有益な情報が少ないのが現状です。そこで運用代行を利用すれば、社内での試行錯誤よりも圧倒的に早く、かつ人件費を削減しながらアカウントを伸ばすことができます。

加えて、運用代行はアカウントの立ち上げから運用まで一気通貫で対応してくれるため、自社で運用するよりも工数を削減できます。やはり、工数やクオリティの面で運用代行は魅力的です。

また自社で不適切な運用をしてしまうと、アルゴリズムの観点からアカウントの状態が悪くなってしまい、場合によってゼロから作り直さなければいけない事態が発生する可能性があります。このように自社運用にはリスクがあるため、アカウントを早く伸ばしたいのであれば運用代行サービスの利用がおすすめです。

アウトソーシングする際に、運用代行とコンサルティングとどちらが良いですか?

運用代行とコンサルティングどちらがおすすめなのかは、自社の状況によって異なります。

  • 運用代行がおすすめの方→Instagramのアカウントを伸ばしたいけれど、リソースが不足しているため、運用に注力できそうにない方(立ち上げから運用まで一貫して任せたい方)
  • コンサルティングがおすすめの方→自社でインハウス化したい方

運用代行とコンサルティングはどこが違いますか?

コンサルティング運用代行 
費用月30万0,000円程度月50万0,000円程度
特徴プロによる実績に基づいたアドバイスを受けられるアカウントの立ち上げから運用まで一気通貫で代行してくれる

上記の表から分かる通りコンサルティングと運用代行は、費用と特徴の2点で決定的に異なります。

■アカウント運用において押さえておくべきポイントの観点

運用で追うべき数値指標(KPI)は何ですか?

Instagramを運用する際に追うべきKPIは「保存率」と「ホーム率」の2つです。

具体的にホーム率が60%超えると、投稿が伸びやすくなります。また、保存率は 2%を超えるとバズりやすくなります。そのため「ホーム率:60%・保存率:2%」を一旦のKPIとして設定することをおすすめします。

保存率とホーム率の定義や重要性、数字の伸ばし方はそれぞれ以下の記事で解説しています。 

インスタグラムの保存数がバズの鍵!?4つの伸ばすコツを解説!
ホーム率が実はバズらせる鍵だった?意外と知らない最重要指標を解説!

コンセプトはどうやってきめたらいいですか?

コンセプトはカスタマージャーニーマップを利用して設計しましょう。 そもそもカスタマージャーニーマップとは、ユーザーがCVを発生させるまでの一連の流れを可視化した思考方法のことです。

実際に弊社SAKIYOMIでは、Instagramに特化した独自のカスタマージャーニーマップを利用して、コンセプトを決めています。

具体的なコンセプト設計方法は以下の通り。

  1. Instagram運用の目的やゴール、ユーザーがアカウントをフォローするまでの道のりを可視化する
  2. メインで発信したいストーリーを考察する
  3. フォローしてくれなかったユーザーを、どう取り戻すのか考察する

詳しくは以下の記事で解説しています。 

【ペルソナ×カスタマージャーニーマップ】Instagramアカウントのコンセプトを設計する方法とは?

コンテンツのネタが思いつかないのですが、どうしたらいいですか?

コンテンツのネタが思いつかない時は、以下の方法を試してみましょう。

  • 同じような発信をしているインスタアカウントを探してリサーチする
  • 季節のイベントをテーマにする
  • Googleトレンドを利用して、トレンドを探る
  • 読者の悩みを探る(アンケートの活用やYahoo知恵袋の利用)

毎日投稿はアカウントを伸ばすために重要な施策です。コンスタントに投稿できるよう、ネタに困った際は上記の方法を実践してみましょう。

フォロワーを増やすのに一番大事なことは何ですか? 

フォロワーを増やすために最も重要なのはコンテンツの質です。

もちろん運用ロジックに基づきながら細かなテクニックで改善していくことも重要です。ただいくらテクニックを駆使したとしても、コンテンツの質が低い状態で改善を繰り返しても大きな成果は得られません。記質の質が低い記事がたくさんあるサイトで、SEOの外部・内部施策をしても順位が上がらないのと同じです。

実際に投稿の質が高ければユーザーは、このアカウントの他の投稿も見たいと考えてプロフィールに訪れ、フォローします。 

そもそもインスタ運用はコンテンツマーケティングです。小手先のテクニックに頼るのではなく、コンテンツの質を軸においた本質的な施策でアカウントを伸ばしていきましょう。

その他の質問事項

Instagram運用を開始する際の、経営層への打診の仕方はありますか?

Instagramの重要性とアカウントを運用することで得られる数値的なインパクトの2点をまずは経営層に伝えてあげましょう。

ちなみにInstagramの重要性は以下の通りです。

  • ユーザーは「ググる」から「タブる」に変化している(情報取集の際ユーザーは、インスタの発見タブのレコメンド機能を活用するようになってきている)
  • 広告のCPAが高騰している影響で、コンテンツによるインバウンド集客の必要性が高まっている
  • 意思決定プロセスにおいて、インスタの投稿を参照する事が1つのステップになった
  • 市場としてはまだまだ黎明期で、未開拓なチャネルで先行者利益を獲得できる

また、数値的なインパクトは以下の表の通りです。

上記の美容系アカウントにいたっては、13カ月間という運用期間で120万円/月の売り上げを達成しています。

Instagramの重要性とアカウントを運用することで得られる数値的なインパクトの詳細は、以下のサービス資料で解説しています。この資料をそのまま経営層に見せながら説明するとより効果的でしょう。

経営陣に打診する際に活用すべき資料はこちらから

「SAKIYOMI」は、Instagramアカウント運用による累計フォロワー350万以上の実績を持つ弊社が提供する運用代行・コンサルティングサービスです。

インスタ運用の重要性や成果を出すロジックはこちらからダウンロードできます。

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Instagramを運用する上でSEOのようなすぐにできるテクニックはありますか?

基本的にSEOのようにすぐに実践できるテクニックはありません。アルゴリズムに基づいて中長期的にPDCAを回していくべきです。

ここで注意すべきなのが、フォロワー購入やいいねまわりといった小手先の施策を行いフォロワーを増やしたとしても、結局質の高いフォロワーは集まらないため、成果には繋がらないという点です。

アルゴリズムに基づいてアカウントを運用したり、ユーザーに刺さるコンテンツを作成したりして、焦らず中長期的にフォロワーを伸ばしていきましょう。

まとめ

今回はInstagram運用を開始する際に、皆さんが気になる6つの観点とその答えについて解説しました。本記事を参考に、疑問点をゼロにした状態で運用を開始しましょう。

ちなみに弊社SAKIYOMIではインスタの運用代行サービスを提供しています。

「この記事を読んでインスタを運用するのは何かと工数がかかりそうだと思ったので、プロにまるっとお任せして手っ取り早くアカウントを伸ばしたい」

このようにお考えの方は、一度ご相談ください。

プロにまるっとお任せして手っ取り早くアカウントを伸ばしませんか?

「SAKIYOMI」は、Instagramアカウント運用による累計フォロワー350万以上の実績を持つ弊社が提供する運用代行・コンサルティングサービスです。

インスタのプロが実践するアカウントの伸ばし方やその他の運用実績が気になる方は以下の資料をご覧ください。

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集客チャネルの拡大のためにInstagramを利用する企業は増えていますが、間違った方向性で投稿をいくら続けても、残念ながらフォロワー拡大には繋がりません。

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