費用対効果が抜群!Instagram広告費の目安と運用のコツ。


「SNSの運用担当を任されたけど、正直よくわからない。」

「Instagramは日常的に使うけど、企業用のアカウントは何から始めたらいいの?」

「インスタにも広告はあるみたいだけど、費用対効果はいいのかな。」

会社でインスタの運用担当を任されたものの、「何から始めたらいいのか、費用はいくらかけたらいいのかわからない」という人がたくさんいます。

私はInstagramの運用コンサルタントとして、さまざまな企業の運用担当者さまとお仕事をご一緒してきましたが、いずれの方も同じようなお悩みをお持ちでした。

そんな運用担当者さまに共通して言えるのは、フォロワーが増加するために欠かせない「Instagram広告(インスタ広告)」についての知識があまりにも足りていない、ということです。

そこで今回は、以下の内容に絞って解説していきます。

・Instagram広告の特徴
・Instagram広告と、他SNS広告との比較
・Instagram広告の課金方法
・Instagram広告の最適な費用
・Instagram広告の費用対効果を最大化する方法

最後まで記事を読んでいただくことで、Instagram運用の基礎とも言える「Instagram広告」の知識はもちろん、自信を持ってInstagram運用、マーケティングを開始できるようになりますので、ぜひお付き合いくださいませ。

各SNSと比較してみる、Instagram広告の特徴

まず初めに、Instagram広告の最大の特徴をお伝えします。それは、「高精度なターゲティングが可能」な点です。ユーザーの行動や、登録している個人情報を元にターゲティングを行うため、他の媒体よりもターゲットに刺さりやすい広告配信が可能です。

これに加えて、この章では他のSNSとの比較を元に、Instagram広告の詳細な特徴をご紹介します。

また、Instagram広告には4種類の広告形式がありますので、そちらも合わせて解説していきます。

各SNS広告との特徴を比較

まずは他のSNS広告と比較して紹介していきます。今回取り上げるのは、Twitter広告、Facebook広告、そしてLINE広告です。

いずれのSNS広告も大きな強みを持っていますので、他の媒体を利用する際の参考にもしてください。

Twitter

Twitter広告の特徴は、Twitterが持つ「リツイート機能」による大幅な二次拡散が発生することです。通常の広告媒体でリーチを拡大するには、費用を追加する以外に方法はありません。

Instagram広告も同様に、あらかじめ想定されるリーチ数に応じて、広告費用を支払います。

よって、Twitterのように広告が自動的に拡散されていく場合は、余分なコストを支払わずに済むため、費用が安価に抑えられるのが特徴です。

Facebook

Facebook広告の特徴は、「ビジネス用途で利用しているユーザーに届けやすい」点です。

Facebookは、25歳〜54歳の多くのビジネスパーソンが利用しています。また、InstagramとFacebookは運営元が同じため、Instagramが誇る高精度のターゲティングを、Facebookでも行えます。

そのため、ビジネス層にむけた広告を配信したい場合は、Facebookを活用するのが良いでしょう。

一方で、Instagramのユーザー層は、Facebookと比べると圧倒的に若いです。よって、学生を中心とした若者層に情報発信をしたいのであれば、若年層が豊富なInstagramを利用しましょう。

LINE

LINE広告の特徴は、ユーザー数の多さから生まれる広告効果です。

今日、生活の中でLINEを開かない日はありません。日常生活の大半のコミュニケーションは、LINEを通じて行われます。また利用しているユーザー層に偏りはなく、SNSに関していえば、全年齢層でトップの利用率を誇ります(日本国内において)。

LINE広告は、大まかなターゲティングしかできない一方で、「多くのユーザーに広告が届く」というメリットがあります。その結果として、効果的な配信ができるという特徴があります

Instagramは、国内だけを見ると、LINEの半分以下のユーザー数です。しかし、詳細なターゲティングができるため、こちらも精度の高い広告配信が可能です。

ターゲットが鮮明になっているのであればInstagram広告を、テレビや新聞のようにマスなターゲットを狙うのであれば、LINE広告を利用するのがいいでしょう。

インスタグラム広告の6つの広告形式とは?

Instagram広告を利用する際、6種類の配信形式を選択できます。

この章では、これら6種類がどのような特徴を持っているのかを解説していきます。

写真広告

写真広告は、1枚の写真とキャプション(説明文)からなる広告です。フィード(タイムライン)上に表示させることができ、ユーザーが日常的に見ている投稿と同様に配信されます。

この特徴は、写真のフォーマットに制限がない点です。正方形、長方形(縦、横)のどちらでも配信が可能です。自由にフォーマットを選択できるため、「正方形だと画像に入りきらない」といった懸念が解消されます。

1枚の写真とキャプションだけで十分な効果が見込める場合は、写真広告を利用するのがいいでしょう。

動画広告

動画広告は、1本の動画とキャプションからなる広告です。「写真広告の動画版」と考えていただければ、わかりやすいでしょう。

写真広告との違いは、動画のフォーマットが「正方形」と「横長」の2種類に限定されている点です。

動画広告の特徴は、写真では伝えきれない情報を、詳しく伝えられる点でしょう。加えて、広告に動きが出るだけで、ユーザーの興味も引きやすくなります。

そのため、料理やアプリといった、紹介する際に「動き」が必要なものは動画広告が最適といえるでしょう。

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数枚の画像や動画、キャプションからなる広告です。写真広告や動画広告では、1つの写真や動画しか配信できませんでした。しかし、カルーセル広告では複数枚の投稿が可能となるため、より詳細な情報を発信できます。

カルーセル広告が突出して便利のように思えますが、デメリットとして、カルーセル広告では「正方形のフォーマットしか利用できない」点が挙げられます。

正方形のみで情報配信ができる場合はカルーセル広告を、多様なフォーマットが必要な場合は写真広告、動画広告を利用するようにしましょう。

ストーリーズ広告

最後に紹介するのがストーリーズ広告です。上述した3種類はフィードに表示されますが、ストーリーズ広告はその名前の通り、ストーリーズ内に表示されます。

ストーリーズは、世界で4億人/日が利用する、Instagramが誇る人気機能です。それほどストーリーズは利用されているため、ストーリーズ広告はリーチ数が非常に多いです。

しかし、Instagramを日常的に利用する方ならわかりますが、ストーリーズを1つ1つ丁寧に見ているユーザーはほとんどいません。つまり、ストーリーズ広告もすぐに飛ばされてしまう可能性があります。

大量に流れるストーリーズの中でも、しっかりと目を止めてもらえるよう、クオリティの高い広告が求められます。

リーチ数が多い一方で、クリックを獲得する難易度も高いのが、ストーリーズ広告の特徴でしょう。

効果を最大化する、Instagram広告の4つの課金方法

ここからは、Instagram広告の4種類の課金方法をご紹介いたします。

目的に応じて課金方法を選択できるため、無駄な費用を削減し、最適なターゲットに広告を配信できます。

CPM

CPM(Cost Per Mille)は、インプレッション数に応じた課金形式です。

Mille(ミル)は、フランス語で「1,000」という意味で、CPMは1,000回広告が表示されるごとに費用が加算されていく仕組みです。

広告がユーザーに表示されるごとに課金されますので、商品やサービスの認知度を高める目的の場合はCPMを利用するといいでしょう。

CPC

CPC(Cost Per Click)は、クリック数に応じた課金形式です。クリックは、広告から誘導したい別のページへと画面が遷移することを指します。

CPCを選択している場合、Instagram側は「よりクリックしてくれそうなユーザーに表示させる」ため、CPMのように無駄な広告費が発生しません。

ターゲットの選定をより細かく行うことで、1クリックあたりの広告費用を最小限に抑えられるのがCPCの特徴です。

より多くの人に商品/サービスページに飛んでもらうことを目的とする場合は、この課金方式がおすすめです。

CPI

CPI(Cost Per Install)は、広告したいアプリのインストール数に応じた課金形式です。

インスタを利用している多くのユーザーは、スマートフォンからアクセスしています。よって、インスタとアプリの相性は非常に良く、インスタ広告の中でも頻繁に利用されております。

またCPC同様、「アプリをダウンロードしてくれそうなユーザーに表示させる」ので、1インストール当たりの広告費用を最小限に抑えることができます。

CPV

CPV(Cost Per View)は、広告動画の視聴回数に応じた課金形式です。

1ユーザーが動画を合計で10秒以上視聴した場合、もしくは動画のほとんどを再生した場合、1視聴とカウントします。

広告したい対象の認知度を向上させたいのであれば、CPVを選択しましょう。

CPMでも動画広告を出稿することは可能ですが、CPMはリーチしただけで課金されてしまいます。そのため動画を最後まで見ない場合もそれに該当してしまうので、お勧めはできません。

目的に応じて最適な課金形式が変化しますので、目的を明確にしてから広告出稿を行いましょう。

10万円で効果が見え始める?最適な費用を発表!

では、実際にInstagram広告を利用する際、いくら予算は必要なのでしょうか。

私が企業さまにお伝えしているのは「10万円/月ほど広告費をかけると、最適な状態にできる」ということです。

10万円を複数投稿に分配して広告配信し、成果に応じて配信継続の有無を判断していきます。少額ずつ、さまざまな投稿を広告配信することで、ユーザーの反応がいい投稿を識別できます。

SNSは常に変化し、Instagramのトレンドは日々移り変わっています。つまり、「絶対にこの投稿が当たる」は存在せず、ユーザーの反応を見ていく他ありません。

そのため、最低10万円から広告費用をかけていき、アカウントに沿った最適な広告を選定する必要があるのです。

3つの観点を忘れてはいけない!費用対効果を最大化するための重要なポイント

ここまでの知識があれば、どなたでもInstagram広告を利用して、サービスや商品のPRが可能になっているでしょう。

しかし、それだけでは広告効果を最大化できません。

そこで最後に、Instagram広告の効果を最大化するための、3つのポイントをご紹介します。ここまで読んでいただければ、費用対効果を高めることが出来ますので、最後までお付き合いください。

ターゲットを明確にする

1つ目のポイントは、「ターゲットを明確にする」ことです。

上述したように、Instagram広告の最大の特徴は「高精度なターゲティングが可能」な点です。ターゲット像が鮮明になっていれば、そのターゲットに向けて、的確に広告を配信できます。

Instagram広告では、ターゲットの解像度が広告の成果を左右すると、覚えておきましょう。

視覚に訴えかけるクリエイティブを作成する

2つ目のポイントは、「視覚に訴えかけるクリエイティブを作成する」ことです。

Instagramは他のSNSと違い、視覚的な情報を共有するためのプラットフォームです。つまり、いくら興味のあるユーザーに広告を表示させたとしても、ユーザーの目に止まらなければ意味がありません。

そのため、予算の中でクリエイティブに関するABテストを回す必要があり、ユーザーは何に興味を持つのかを、データとして蓄積していきましょう。

目的を明確にし、導線を設計する

3つ目のポイントは、「目的を明確にし、導線を設計する」ことです。

Instagram広告に限った話ではありませんが、目的を常に掲げておかなければ、趣旨とは異なる手段を選択しかねません。特にInstagramを含む多くのSNSでは、広告配信の方法や利用しているユーザーが非常に多様なため、手段に囚われてしまい、目的を見失いがちです。

「なぜInstagramを選択して広告を行おうとしているのか?」

「この投稿を見て、ユーザーにどういった行動を起こして欲しいのか?」

そういった基本的な問いに常に立ち返り、目的達成のための導線を作っていきましょう。

インスタの特徴を捉えて、効果を最大化しよう!

今回の記事は、以下の内容について解説してきました。

・Instagram広告と、他のSNS広告の特徴
・Instagram広告の配信方法と、課金方法
・Instagram広告に必要な予算
・Instagram広告の成果を最大化させるための方法

Instagram広告は、他のSNS広告と比べてターゲティングの精度が非常に高く、ユーザーに的確に届けることができる媒体です。

また、動画や画像、フィードやストーリーズといったさまざまなアプローチで広告配信ができ、目的に応じた課金方法も充実しています。

広告運用は10万円ほどで効果測定ができ、上述した3つのポイントを抑えることで、広告効果を最大化できます。

しかし、この記事を読んだだけで、完璧にInstagram運用ができるようにはなりませんよね。
Instagram運用にも興味がある方はぜひ下記のお役立ち資料も参考にしてみてください。

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