「会社でInstagram運用をしたいけど、どうやって進めていけばいいかわからない。どんな戦略を持ってInstagram運用をすればいいの?」
一般的な企業が公式サイトを持つのが当たり前になったように、企業がInstagramアカウントを持つことも徐々に普及し始めています。しかし、いざInstagramの運用を始めようと考えても「何を投稿したらいいのかわからない」「本当に成果に繋がるのかわからない」という悩みは絶えません。
さらに、Googleで戦略設計やノウハウを調べたとしても、ハッシュタグの付け方や運用代行に関する記事ばかり上がってきて、本当に得たいと思う「戦略」に関する情報に辿り着けないのが、今のInstagram運用に関するリアルです。
そこで今回は、「自分たちの会社でInstagram運用を内製化したい」と考えている広報/マーケティング担当者の方々に向けて、Instagram運用のプロであるSAKIYOMIが、Instagram運用における戦略設計の全てをお伝えしていきます。
- 自社はどんな戦略を持って進めたらいいのか
- 自社だったらどんな投稿をした方がいいのか
- どんなコンセプトで運用したらいいのか
- 最終的なコンバージョンに結びつけるための戦略はあるのか
企業の担当者が戦略設計に関して悩むポイントだけをお届けしますので、ぜひ最後までご覧になってくださいませ。
また、アカウント設計意外にもどうすればフォロワーが伸びるのだろうと悩まれる担当者様は多いかと思います。下記ではフォロワーの伸びるロジックから具体的な施策まで詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
▼参考記事:Instagramでフォロワーを増やす4つのロジックと14の施策を徹底解説!
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Instagram運用で戦略設計が必要なのは「コンセプト設計」「プロフィール設計」「コンバージョン設計」「数値分析」の4つ
戦略設計が求められるのは、大きく分けて以下の4つの部分です。
- コンセプト設計
- プロフィール設計
- 最終的なコンバージョンまでの設計
- 数値的な分析
上述した4点は、その企業がアカウント運用したい目的から、全て逆算して戦略を組み立てていきます。この記事で紹介する情報は、SAKIYOMIが運用代行をする際にオンボーディングチーム(コンセプト設計などを担当するチーム)が実際に行なっていることをまとめたものです。実業務の中でも活用できる内容となっておりますので、ぜひ記事を読みながら実践してみてください。
なお、戦略設計を組んでいくためには、以下に列挙する情報が必要になります。この記事では、与件としてそれらの情報がある前提で情報発信を行なっていきますので、まだ以下の情報が固まっていない方は、そちらの設定からお願いいたします。
- アカウント運用をする目的(ブランディング、収益化、認知度向上など)
- 最終的に作り上げたい理想状態
- 自分たちが集めたいユーザー
最速で成果を出すならプロに依頼するのも1つの手段
本記事を読んでインスタの戦略設計をするということは、遠回りな運用をせず最短で成果を出したいからという理由の方が多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめの方法の1つとして「プロに依頼する」というものがあります。戦略をイメージするのと実際に運用を行うのは、天と地ほどの差がありハードルを高く感じる方もいることも珍しくありません。
そこで多くの実績持つインスタのプロに依頼すれば、企業理念や自社リソースなどを基にあなたに最適な提案をしてくれます。また、上記で紹介した戦略は、運用前の段階です。実際に運用を開始すれば、投稿の作成や分析といった今よりもリソースを割く必要があります。
プロが展開する「運用代行」サービスを利用すれば、自社のリソースをほとんど割くことなく成果に直結した運用をしてくれます。
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上記は全て弊社の実績です。SAKIYOMIでは戦略策定からコンテンツ作成、PDCAの実施まで一気通貫で支援します。
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コンセプト設計こそ、最も戦略が求められる場所
アカウント運用の根幹にあるのが、アカウントのコンセプトです。コンセプトをしっかりと定義しておかないと、投稿する内容に一貫性をもたらすこともできませんし、ユーザーがアカウントをフォローするインセインティブ(意味)を設定することができません。つまり、アカウントが本来目的としている「最終的なコンバージョン」を獲得するための母集団形成に失敗してしまうということです。
それでは、SAKIYOMIがどのようにしてコンセプト設計を実施しているのかを解説していきます。
周辺情報を集める
まず初めに、アカウント運用に関する周辺情報をひたすら集めていきましょう。具体的には以下の項目で情報を集めていきます。
・アカウント運用をする企業の情報(理念やミッション、商材など)
・商材が属する市場(Google、Instagram、口コミサイトなど)
・競合企業/サービス
情報を集めるステップでは、なるべく情報をフラットに見るようにしましょう。「どの情報が使えるか」「この情報は要らない」などという観点は全て拭い捨て、とにかく周辺情報を集めていきましょう。
ターゲット像を固めていく
一通り情報を集め終えたら、アカウントをフォローするユーザー/自社の商材を購買するユーザー像を固めていきましょう。俗にいう「ペルソナ」を設計するイメージです。ペルソナの設定では、以下の観点を参考にしてみてください。
・年齢
・性別
・職業
・日常的な行動
・趣味嗜好
・服装や髪型、体型
最後に挙げた「服装や髪型、体型」は一見すると関係ないように思えますが、ターゲット像を固める上では非常に重要な要素となります。なぜならば、それら容姿の情報は個人の特徴を最も色濃く表現するものであり、ユーザーがどのようなコンテンツを好むのかを判断できるからです。
名前や出身地をペルソナに上げることもありますが、基本的には上述した要素から「ターゲットがInstagramを利用している姿」を想起できる状態を目指していきましょう。誰にコンテンツを届けたいのかが明確になったら、次のステップに進みましょう。
面白そうなアイデアを列挙していく
周辺情報やターゲット像を手元に集めることができたら、ひとまず自分が面白そうだと感じるアイデアを発散してみましょう。ここでのアイデアはコンセプトやコンテンツ内容、トンマナなど、アカウントに関するさまざまなものを指しています。
実現可能性やコスト面などは度外視し、「これができたらいいな」というものを列挙していきます。不可能だというフレームを自分の中に設けてしまうといいアイデアが生まれませんので、否定などはせずとにかく発散させましょう。
もしここでアイデアを出すのに苦労してしまう場合は、以下の観点から考えてみてください。
・会社の理念達成を阻む要因は何で、どうすれば解決できるのか?
・ターゲットが求めそうな情報にはどんなものがあるのか?
・既存のInstagramアカウントにおける”普通”は何で、どうすれば差別化できるか?
この時点において「これが正しい」というアイデアは必要ありません。自分たちがアカウント運用を行なっていくにあたり、どのようなコンセプト/コンテンツ内容だったら面白そうかという視点を忘れずに、アイデアを生み出していきましょう。
アイデアを精査していく
前のステップで発散させたアイデアの中で、最も自信のあるアイデアを選択し、そのアイデアの実現可能性を探っていきましょう。実現可能性を測る観点は以下の通りです。
・他のアカウントと差別化できそうか?
・最終的な目的を達成することはできそうか?
・ユーザーは喜んで見たいと思うのか?
・そのアカウントをユーザーはフォローしたいと思うのか?
・アカウントの運用にコストがかかり過ぎてしまわないか?
もし、最も自信のあるアイデアが上記の観点から「実現可能性がない」と判断されるのであれば、別のアイデアで検証していきましょう。その繰り返しによってアイデアが精査されていき、「これだったらいけるかもしれない」という望みを持てる状態にまで持っていくことができます。
ここで全てのアイデアを使い切り、どれも実現可能性がないと判断されたのであれば、前のステップに戻り、アイデアを発散し直しましょう。これらを繰り返していき、実現可能性の高いアイデアを見つけることができたなら、次のステップへと進んでください。
精査したアイデアを中心に据え、論理を固めていく
実現可能性が高いアイデアを見つけることができたのであれば、そのアイデアでアカウント運用を実施すれば最終的な目的が達成できるという論理を固めていきましょう。このステップは振り返りを行なっているのと同義です。また、アカウント運用を開始する前に上申が必要な企業の担当者にとっては、上司を説得するための材料づくりのステップと考えていただいて遜色ありません。
・自社はなぜそのアイデアでアカウント運用を進めないといけないのか?
・市場の中でそのアイデアが伸びると言える理由は何か?
・どのようなニーズ/インサイトがあるからユーザーにフォローしてもらえると言えるのか?
・そのアイデアでアカウント運用することで最終的な目的達成につながるのはなぜか?
上申や提案が必要な方々は、上司を納得させるために必要な要素をひたすらこのステップで並べていきましょう。
メタファーを使ってコンセプトを明言化する
これまでのステップで固めてきたアイデアを、コンセプトにまで昇華させていきます。アイデアからコンセプトを生み出すために有効なのがメタファーです。メタファーとは隠喩のことで、直接的に「△△は〇〇のようだ」と言うのではなく、間接的に「△△は〇〇」と隠しながら表現する技法のことです。
もちろんメタファー以外の技法を使っても良いのですが、コンセプトを相手に効率よく使えるためにはメタファーが最も効果的だと言われています。
なぜならば、メタファーとは誰でも知っている単語に言葉を置き換えることであり、相手が認識しやすい状態にまでアイデアを持っていくことができるからです。
これでコンセプト設計のフローは完結します。一度フローを流すだけでいいコンセプトが作れるようになるわけではなく、何度もこのフローに従い、訓練をすることによっていいコンセプトは誕生してくるのです。
また、今回紹介したのはコンセプト設計における基本のフローです。マーケティング手法や広告、ビジネスが多様化しているように、1コンセプト設計においても、その方法は星の数ほど存在しているでしょう。
まずはその基本となる方法を試し、自分たちの企業に最も適したアプローチを探してみてください。
Instagramのプロフィール設計、適当にやってませんか?
続いて、プロフィール設計における戦略設計を解説していきます。そもそもプロフィールは以下の要素で構成されています。
・アカウント名 / ユーザーネーム
・プロフィール文章
・プロフィール画像
プロフィール設計においては、これら3つの要素に「権威性」と「共感性」を盛り込むことが重要だとされています。その理由を見ていきましょう。
ユーザーは情報の発信手を気にする
現在のインスタグラムは、情報が飽和していると言っても過言ではありません。情報の真偽は問わず、誰もが情報発信を行えるようになっているのが現状です。「インスタ映え」がトレンドだった時代から、現在の情報収集プラットフォームに移行する段階では、情報発信の主体など気にもされていませんでした。
しかし、ユーザーが情報の取捨選択をできないほど情報が溢れ返っている現在においては、「コンテンツの内容」と同じくらい「誰が発信しているのか」が重要視されています。なぜならば、溢れ返るほど存在する情報の中で、自分に適しているコンテンツなどわかるはずもないからです。
そのため、ユーザーが自分が情報を選択する軸の1つとして「誰が発信しているのか」、すなわち権威性を重要視するにようになっています。つまり、プロフィールの中に権威性を盛り込むことによって、ユーザーに安心材料を届けられるようになり、フォローしてもらいやすい状況を作り上げられるのです。
ユーザーの6割が女性であり、女性は感情で動く生き物である
インスタユーザーの6割近くは女性です。男性ユーザーの割合も徐々に増えつつありますが、未だ女性ユーザーが多いことに変わりはありません。
では、女性ユーザーにフォローしてもらうために必要なものとは何でしょうか。それが共感性です。女性は感情で動く生き物です。そのため、目の前にある事物や事象に対して感情を抱き、それに似た事物や事象と遭遇した際に、同じような感情を抱きます。
つまり、アカウントのプロフィールの中でも、何か共感できるような内容を盛り込んでおくだけで、そのアカウントに感情移入しやすくなり、初期接触でフォローされる割合が格段に跳ね上がるのです。
各構成要素を作成する上で使えるテクニック
権威性と共感性はInstagramのプロフィールを構成する上で、とても重要な戦略だと言えるでしょう。この段落では、それら戦略をさらに最大化するために使えるテクニックを、各構成要素ごとにご紹介いたします。
アカウント名、ユーザーネーム
アカウント名とユーザーネームは、アカウントの印象を左右する重要な要素です。Instagram内でのSEOもアカウント名やユーザーネームが参考にされていますし、いざコンテンツがリーチした際にもアカウント名やユーザーネームを見て「このアカウントは何を発信しているのか」が判断されています。
▼参考記事:インスタのユーザーネームは〇〇を意識して決定する!?変更する際の注意点を解説!
そのため、これら“名前“には、アカウントを象徴するような名前をつけるようにしましょう。また、メディア名をただ掲載するだけではなく、「何を発信しているメディアなのか」をアカウント名の中に盛り込むようにすると、さらに効果が見込めます。
みんせつ【みんなの節約】|家計・金融
誰でもできる節約術を発信@チーアップ
ズボラ美人@美容・健康メディア
まさに、このようなアカウント名が該当します。
プロフィール文章
プロフィール文章は、アカウント名だけでは伝えきれなかった情報を発信するために利用できます。また、上述した権威性と共感性を盛り込む場所としても活用できるのが特徴です。
プロフィール文章を作成する際には、以下の観点を意識しましょう。
・アカウントの運営者に関する情報が記載されていること
・アカウントで発信している情報が記載されていること
・ユーザーに実施してもらいたいアクションが記載されていること
これら3つの観点に、権威性と共感性を盛り込むことができれば、最高のプロフィール文章が完成します。優れたプロフィール文章はInstagram上にたくさん存在していますので、ぜひそれらを参考にし、いいプロフィール文章を作成してください。
▼参考記事:【フォロー率が大幅に向上⁉︎】Instagramのプロフィールの作り方と2つのコツを徹底解説!
プロフィール画像
プロフィール画像に求められるのは、「視認性の良さ」と「コンセプトの伝達度合い」です。Instagramのスマホアプリを開くとわかりますが、プロフィール画像は思ったよりも小さく表示されます。また、TwitterやLINEのようにプロフィール画像を拡大して閲覧することはできません。そのため、小さな状態でも何が描かれているのかを判断できる視認性の良さは外すことのできない要素なのです。
さらに、アカウントを印象付けるためにも、できる限りの情報(コンセプトやコンテンツ内容など)を伝達する必要があります。ただ文字を入れるだけ、ただ自社が利用しているロゴを入れるだけでは、アカウントの情報を伝えることができません。プロフィール文章やアカウント名と同様に、自分たちは何者で、何を発信しているのかが明確になるようなプロフィール画像を作成しましょう。
最終的なコンバージョンを生み出すために必要なこと
フォロワー数を増やすだけでは、本来達成しようとしている目的は実現できません。フォロワーとの関係性、コンバージョンへの動線など、さまざまな仕込みをしておく必要があるのです。この章では、最終的なコンバージョンを生み出すための、大まかな戦略について解説いたします。
フォロワー数を増やし切る
最終的なコンバージョンを生み出すためには、フォロワー数を1万人まで伸ばす必要があります。なぜならば、InstagramではURLを貼付できる箇所が3つしかなく、そのうちの最大流入が見込めるストーリーズは1万人を突破するまでは使用できないようになっているからです。
つまり、フォロワーとのコミュニケーションやコンバージョンまでの動線設計を実施していたとしても、ストーリーズにリンクを貼れなかったら、本来生まれていたであろう成果を取り逃がしてしまうことになり、大きな機会損失を発生してしまうことになります。
ですので、まずはフォロワー数を担保できるように、全力で運用していきましょう。フォロワーを増やすポイントは下記の記事にて体系的かつ網羅的に解説しております。
フォロワーとコミュニケーションを取り、関係性を向上させる
フォロワー数を担保していたとしても、獲得したフォロワーのエンゲージメントが低ければ、最終的なコンバージョンは獲得できません。そのため、日常的な運用の中でフォロワーとコミュニケーションを随時取っていき、フォロワーとの関係性を向上させておく必要があります。
▼参考記事:Instagramのストーリーズはフォロワーを増やす鍵!?7つの機能とコツを伝授!
フォロワーとのコミュニケーション方法はさまざまで、フィード投稿でのコメント機能やストーリーズの質問BOX、アンケートスタンプ、DMなど多様な形で実現可能です。具体的な施策の事例に関しては、SAKIYOMIが提供する【#勝手に分析シリーズ】にてご紹介しておりますので、ぜひご覧になってくださいませ。
▼参考記事:【#勝手に分析】オンラインダイエットコーチのインスタは、心理学の手法の宝庫でした。
コンバージョンまでの動線を設計する
フォロワー数をしっかりと担保し、関係性が構築されている質の高いフォロワーを獲得することができたら、いよいよコンバージョンまでの動線設計を考えていきましょう。Instagramの中でコンバージョンが発生するのは以下の4つのチャネルからのみで、特に効果が見込めるのがハイライトとストーリーズです。
・ストーリーズ
・ハイライト
・プロフィールリンク
・IGTVのキャプション
これら4つでしっかりとユーザーの消費行動を促すことで、単にリーチやフォロワーが伸びるだけでなく、売り上げまで作れるアカウント作りが可能になります。
具体的なハイライトの設計方法や活用事例に関しては下記記事にて詳しく解説しております。
▼参考記事:Instagramハイライトの使い方と3つの活用方法とは?
Instagramの戦略設計において、数値的な分析は絶対に必要
Instagram運用の戦略設計もいよいよ大詰めです。ここまで「コンセプト設計」「プロフィール設計」「コンバージョンまでの動線設計」と解説してきましたが、やはり重要になってくるのは、それら戦略が狙い通りに動いているのかを分析することです。
分析をする際に、多くの人はいいね数に注目します。しかし、アカウントが成長するのに最も大切なのはいいね数より保存数です。
保存数が多く保存率が2〜3%を超える投稿は発見タブに出やすくなります。上の画像の通り、投稿からのユーザー流入は発見タブからの流入が最も多いです。
発見タブに投稿が出て、閲覧数が増えるといいね数やフォロワー数はどんどん増えていきます。アカウントの分析を行う際は保存数や保存率を見て投稿の分析をするようにしましょう。
SAKIYOMIがこれまでに提供してきた以下の記事でも、数値分析の方法をご紹介してきましたので、ぜひご覧になってくださいませ。また、SAKIYOMIが独自に開発したInstagramマーケティングツール”SAKIYOMI”でも、アカウントの数値分析が可能ですので、ぜひそちらもご確認いただけますと幸いです。
▼参考記事:【最新版】Instagramのインサイトのプロの分析方法を徹底解説!
Instagramに関するマーケティングツールは世の中に多数存在していますが、それらは全てInstagramアプリのインサイトで閲覧できる情報を「ただ見やすくした」だけに過ぎません。
それとは対照的に、SAKIYOMIでは数値分析機能だけでなく、これまでプロが実践してきた運用メソッドをレクチャーしております。
SAKIYOMIメソッドとは、累計400万フォロワーの支援を通じて開発された、初心者でもプロさながらのアカウント運用が身につく独自メソッドです。
<SAKIYOMIメソッド>
・平均4.2ヶ月で1万フォロワーを達成!最も重要な「PECTサイクル」とは?
・競合と圧倒的な差別化を。本当は教えたくない、コンセプトの作り方
・たった1投稿で100万リーチを超える!SAKIYOMI式 バズ投稿作成の5STEP
まずは以下のリンクから詳しいサービス内容をご確認ください。
▼SAKIYOMIの支援サービスを詳しくみてみる
Instagramマーケティングで成功した企業の成功事例4選
ここまでで、Instagramの戦略におけるノウハウをご紹介してきました。
しかし、ノウハウを知っただけでは実際にどうすれば良いかまだイメージがついていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、本章ではInstagramを使って成功した企業の成功事例をご紹介します。
Lowrysfarm|動画を投稿したり合わせやすい服の情報を投稿するなど投稿を工夫しインスタからの集客に成功した好事例
施策概要
LOWRYSFARMは、大人の女性をターゲットに服やバッグなどのファッションアイテムを販売しているアパレルブランドです。集客をするツールとしてInstagramを採用しています。写真の投稿だけでなく、リール動画を投稿することによって写真での投稿では伝わらない着た時の服の動きやサイズ感をユーザーに伝え、どうしても写真だけでは不安というユーザーの悩みに答えました。ユーザーに服の詳細が分かりやすい投稿によってネット通販への集客に成功しました。
課題
・より多くの人にLowrysfarmの商品を知ってもらいたい
・ネットからでも安心して購入できるようにしたい
施策
・Instagramアカウント運用
・Instagramの投稿を写真だけでなく動画も入れることで、より服の詳細を分かりやすくした
結果
・Instagramのフォロワーが65万人を超え多くの人にLowrysfarmの認知度をあげた
・Instagramからの集客に成功した
アカウントURL
Lowrysfarmのアカウントはこちら
Relux|綺麗なホテルや旅館の写真に加えキャンペーン情報も投稿し旅行計画を立てる際に多くのユーザーに使われる有名宿泊予約サービスに
施策概要
Reluxとは、株式会社LocoPartnersが運営する会員制宿泊予約サイトです。Instagramを活用することで、具体的な旅行の計画を立てる前の段階から、旅行したいというユーザーの潜在的な需要へのアプローチをしています。さらに、テーマ別でアカウントを分けることでより細かいニーズに応えるような工夫を施しました。
課題
・旅行の計画をする前からReluxの宿泊施設に興味を持ってほしい
施策
・Instagramを活用し、Reluxの宿泊施設を見てもらうことで旅行計画をする際にReluxを連想させる
結果
・Instagramを活用することでユーザーの旅行需要を育てReluxの宿泊サービスとしての認知度を拡大した
アカウントURL
Rekuxのアカウントはこちら
なお、以下の記事ではホテル系アカウントのその他の成功事例や、フォロワーの伸ばし方を解説していますので、ぜひご覧ください。
インスタのホテルジャンルでフォロワーを伸ばす5つのテクニックと成功事例も紹介
SHIBUYA SKY|展望台からの綺麗な景色を投稿することでイベントの集客に成功
施策概要
SHIBUYA SKYは、地上約230mの場所から東京の景色が一望できる展望施設です。渋谷スクランブルスクエアとともにオープンした事で話題となり多くの人の興味を引きました。興味を持ったユーザーが来るようにSHIBUYA SKYからの景色や開園時間、イベントの実施情報までInstagramに投稿しています。
課題
・多くの人にSHIBUYA SKYからの景色の魅力を知ってもらい、実際に足を運んでもらいたい
施策
・InstagramでSHIBUYA SKYに行きたいと思うような景色やイベントの情報を投稿をする
結果
・Instagramでの集客に成功した
アカウントURL
SHIBUYA SKYのアカウントはこちら
LIPS|コスメの口コミだけでなく、美容に関する有益な情報を発信することでメイクや美容に関心のあるユーザーからの人気が跳ね上がった好事例
施策概要
LIPSは、国内No1を誇るコスメ・美容の口コミアプリです。集客にInstagramを採用し美容に興味のあるユーザーをターゲットとする美容アカウントを運用しています。ユーザーが飽きず、参考になる内容を投稿し多くのフォロワーを獲得しました。
課題
・LIPSのユーザーを増やしたい
施策
・Instagramで美容に関する役に立つ情報を発信
結果
・美容に興味のあるユーザーの集客に成功しました。
アカウントURL
LIPSのアカウントはこちら
なお、以下の記事ではコスメ系アカウントのその他の成功事例や、フォロワーの伸ばし方を解説していますので、ぜひご覧ください。
コスメ系のインスタ運用者必見!毎月1000人以上にフォローされる方法
SAKIYOMI|BtoBでも投稿の質が高くバズを連発
弊社SAKIYOMIのアカウント紹介です。アルゴリズムに基づいた運用でフォロワーを伸ばしつつ、定期的なインスタライブや質問型ストーリーズで親密度向上(フォロワーをファンにさせる)施策をしています。
インスタ運用ノウハウを紹介するというBtoBのニッチジャンルで2万フォロワーを達成したほか、平均4.2ヵ月で1万フォロワーを達成する「インスタ運用のプロ集団」のブランディングに成功しました。
課題
・toCの投稿が多いインスタ市場の中で、toB領域を展開し新たな可能性を開拓する必要があった
施策
・インスタのアルゴリズムに基づいた運用
・ユーザーをファン化させるインスタライブ
・滞在時間を延ばすためのリール投稿
・CVまでの導線設置
結果
・約6ヶ月で2万フォロワー
・50万リーチ/月
・インスタ運用のプロというブランド構築
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このように、弊社SAKIYOMIではInstagramのアルゴリズムに基づいた運用を行い、再現性高くフォロワーを増やしています。
アカウントの運用手順(戦略設計はどの段階で行うのか?)
ここまでご覧になった方の中には、下記のような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
「結局コンセプト設計やプロフィール設計はどのタイミングですればいいの?」
「アカウントを伸ばすためにするべきことって戦略設計以外にないの?」
そこで本章では、こういった方のためにアカウントの運用手順を戦略設計以外にも言及しながら解説します。
結論、アカウントの運用手順は以下の通りです。
- インスタ運用のゴールと目的を明確にする
- 自社ジャンルの成功事例を見つける
- コンセプトを設計する
- プロフィールを設計する
- 「保存率」「ホーム率」「プロフィールアクセス率」「フォロワー転換率」の4つの重要数値を上げる(コンバージョン施策も実施)
- 4つの数値を分析しながら日々PDCAを回す
詳しいアカウント運用手順に関しては以下の記事で解説しておりますので、ぜひご覧ください。
本当に参考になるインスタの企業アカウント11選!アカウントを伸ばす具体的6ステップも紹介!
ただ、ステップ5の4つの重要数値の改善は、アカウントを伸ばすために特に大切ですので、後章で解説します。
戦略設計以外で特に重要なのは、4つの重要数値を改善すること!
前章で紹介したように、アカウントを伸ばすためには「保存率」「ホーム率」「プロフィールアクセス率」「フォロワー転換率」の4つの数値を改善することが重要です。
この4つの数値が重要な理由なのは、どの数値もInstagramのアルゴリズムと深く関係のある指標であるからです。そもそもアルゴリズムとは、アカウントを伸ばすためのルールのようなもの。つまり、このアルゴリズムをハックすることで再現性高くフォロワーを伸ばすことができるのです。
アルゴリズムの理解有無による、フォロワーの伸びの違いは以下の通りです。
アルゴリズムをハックした方が、フォロワーをスピーディーに伸ばせていることが理解できるはずです。
ちなみに弊社SAKIYOMIが提供しているツールでは、この4つの重要数値を算出してくれます。
インサイトのようにたくさんの数字が表示されても、どの数値を見ればいいか迷ってしまうだけです。見るべき数値を絞って、課題の特定を効率化しましょう。
このツールの利用費用は月額1万円。1日約300円で作業が効率化されるのであれば、費用対効果は高いと言えるのではないでしょうか。
▼SAKIYOMIのツールを詳しくみてみる
まとめ
Instagramの戦略設計について解説してきました。まだまだ黎明期と呼ぶのがふさわしい企業のInstagram運用は、活用できる情報が乏しく、ましてや正しい戦略設計の方法など落ちているはずもありません。
今回の記事を通じて、Instagram運用の正しい戦略設計について少しでも皆さんのご理解が深まったのであれば幸いです。また、「この記事だけでは何をすればいいのかわからない」という担当者の方も一定数はいらっしゃるでしょう。
そのような方はまず、こちらのサービス資料をご確認ください。
御社がInstagram運用に挑戦でき、その挑戦が少しでも成功体験に変わるのを楽しみにしております。
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