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Instagramのプロアカウントをご存知でしょうか。Instagramのプロアカウントとは、一般的に使われている個人のアカウントとは異なり、広告出稿やフォロワーの分析などができるビジネスアカウントの事です。
この記事ではInstagramでプロアカウントにするメリットやデメリット、またプロアカウントにする手順や個人アカウントに戻す手順をご紹介します。
Instagramのプロアカウントについてよく知ることで、効果的にプロアカウントを活用することができるでしょう。
Instagramからの問い合わせやフォロワー数を増やしたいなど、ビジネスやお店の集客・宣伝にInstagramを活用したいという方は参考にしてください。
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InstagramのプロアカウントとはInstagramのアカウントのひとつで、Instagramが提供しているビジネス用ツールが使えるようになります。
プロフィール欄に問い合わせ先を表示できたり、Instagram広告の出稿ができたりと個人のアカウントでは使用できない機能が使えるため、Instagramで集客する際やビジネスに活用したい人におすすめのアカウントです。
インスタグラムの集客については下記で詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。
▼参考記事:【保存版】Instagram集客を成功させる3つのコツを徹底解説!
プロアカウントを設定することで企業とユーザーの連絡がスムーズに行えるようになります。
では、Instagramのプロアカウントに対して企業やユーザーはどのようなイメージを持っているのでしょうか。ここではInstagramのプロアカウントに対するイメージを企業側とユーザー側に分けて見ていきます。
Instagramのプロアカウントは、多くの人が利用しているInstagramでお店や商品の宣伝などを発信することで、多くのユーザーにリーチすることが可能です。また、無料で分析機能などのビジネスツールを使用することができます。
アカウントの運用に初期費用やランニングコストは不要のため、リスクが少なく手軽に始められるというイメージがあります。
Facebookが公表しているデータによると、Instagramでプロアカウントをフォローしているユーザーは80%に上ります。
インフルエンサーや著名人の写真や動画以上にブランドの写真や動画が見られていて、プロアカウントがユーザーの信頼感を作り上げるのに役立っていると考えられます。
企業のプロアカウントに対してInstagramのユーザーは大きな関心を寄せているようです。
出典:Instagramで新しいターゲット層を開拓するには|Instagram for Business
参照:https://business.instagram.com/blog/how-to-connect-with-new-audiences-on-instagram/
Instagramをプロアカウントにすることで、ビジネスに活用できる多くの機能が使えるようになります。ここでは、Instagramをプロアカウントにするメリットについて見ていきましょう。
インサイト機能とは年齢や地域、オンラインの時間などフォロワーに関する情報を知ることができる機能です。
また、投稿が閲覧された回数やウェブサイトのクリック数、エンゲージメント数などのデータも確認することができます。
インサイト機能を活用することで効果測定に役立つデータを得ることができるでしょう。
プロアカウントではプロフィール写真の下に何のお店やサービスかを示すカテゴリを表示することができます。
Instagramでは商品の写真だけでなく、イメージ写真をアップする場合もあるため、カテゴリが表示されているとユーザーにもわかりやすく親切です。
Facebookのページにリンクさせている場合には、同じカテゴリが表示されます。
Facebookページとの連携方法は下記をご覧ください。
▼参考記事:InstagramとFacebookは連携させるべき?連携方法とメリットを解説!
プロアカウントはInstagramのプロフィール欄にメールアドレスや電話番号などの問い合わせ先を表示することができるだけでなく、店舗への道順も表示することが可能です。
また、プロフィールの下に住所を表示することもでき、公開・非公開をそれぞれ選択することが可能なため、用途に応じて切り替えられます。
DMで同じような問い合わせを受ける度に同じ内容の返信文を作成するのは面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。
プロアカウントであれば作成した返信文をテンプレートとして保存しておくことが可能です。入力画面に表示される吹き出しマークをタップすればテンプレートと表示するショートカットを設定することができます。
設定しておけば、次からは文字の入力画面でショートカットキーを入力するだけでテンプレートを呼び出すことができるため、とても便利です。
InstagramのプロアカウントではDMのフォルダを「メイン」と「一般」にフォルダ分けすることができます。
メインフォルダに届くスレッドに返信したら一般フォルダへ移動させることで、未返信のものはメインフォルダに残るため、問い合わせ状況を一目で確認することができてとても便利です。
この他にも、プライベート用にメインフォルダを使用し、一般フォルダを仕事用に使用するなど用途に応じてフォルダを管理することもできます。
インスタグラムのDM機能に関しては、下記をご覧ください。
▼参考記事:インスタのDMは公開するべし!その理由と上手な活用方法!
Instagramのプロアカウントでは投稿を有料の広告として出稿することができます。広告を表示させる地域や年齢、性別などを細かく設定することで、ターゲットに向けて効果的に広告を送ることができます。
広告の活用方法や、その効果については下記の記事にて詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。
▼参考記事:【事例あり】Instagram広告の費用や効果を徹底解説!
FacebookビジネスページとInstagramをリンクさせ審査に通れば、フィード投稿やストーリーに商品のタグを貼ることができるInstagramショッピングを使用できます。
ユーザーが商品タグをタップすると商品を販売しているECサイトへ直接移動できるため、オンラインショップを開設している企業などにとって集客力アップのきっかけになるでしょう。
ショッピング機能を活用すれば、上手に収益を上げることができるので是非使用してみてください。
▼参考記事:Instagramのショッピング機能(Shop Now)でECサイトを連携可能に!導入方法を解説!
Facebookのページとリンクさせることで管理権限を共有することができるのもメリットです。
管理権限を共有することで、Instagramの更新を店舗のスタッフなどと分担することができるため、オーナーが多忙な場合などに役立ちます。
ここまでInstagramをプロアカウントにするメリットについてご紹介してきましたが、メリットがある一方で注意すべきデメリットもあります。
ここではInstagramをプロアカウントにするデメリットについて見ていきましょう。
Instagramをプロアカウントにすることで、アカウントを非公開にできなくなるのがデメリットです。プロアカウントに切り替えた段階でアカウントの鍵が外れるため、承認待ちになっているフォローリクエストは自動的にすべて承認されます。
フォローされたくないユーザーがいる場合は、アカウントをプロアカウントに切り替える前に拒否やブロックをしておきましょう。
Instagramをプロアカウントにすることで、連携したFacebookにしか投稿できないというデメリットがあります。
プロアカウントと紐づいているFacebookのページしかシェアできなくなるため、個人とビジネスで併用している場合には注意が必要です。
では、Instagramのアカウントをプロアカウントにするためには、どのようにすれば良いのでしょうか。ここからは、Instagramをプロアカウントにする手順についてご紹介します。
まずは、Instagramの個人アカウントにログインしましょう。Instagramのアカウントを持っていない場合には、まずアプリをインストールしてアカウント登録することが必要です。
アカウントを登録する際には、電話番号もしくはメールアドレスを入力し、アカウント名とパスワードを設定したら、最後にユーザー名を登録します。
個人アカウントにログインしたら、アカウントに関する設定を呼び出します。プロフィール画面を開き、画面右上にある三本線のメニューボタンをタップして設定画面へ移動しましょう。
プロフィール画面で右上の三本線のメニューボタンをタップすると、画面に「設定」や「アーカイブ」「アクティビティ」などが表示されます。
「設定」をタップして、設定画面を開きましょう。
「設定」ボタンをタップして設定画面に移動すると、さまざまな設定メニューが画面に表示されます。その中から「アカウント」をタップして、アカウントメニューを開きましょう。
「アカウント」をタップしてアカウントメニューに移動したら、さまざまなアカウントメニューが表示されます。表示されるアカウントメニューの中から「プロアカウントに切り替える」を選んでタップしましょう。
「プロアカウントに切り替える」をタップすると、チュートリアルが表示されます。
チュートリアルではプロアカウントで使用することができる機能などが紹介されるため、確認しながら「次へ」をタップしてチュートリアルを進めましょう。
チュートリアルが終わると、カテゴリ選択画面になります。表示されるカテゴリから該当するものを選んで、アカウントのカテゴリを設定しましょう。
ここで設定したカテゴリは、いつでもプロフィール画面から変更することができます。
カテゴリ選択画面で表示されるカテゴリからアカウントのカテゴリを設定すると、カテゴリをプロフィールに表示するかどうかを設定することができます。
カテゴリラベルに表示するかどうかを自分で選択して設定しましょう。
カテゴリラベル表示にするかを選んだら、任意で連絡先情報を入力しましょう。
ここでメールアドレスや電話番号などの連絡先情報を入力すると、プロフィールに連絡先が表示され、ユーザーがあなたに連絡できるようになります。
なお、入力した連絡先情報はいつでも編集したり削除したりすることが可能です。
連絡先情報を任意で入力したら、「Facebookとリンク」画面になるため「Facebookにログイン」を任意で開きましょう。
Facebookへのリンクは任意ですが、リンクすることでFacebookへクロス投稿できるようになったり、広告プロモーションやショッピングツールなどの機能を利用したりできるようになります。
続いて「ビジネス」または「クリエイター」から適した方を選びましょう。プロアカウントには「ビジネス」と「クリエイター」の2種類があり、どちらかを選択する必要があります。
どちらを選んでも使える機能や仕様に大きな差はありません。しかし、ビジネスアカウントのみ問い合わせボタン上に住所を登録することができます。
実店舗がある場合にはビジネスアカウント、それ以外はクリエイターアカウントを選ぶと良いでしょう。
「OK」を押せばプロアカウントへの切り替え完了です。
この際、Instagramのアカウントを非公開にしていると、最後に注意事項としてプロアカウントに切り替えると非公開アカウントにできないため承認待ちのフォローリクエストが自動的に承認される旨が表示されます。問題がなければ「OK」を押して切り替えを完了しましょう。
「OK」を押すとプロアカウントで利用できる機能が表示されるため、チェックしておいてください。
Instagramのプロアカウントは、いつでも個人アカウントに戻すことができます。しかし、プロアカウントから個人アカウントに戻すと、インサイトデータは削除されてしまうため注意が必要です。
ここではInstagramを個人アカウントに戻す手順についてご紹介します。
Instagramのプロアカウントを個人用アカウントに戻すために、まずプロフィール画面の右上にある三本線のメニューボタンをタップします。
メニューボタンをタップして、メニューの中から「設定」を選択しましょう。
設定画面が開けたら、メニューの中から「アカウント」をタップしてアカウント画面を開きます。アカウントメニューの中から、「アカウントタイプを切り替え」を選択してタップしましょう。
アカウント画面を開き、メニューの中から「アカウントタイプを切り替え」を選択すると、「個人用アカウントに切り替える」と「クリエイター(ビジネス)アカウントに切り替える」の選択画面が表れます。
「個人用アカウントに切り替える」を選ぶと、個人アカウントに切り替え完了です。
なお、先述した通り個人アカウントに切り替えを行う度にインサイトデータが初期化されてしまうため注意しましょう。
Instagramのプロアカウントに切り替えるとInstagramが提供しているビジネスツールが使用できるようになります。
ビジネスツールの中でもインサイト機能が使えるというのが重要なポイントです。インサイト機能を使用すると、どんなユーザーがどんな投稿を見ているのか、その投稿を見てどんな行動をしたのかがわかります。
ここでは、インサイト機能でわかることについて詳しく見ていきましょう。
Instagramのインサイトのコンテンツではフィード投稿とストーリーズを見たアカウントの数を見ることが可能です。
「すべてを見る」をタップすれば過去のフィード投稿やストーリーズを見たアカウント数を個別に見ることもできます。ただし、コンテンツで見ることができるのはプロアカウントに切り替えた後のデータのみです。
インサイト機能ではインプレッションという、自分の投稿がタイムラインに表示された回数も知ることができます。
リーチしたアカウント数とインプレッション数が大きく異なる場合には、1人のユーザーが繰り返し投稿を見ていると考えられるため、なぜ繰り返し投稿を見ているのか、その理由を把握することが大切です。投稿が面白いなどの理由の場合は気にする必要はないでしょう。
また、商品に関する投稿にも関わらずリーチ数とインプレッション数に大きな差がある場合には、投稿された商品に魅力を感じているものの、ユーザーが購入を躊躇っている原因があると考えられます。
リーチ数とインプレッション数は違うものなのでその意味をしっかりと把握しておく必要があります。
▼参考記事:Instagramのリーチとは?インプレッションとの違いと伸ばす2つの秘訣を解説!
プロアカウントのインサイト機能を使えば自分の投稿に対するユーザーの行動歴を知ることができます。
これはアカウントアクティビティという項目で表され、「プロフィールへのアクセス」や「ウェブサイトのタップ数」、「[メールを送信]ボタンのタップ数」、「[電話する]ボタンのタップ数」の合計です。
そのままでも十分参考になるデータですが、リーチ数は多いのに行動数が少ない場合にはユーザーへの誘導が十分に機能していない可能性があることもわかります。
Instagramのショッピング機能などを活用して、誘導の手段を増やしてみるなどの対策を打ちましょう。
Instagramのインサイト機能を利用すると、コンテンツのインタラクションで自分の投稿に対するリアクションの合計を知ることができます。
投稿に対して「いいね!」や「保存」「シェア」「コメント」など、どんなリアクションをしてくれたかの合計数や内訳を見ることが可能です。
Instagramをビジネスで利用する場合は、シェアを意識して投稿することで売り上げのアップにつながります。ユーザーがどんな投稿を保存して、シェアするのか傾向を知るために役立つでしょう。
投稿のリーチ数を増やす際には、保存率の増加がかなり重要になります。どうすれば保存してもらえるのかという観点で投稿作成をしましょう。保存率が重要な理由は下記の記事にて解説しております。
▼参考記事:インスタグラムの保存数がバズの鍵!?4つの伸ばすコツを解説!
Instagramのインサイト機能では、フォロワーが100人以上いる場合、オーディエンスでフォロワーの情報を見ることができます。オーディエンスではフォロワーの年齢や性別だけでなく閲覧エリアなどの詳細を知ることが可能です。
オーディエンスを見るために100人以上のフォロワーがいることを条件としているのは、ユーザー個人が特定されないようにするためだけでなく、データとして有効になる母数が必要だからでしょう。
フォロワーの情報を見ることで、フォロワーがターゲットとしている層に合っているかを確認することができます。
インサイト機能の詳しい使い方は下記の記事にてさらに詳しく解説しております。インスタ運用する際にはインサイト機能の活用が必須になりますので是非ご覧ください。
▼参考記事:【2021年完全版】Instagramインサイトの見方と分析方法をプロが徹底解説!
Instagramのプロアカウントについてご紹介して来ましたがいかがでしたでしょうか。Instagramをビジネスで利用する場合、プロアカウントにはフォロワーの分析やショッピング機能、広告出稿ができるなどさまざまなメリットがあります。
この記事を参考にInstagramのプロアカウントについて知り、活用してみてください。
しかし、プロカウントの切り替えただけではInstagram運用は上手くいきません。成果を出す運用をするには、Instagramのアルゴリズムの理解が欠かせません。
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▼参考記事:Instagramの教科書
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