インスタのDMは公開するべし!その理由と上手な活用方法!


「InstagramのDMを非公開にしている企業アカウントは、どういう意図?」

「InstagramのDMを非公開にするメリットって?」

企業アカウントには、InstagramのDMが非公開になっているものを散見します。SNSで、あえてコミュニケーションを封じることに疑問を感じる担当者は多いのではないでしょうか。

さまざまな企業さまのInstagramの運用を任される私の元にも、DMの公開の是非を相談される方は非常に多いです。

そこで今回は、InstagramのDMを送る方法から非公開にする方法、なぜ非公開にするのかを徹底的に解説いたします。

これを読んでいただければ、InstagramのDMを有効に活用し、運用を成功させるきっかけを掴んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

InstagramのDMとは何か?なぜ企業アカウントはDMを閉じるのか?

InstagramのDMの基礎知識からおさらいしましょう。

DMとは?

DMはDirect Messages(ダイレクトメッセージ)の略語です。公式には「Instagram Direct」ですね。Instagramに限らず、さまざまなSNSで実装されています。Twitterはメッセージ、Facebookはmessengerがこれに当たります。

公の場でコミュニケーションを行うことを目的に作られたSNSの中で、個別に会話をする目的で生まれたのがDMです。

InstagramのDMは、フィード画面の右上にある吹き出しのマーク、もしくはアカウントのプロフィール画面にある「メッセージ」から利用できます。

企業アカウントがDMを閉じている理由について

冒頭でもお伝えした通り、企業アカウントや有名人のアカウントは、DMを非公開にしている場合が多いです。その理由を2つご紹介いたします。

ちなみに、非公開にしている場合、メッセージの送信はできますが、相手にはそれが届きません。今記事ではその状態を「DMの非公開」と定義しています。Twitterのように、DMの送信すらできない状態にはできませんので、ご注意ください。

迷惑なメッセージが来るから

著名人や芸能人に多いのは、この理由でしょう。いいメッセージもたくさん届きますが、アンチからのメッセージも非常に多いです。

Twitterでは、こういったアンチからのしつこいDMやコメントによって、深刻な社会問題にまでつながることも多々あります。それらを事前に回避するために、あらかじめ非公開にしているケースが多いです。

対応にも工数がかかるから

企業にある程度の認知度がある場合は、この理由が多いでしょう。企業の公式アカウントには、とにかく莫大な量のコメントが寄せられますので、その対応を削減するためです。

企業のHPに備わっているお問い合わせフォームにも、消費者からの声がものすごく寄せられているそうです。それをSNSでも実施するのは、工数がかかりすぎてしまうため、非公開にするという理由ですね。

Instagramのメッセージを非公開にすることは、運用において正解なのか?

InstagramのDMの非公開は、「Instagramの運用を成功させる」という観点から見ると悪手です。以下の3つの理由から説明します。

ユーザーからの生の声が手に入る

まず、インスタグラムのDMは、ユーザーからの生の声が手に入る貴重な場所です。消費者のデータを集めることは非常に困難です。街頭インタビューをすることもありますし、データの売買が行われることもあります。

しかし、そんな消費者の声をDMでは簡単に手に入ります。会社のマーケティングに利用するのもアリですが、ユーザーがどんな投稿や情報発信を望んでいるのかを知る機会にもなりますので、運用においては非常に重要な情報源と言えるのです。

何かとDMを使う機会はある

実は、Instagramの運用を進めていくと、DMを利用する機会が多いことに気がつきます。例えば、キャンペーンの当選報告であったり、インフルエンサーへの声かけ(仕事の依頼)であったり。アンケートも実施できますね。

InstagramのDMの機能は、Facebookのメッセンジャーに近いので、グループ(group)を作成してオンラインのMTGも開催できます。メッセンジャーとの違いは、専用のアプリの有無やPCでのビデオチャットの可否ですね。メッセンジャーは専用のアプリがインストール(download)できますし、PCからビデオチャットもできます。

とはいうものの、ブラウザ版のInstagramはどんどん改良され、投稿(2017年)、DM(2019年末)が解放されています。

つまり、便利なんです。

InstagramのDMはシグナルである

この理由がかなり重要です。InstagramのDMはシグナルと呼ばれる、「アカウント同士の親密度を高めるアクション」の1つに数えられています。

親密度とは「アカウント同士の関係性」のことを指します。Instagramのアルゴリズムの中で、この親密度は非常に重要な役割をもちます。最たる例は、フィードやストーリーズの表示順です。

Instagramのフィードは、親密度の高さに応じて表示順を決定しています。つまり、親密度が高いアカウントの投稿ほど、頻繁に見られる可能性が高まるということです。そして、その親密度を高めるために重要なのがシグナルで、DMはシグナルの1つなのです。

他のシグナルに関しては、また別の記事で紹介します。

これら3つの観点から、InstagramのDMは「公開したほうがいい」と言えるのです。

InstagramのDMを公開することは、フォロワー増加につながる

前の章に続き、親密度について少し考えを深めていきます。

親密度が高まると、フォロワーのフィードやストーリーズに優先的に表示されるようになります。優先的に表示されるメリットは、ユーザーが投稿に対してエンゲージメント(いいねやコメント、保存など)をする機会が生まれることです。

Instagramのアルゴリズムにおいて、どれだけのユーザーにエンゲージメントされたか(エンゲージメント率)は非常に重要な役割を持っています。なぜならば、エンゲージメント率の高い投稿ほど、発見欄やハッシュタグの人気投稿で、フォロワー外のユーザーにレコメンドされやすいからです。

レコメンドされるということは、多くのユーザーの目に触れる機会を得られるということ。すなわち、リーチを獲得できるということです。リーチを獲得するということは、フォロワー外のユーザーに、自社アカウントをフォローする機会を与えるということにつながります。

つまり、InstagramのDMは、フォロワー増加という運用のゴールにまで繋がっているのです。

今回は大まかなロジックだけをお伝えしましたが、詳細はこちらの記事に書いていますので、ぜひご覧になってください。

DMに関する操作方法まとめ

では、InstagramのDMに関係する操作を解説します。

DMを送る方法、見る方法

他のユーザーにDMを送るには、以下の方法があります(DMの見方も同様)。

1.「フィード画面の紙飛行機(右上)→ペンのマーク(右上)→送りたいアカウントを選択→メッセージを入力→送信」

2.「メッセージを送りたいアカウントのプロフィール画面→メッセージ→メッセージを入力→送信」

3.「PC(パソコン)でブラウザ版のインスタグラムにログイン→紙飛行機のマーク→メッセージを送信→入力→送信」

DMの中では、テキスト以外に以下も送れます。

・画像や動画(その場で撮影も可)
・ボイスメッセージ
・GIF
・いいね(ハートマーク)

また、送られてきたメッセージをダブルタップすると、メッセージに「いいね」が付けられます。

送信したDMの消し方

DMを間違えて送信してしまった場合、送信履歴ごと削除可能です。

「送信したDMを長押し→送信を取り消す」

これで送信したメッセージが消え、相手には見れないようになります。相手が閲覧していない状態であれば、通知も届きません。

DMを非公開にする方法

DMを非公開にする方法は、以下の手順です。

「プロフィールのメニューバー→設定→プライバシー設定→メッセージ→Instagramでのフォロワー→リクエストを受信しない」

これを設定することで、メッセージを非公開にできます。ただし、ここでの非公開は、自社アカウントがフォローしていないアカウントからのDMを受け取らないようにするための方法です。フォローしているアカウントからのDMは届きます。

ビデオチャットを利用する方法

InstagramのDMでは、ビデオチャットも利用できます。やり方は以下の通りです。

1.「メッセージ画面を開く→カメラのマーク(右上)→ビデオチャットをするアカウントを選択→開始」

2.「DMをやりとりする画面を開く→カメラのマーク(タップしたら開始します)」

2の方法はカメラマークをタップしたらすぐにビデオチャットが開始しますので、しっかりと準備をした上で進めてください。

上手に活用する方法は?

Instagramの運用における、DMの上手な活用方法を解説いたします。

クイック返信を活用するべし!

クイック返信は、定型文を即座に送信できる機能です。機械的なメッセージのやりとりであれば、定型文を活用して効率化を図りましょう。なお、クイック返信はビジネスアカウントでなければ利用できません。

設定方法は以下の通りです。

「プロフィールのメニューバー→設定→ビジネス→クイック返信→新しいクイック返信」

任意のメッセージとショートカットを入力してください。どちらも入力が完了したらチェックマークをタップ。これでクイック返信の設定は完了です。

実際に利用する際は、以下の流れで進めてください。

「メッセージの画面→+(右下)→吹き出し→送信したいクイック返信を選択」

また、入力欄に設定したショートカットを入力しても、クイック返信は表示されます。

一般とメインを使い分けるべし!

InstagramのDMには「一般」「メイン」の2つのフォルダーが用意されています。これらを上手に使い分けると、DMのやりとりが整理されます。

例えば、インフルエンサーの連絡はメイン、フォロワーとのやりとりは一般、といった形です。

メッセージをフォルダ間で移動するには、「メッセージを長押し→〇〇フォルダーに移動」です。

フラグを使いこなすべし!

InstagramのDMにはフラグ機能もついています。まだ既読をつけていないメッセージや、絶対に返信をしないといけないメッセージを識別するために利用しましょう。

フラグもフォルダ移動と同様、「長押し→フラグ」を選択すると、メッセージ右上に三角のマークがつきます。見落としが格段に減ります。

フォロー外からのDMは見落としがち!気をつけるべし

フォロー外からのユーザーからDMが送られてくると、「リクエスト」という形でメッセージが表示されます。

リクエスト状態のメッセージを開くと、画面下部に以下の選択肢が表示されます。

・ブロック

・削除

・承認

ブロックをするとそのアカウントをブロック、削除をするとメッセージが削除、承認をするとメッセージのやりとりができるようになります。なお、リクエスト状態のメッセージを読んだとしても、既読はつきません。

リクエストのメッセージは見落としがちですので、注意しましょう。

まとめ

DMも含め、Instagramの運用では、注意を向ける場所が多数存在しています。

細かいことですが、DMの対応やコメントへの返信、いいねなど、地道にフォロワーとコミュニケーションをとっていくことが、フォロワー増加への近道なのです。

しかし、1人での運用は本当に厳しいでしょう。さらに、SNSの運用担当者は他の業務と並行して、投稿業務などを実施している方が大半です。頭が上がりません。

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