SNSで集客をするメリット・デメリットとは?実は向き不向きがあるInstagram集客を徹底解説!


「SNSで集客をしたいが、できるものなんだろうか?」

「Instagramでの集客を検討しているが、メリットがよくわからない。」

マーケティングを担当している方であれば、SNSの集客は視野に入りますよね。その際に、より多くのユーザーにリーチさせたいからと言って、リツイートができるTwitterを選択してしまう方が非常に多いです。

しかし、Instagramでの集客にはかなりメリットが存在します。加えてInstagramには相性があり、Instagramと親和性の高い企業はTwitterをも凌ぐ拡散力を発揮します。

私はさまざまなインスタアカウントを運用してきましたが、Instagramを利用した集客には向き不向きがあることを発見しました。そして集客に向いている企業であれば、利用するメリットはさらに大きなものとなるでしょう。

そこで今回の記事では、Instagram集客を検討しているマーケティング担当者さまのために、以下の内容をお送りいたします。

・Instagram集客のメリット/デメリット
・Instagram集客に向いている企業/向いていない企業

最後まで記事を読んでいただければ、御社が集客をするメリット/デメリット、そしてInstagramを利用するべきか否かがわかりますのぜひお付き合いくださいませ。

Instagramでの集客がおすすめ!使うべきメリット6選。

ではまず、インスタグラムを利用した集客のメリットをお伝えします。

無料で手軽に情報を発信できる。

Instagramは誰でも無料で利用できます。公式アカウントや企業アカウント(ビジネスアカウント)の開設にもお金はかかりませんし、月額料金が発生するわけでもありません。アプリをインストールするだけで、誰でも利用できるのです。

SNS以外の方法で集客するのであれば、たいていは費用がかかります。例えばGoogleでのリスティング広告、オフラインイベントの開催などです。

Instagramでも広告を利用すれば費用はかかるものの、通常の運用をするのであれば費用は必要ありません。費用をかけずに、自社の思うように情報発信ができる点は、Instagram集客の大きな利点と言えるでしょう。

多くのユーザーにアプローチできる。

日本におけるInstagramのMAU(月間アクティブユーザー数)は3300万人です。単純計算で、日本人のおよそ4人に1人がInstagramを毎月利用していることになります。またインスタの中には、ストーリーズ機能と呼ばれる、世界で毎日4億人が利用する機能もついています。

その中でも若者層の利用率は50%を有に超え、今後はさらに利用者数を伸ばしていくでしょう。つまり、Instagramには巨大な母集団が存在し、多くのユーザーにアプローチできるということです

多くのユーザーにリーチさせるためには、Instagramのアルゴリズムを理解し、それに沿った運用をしなければなりません。リーチ数を増やす方法を記した記事を用意してありますので、ぜひそちらもご覧ください。

ハッシュタグ検索で商品・ブランドを見つけてもらえる。

Instagramには「ハッシュタグ」という投稿にキーワードを付与する仕組みがあります。ハッシュタグはInstagram上で検索でき、ユーザーはハッシュタグ検索で好みの投稿を探すことが可能です。自分がよく検索するハッシュタグはフォローして、フィードに表示させることも可能です。

また、投稿に記載されているハッシュタグから検索も可能なため、他の投稿から自アカウントへ流入する可能性もあります。ハッシュタグを有効活用することで、自社の認知度向上をさらに加速させることができるのです。

視覚的効果が高い。

Instagramの特徴は、ビジュアルメインでの情報発信が可能な点です。画像や動画を利用して情報発信ができるため、商品やサービスの詳細なイメージをユーザーに想起させることができます。

ユーザーは商品やサービスを実際に利用している姿がイメージできた場合に限り、消費活動を行うモチベーションが働きます。そのため、Twitterのようにテキストがメインの情報発信よりも、Instagramのようにビジュアルがメインの情報発信のほうが消費行動に繋がりやすいと考えられます。

ユーザーと常に交流できる。

SNSの魅力は双方向のコミュニケーションが行える点です。

投稿にはコメントやいいねが付き、DMで生の声を聞けます。そのため、一次情報を獲得しやすく、フォロワーの反応を随時チェックできます。

マスメディアやポスター、ネット広告などは一方向性のコミュニケーションしか行えず、情報発信に対するフィードバックに一定の時間がかかります。フォロワーと常に交流できる点も、Instagram集客を行う利点と言えるでしょう。

ググるよりタグる時代

従来の情報収集の方法と言えば、Googleで検索する(ググる)こと以外にありませんでした。しかしInstagramが2012年に誕生し、多くのユーザーに利用されるようになった2020年現在では、その様子に変化が見られます。

若年層の中で、Instagramのハッシュタグ検索を利用して情報収集を行う動きが出始めたのです。行ってみたいカフェや気になっているコスメの情報を集める際がわかりやすいでしょう。ハッシュタグ検索にて「#〇〇カフェ」や「#〇〇リップ」と入力すれば、すでにカフェやコスメに触れている方の情報を得ることができます。

これらの動きは、ググるから派生して「タグる(ハッシュタグで検索する)」と呼ばれており、Instagramを利用する女性の半数がタグる経験をしているというデータもあります。

つまり、若者の活動主体がSNS上、さらにはInstagram上に移動していることも考えると、Instagramでの集客はメリットが大きいと言えるでしょう。

SNS集客のデメリットを3つ紹介。ただし、全てカバーできる可能性も!

さまざまなメリットのあるInstagram集客ですが、デメリットはあるのでしょうか。デメリットと思われる3点を解説します。

顕在層だけにアプローチできない。

ユーザーを関心度に階層分けをした際に、特定の層にだけアプローチすることはできません。マーケティングにおいてユーザーの関心度は、以下の3階層に分類されます(一例です)。

①顕在層(すでに商品のことを認知しており、中にはリピートしているユーザーもいる層)

②検討層(すでに商品のことを認知しており、競合製品と比較検討している層)

③潜在層(商品のことを認知していないが、商品に対するニーズは持ち合わせている層)

リスティング広告のように、ターゲットを細かく絞って広告表示をする媒体では、特定の層に絞ってアプローチすることが可能です。一方で、Instagramの場合は全ての層に対して同じ内容のコンテンツ提供しかできません。

しかしまた裏を返せば、「全てのユーザーに対してアプローチができる」という強みにも捉えられるため、一概にデメリットと言い切ることは難しいでしょう。

BtoBの事業に活用しにくい。

法人向けのサービスや商品を発信するには、Instagramは向いていないでしょう。

その理由としては、Facebookのようにビジネス用として利用するユーザー数が少ないからです。徐々にそういったサービスの広告も散見されるようになっているものの、十分とは言えないでしょう。

しかし、企業によっては採用目的でInstagramの企業アカウント(ビジネスアカウント)を開設する動きも出ており、今後はさらにInstagram活用も活発化していくと考えられます。

いずれ、HPを全ての企業が持つように、インスタグラムでビジネスアカウントを企業が必ず保有する時代が来るかもしれません。

ノウハウやナレッジがない状態で運用しても、効果が出るまで時間がかかることが多い。

Instagramを利用した集客は、さまざまなメリットを持つ一方で、そのノウハウやナレッジを持っていなければ成果を出すことは難しいでしょう。

SNSのトレンドは移り変わるのがとても早く、常にInstagram上の動きを追い続けなければなりません。

そのため、他の業務と並行して行われる企業のInstagramアカウントの運用は、おざなりになってしまう傾向があります。しかし、一度運用を始めたのであれば、成果が出るまで続けたいですよね。

そんな担当者の方々のために、企業がInstagramを運用する上で必要な心構えやノウハウをすめ込んだ記事がありますので、こちらもぜひ参考にしてください。

こんな企業はInstagramを使おう!インスタ集客に向いている企業とは

Instagram集客のメリット/デメリットをご理解いただいた上で、ここからはInstagram集客に向いている企業を紹介していきます。

若年層や女性をターゲットとした商品・サービスを扱っている企業。

若年層や女性をターゲットにした商品やサービスを扱っている企業は、Instagram集客に向いていると言えます。

上述したように、若者のInstagram利用率は5割を超えています。また、2019年にFacebookが発表したデータによると、利用者のうち43%が男性、57%が女性という結果が出ています。徐々に男女比率の差は縮まっているものの、やはり女性の方が利用者は多いことがわかります。

これらの理由から、若年層や女性をターゲットにしている企業は、Instagramでの集客に向いているため、積極的に活用していきましょう。

アパレル、美容、食品(飲食)、観光、不動産などフォトジェニックな商材を扱う企業。

写真映え(フォトジェニック)する商材を扱っている企業も、Instagramを利用した集客に向いていると言えます。

「インスタ映え」という言葉が2017年に流行語大賞を獲得しました。インスタ映えとは、Instagramに投稿する写真が見映えすることを指します。

現在、Instagramのトレンドはインスタ映えから移行しつつあります。しかし、インスタ映えしている投稿のウケが悪いかと言われれば、決してそのようなことはありません。

アパレルや美容、食品(飲食)、観光、不動産といったジャンルは、写真映えする可能性が非常に高く、Instagramでの集客に有利と言えるでしょう。実際にビジネスアカウントの成功事例として上がっているのは、これらの企業であることが多いです。該当ジャンルの企業は、マーケティングも兼ねてインスタグラムの運用をおすすめします。

ECサイト(ネットショップ)を運営している企業。

ECサイトを運営している企業も、Instagramでの集客に向いていると言えます。

なぜならば、Instagramには「ショッピング機能」がついているからです。ショッピング機能とは、Instagramの投稿とECサイトを紐付け、気に入った投稿から直接ECサイトへ遷移できる機能です。

つまりInstagramで商品の比較検討をし、そのまま購入まで行える導線が完成されているということです。

アカウント自体をカタログのように利用でき、販促から販売まで全てカバーしているため、ECサイトを運営している企業はInstagram集客を利用した方がいいででしょう。

Webメディアを活用して集客している企業。

webメディアを運用している企業も、Instagramでの集客に向いています。

Instagramのトレンドについて触れましたが、インスタ映えの次のトレンドは「情報を得られて、保存する価値のある投稿」と言えます。具体的には、節約術や投資、料理、保険などです。

これらは元来、webメディアに掲載され、Google検索にて情報収集していた類のものです。しかし、情報収集の舞台がInstagramに移行し始め、写真だけでなくテキストを画像化したコンテンツも受容されるようになってきました。

Instagramの投稿枚数は最大10枚で、一つの投稿の情報量には限りがあります。そのためInstagramでユーザーの興味を惹き、「その続きはwebメディアにて」という誘導のために使うのが良いでしょう。

webメディアの多くはSNSを活用していますが、インスタグラムを活用している企業はまだまだ少ないです。しかし、webメディアとInstagram集客の相性はとてもよく、メディアを運用している企業であれば積極的に活用しましょう。

今はインスタを利用しない方がいい企業。しかしいずれは?

では最後に、Instagram集客には向いていない企業を紹介して、記事を締めます。

ただし、向いていないからといってInstagramを利用して失敗するということではないため、もし運用を考えている企業様があればぜひお声がけくださいませ。

60歳以上をターゲットとした商品・サービスを扱っている企業。

高齢者をターゲットにした商材、特に60歳以上をターゲットにしている企業は、Instagramでの集客は向いていないでしょう。

理由は明白で、60歳以上のユーザー数が極端に少ないからです。60歳以上の利用率は12%に留まり、Instagramで発信することは賢明と言えません。フォロワー数の増加も見込めません。

そのため、高齢者向けの商材を扱う企業は、Instagramでの集客はやめる方が賢明だと言えます。

企業向けの商材(BtoB)を扱っている企業。

デメリットでも紹介しましたが、法人向けの商材を扱う企業はInstagramでの集客は向いていません。

こちらも理由は明白で、ビジネスのためにInstagramを利用する企業数が現状だと少ないからです。また、企業アカウントの数は増えている一方で、どの企業アカウントもフォロー数を増やそうとはしません。そのため、必然的に法人向けアカウントのフォロワー数は伸びないこととなり、認知度を高められないでしょう。

しかし、企業のInstagram運用は徐々に一般化してきています。一概に「うまくいかない、向いていない」とは言い切れなくなっていますので、ぜひ一度ご相談いただけると幸いです。

まとめ

Instagramを利用した集客に関して、理解を深めていただくことはできましたか?

Instagramでの集客にはコストがかからない一方で、広範囲にリーチさせることができます。「ググるからタグる」へ時代が移り変わろうとしているため、今後さらにInstagramでの顧客獲得争いは激化していくでしょう。

また、記事中ではInstagram集客に向いている企業、そうではない企業という紹介の仕方をしました。もし、Instagram運用を検討している担当者様、もしくはInstagramで集客を行うにはどうしたらいいのかお悩みの担当者様がいらっしゃいましたら、気兼ねなくお声がけください。

加えて、企業のジャンルに合わせたInstagramの活用方法もご紹介していますので、興味がある方はこちら方どうぞ。

当メディアでは、フォロワーの増やし方や、リーチ数の伸ばし方のノウハウについてご紹介しています。ぜひ他の記事も参考にしてみてください。

また、webセミナーやアカウント分析ツールの提供も行っていますので、そちらもぜひよろしくお願いします。


ABOUTこの記事をかいた人

アバター

2019年11月に株式会社Radixに入社。就活支援事業部にてCA・法人営業を経験したのちに、Instagram運用支援事業(SAKIYOMI)の立ち上げ時にジョイン。計4アカウントのInstagram運用を行い、その後マーケティング領域の立ち上げを行う。現在はマーケティングの責任者として、幅広く活動。Twitterでも、ノウハウを積極的に発信中。フォロワーは現在約6000人。