「Instagramのビジネスアカウントって何?ビジネスアカウントに切り替えたら、どんないいことがあるの?」
Instagramをビジネスに活用する中で気になるのが「ビジネスアカウント」。日常生活でInstagramを利用していても、間違いなく触れない単語です。
しかし、いざ会社でInstagramの運用が決定し、Instagramを通じて成果を上げるのであれば、ビジネスアカウントに切り替えるのは必須です。
そこで今回は、ビジネスアカウントに切り替える方法と、切り替えるメリットを解説していきます。
記事中には詳細な別記事のリンクも多数貼っておきますので、そちらも参考に読み進めてみてください。
Instagramのビジネスアカウントとは
InstagramのビジネスアカウントとはInstagramのアカウントのひとつで、Instagramが提供しているビジネス用ツールが使えるようになります。
プロフィール欄に問い合わせ先を表示できたり、Instagram広告の出稿ができたりと個人のアカウントでは使用できない機能が使えるため、Instagramで集客する際やビジネスに活用したい人におすすめのアカウントです。
インスタグラムの集客については下記で詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。
▼参考記事:Instagram集客の流れと鉄則を全14ステップで徹底解説!8つのメリットも紹介!
プロアカウントを設定することで企業とユーザーの連絡がスムーズに行えるようになります。
ビジネスアカウントと個人アカウントの違い
ビジネスアカウントと個人アカウントとの相違点は、ビジネスプロフィール・インサイト・広告出稿の3点が挙げられます。まず、ビジネスプロフィールでは企業情報をプロフィールに追加でき、ユーザーにアカウントから直接問い合わせをしてもらうことが可能です。
またインサイト機能では、投稿ごとのリアクションや表示された場所、フォロワーの属性などが確認できます。最後に広告出稿ですが、Instagram広告を利用することで、フォロワー以外のユーザーにも投稿を宣伝できるようになります。
このようにビジネスアカウントには宣伝や集客に役立つツールが用意されているところが、個人アカウントとは異なる点となります。
Instagramをビジネスアカウントにする前に知っておくべきこと5つ
Instagramのビジネスアカウントを運用する際は、個人アカウントとは異なる部分があるため、留意しておくべきことがあります。
ここからは、Instagramをビジネスアカウントにする前に知っておくべきことを5つ紹介していきます。アカウントの信頼性にも関わるポイントとなるため、ぜひ参考にしてみてください。
- 非公開アカウントにできない
- 詳細設定を確認しておく
- 利用規約を遵守する
- ビジネスアカウントを解除するとそれまでのインサイトが閲覧できなくなる
- 連携したFacebookにしか投稿できない
非公開アカウントにできない
Instagramのビジネスアカウントは、非公開にできないという点についても留意しておきましょう。 ビジネスアカウントは集客や販促が目的であるため、個人アカウントとは異なり、非公開アカウントにできません。
そのため、アカウントの準備段階では個人アカウントとして非公開にし、テスト投稿や設定を行うと良いでしょう。
詳細設定を確認しておく
Instagramのビジネスアカウントを運用する際は、詳細設定を確認しておきましょう。ビジネスアカウントでは、誹謗中傷によるイメージダウンやアカウントの乗っ取りを防ぐため、細心の注意を払う必要があります。
そのためプライバシー設定により、二段階認証などのセキュリティ強化や、フィルター設定などのスパム対策をしておくことが重要です。
また、広告を利用する際は、支払いの失敗による広告アカウントの停止を防ぐために、支払い設定についても確認しておきましょう。
利用規約を遵守する
Instagramのビジネスアカウントを運用する際は、利用規約を遵守しましょう。Instagramでは利用規約が設けられており、規約違反を繰り返すと、アカウント停止やコンテンツ削除などの利用制限に繋がる可能性があります。
例えば、最近では規約改定により「フォローやいいねの見返りとして景品、現金を提供する行為」が禁止され、一部のキャンペーンが違反行為として扱われるケースがありました。
このように規約は改定されることもあるため、企業がビジネスアカウントを運用する際は、利用規約を細やかに確認することが重要です。
ビジネスアカウントを解除するとそれまでのインサイトが閲覧できなくなる
Instagramでは、ビジネスアカウントを解除するとそれまでのインサイトが閲覧できなくなる点についても留意しておきましょう。ビジネスアカウントを解除することでインサイトデータが削除されるため、これまでのインプレッション数やフォロワーの動向が見られなくなります。
これにより、データからの分析ができなくなるため、アカウントを伸ばしたい企業や自社の認知拡大を目的とした企業は注意が必要です。
連携したFacebookしか投稿できない
Instagramをプロアカウントにすることで、連携したFacebookにしか投稿できないというデメリットがあります。
プロアカウントと紐づいているFacebookのページしかシェアできなくなるため、個人とビジネスで併用している場合には注意が必要です。
Instagramをビジネスアカウントにするメリット8つ
Instagramをビジネスアカウントにすることで、ビジネスに活用できる多くの機能が使えるようになります。ここでは、Instagramをビジネスアカウントにするメリットについて見ていきましょう。
- インサイト機能が使える
- カテゴリラベルを表示できる
- 問い合わせ先を表示できる
- DMテンプレートが使える
- DMをフォルダ分けできる
- 有料広告を出せる
- Instagramショッピングが使える
- Facebookと管理権限を共有できる
インサイト機能が使える
インサイト機能とは年齢や地域、オンラインの時間などフォロワーに関する情報を知ることができる機能です。
また、投稿が閲覧された回数やウェブサイトのクリック数、エンゲージメント数などのデータも確認することができます。
インサイト機能を活用することで効果測定に役立つデータを得ることができるでしょう。
カテゴリラベルを表示できる
ビジネスアカウントではプロフィール写真の下に何のお店やサービスかを示すカテゴリを表示することができます。
Instagramでは商品の写真だけでなく、イメージ写真をアップする場合もあるため、カテゴリが表示されているとユーザーにもわかりやすく親切です。
Facebookのページにリンクさせている場合には、同じカテゴリが表示されます。
Facebookページとの連携方法は下記をご覧ください。
▼参考記事:InstagramとFacebookは連携させるべき?連携方法とメリットを解説!
問い合わせ先を表示できる
ビジネスアカウントはInstagramのプロフィール欄にメールアドレスや電話番号などの問い合わせ先を表示することができるだけでなく、店舗への道順も表示することが可能です。
また、プロフィールの下に住所を表示することもでき、公開・非公開をそれぞれ選択することが可能なため、用途に応じて切り替えられます。
DMテンプレートが使える
DMで同じような問い合わせを受ける度に同じ内容の返信文を作成するのは面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。
ビジネスアカウントであれば作成した返信文をテンプレートとして保存しておくことが可能です。入力画面に表示される吹き出しマークをタップすればテンプレートと表示するショートカットを設定することができます。
設定しておけば、次からは文字の入力画面でショートカットキーを入力するだけでテンプレートを呼び出すことができるため、とても便利です。
DMをフォルダ分けできる
InstagramのビジネスアカウントではDMのフォルダを「メイン」と「一般」にフォルダ分けすることができます。
メインフォルダに届くスレッドに返信したら一般フォルダへ移動させることで、未返信のものはメインフォルダに残るため、問い合わせ状況を一目で確認することができてとても便利です。
この他にも、プライベート用にメインフォルダを使用し、一般フォルダを仕事用に使用するなど用途に応じてフォルダを管理することもできます。
インスタグラムのDM機能に関しては、下記をご覧ください。
▼参考記事:インスタのDMは公開するべし!その理由と上手な活用方法!
有料広告を出せる
Instagramのビジネスアカウントでは投稿を有料の広告として出稿することができます。広告を表示させる地域や年齢、性別などを細かく設定することで、ターゲットに向けて効果的に広告を送ることができます。
広告の活用方法や、その効果については下記の記事にて詳しく解説しておりますので是非ご覧ください。
▼参考記事:【事例あり】Instagram広告の費用や効果を徹底解説!
Instagramショッピングが使える
FacebookビジネスページとInstagramをリンクさせ審査に通れば、フィード投稿やストーリーに商品のタグを貼ることができるInstagramショッピングを使用できます。
ユーザーが商品タグをタップすると商品を販売しているECサイトへ直接移動できるため、オンラインショップを開設している企業などにとって集客力アップのきっかけになるでしょう。
ショッピング機能を活用すれば、上手に収益を上げることができるので是非使用してみてください。
▼参考記事:Instagramのショッピング機能(Shop Now)でECサイトを連携可能に!導入方法を解説!
Facebookと管理権限を共有できる
Facebookのページとリンクさせることで管理権限を共有することができるのもメリットです。
管理権限を共有することで、Instagramの更新を店舗のスタッフなどと分担することができるため、オーナーが多忙な場合などに役立ちます。
Instagramをやる前にやるべきこと4つ
- プロフィールを整える
- 運用目的を決める
- ターゲットを決める
- Instagramのアルゴリズムを知る
Instagramをビジネスアカウントにする12の手順
では、Instagramのアカウントをビジネスアカウントにするためには、どのようにすれば良いのでしょうか。ここからは、Instagramをプロアカウントにする手順についてご紹介します。
- 個人アカウントにログインする
- プロフィール右上の三本線をタップする
- [設定画面を開く
- 「アカウント」を開く
- 「ビジネスアカウントに切り替える」を選ぶ
- チュートリアルを進める
- 該当するカテゴリを選ぶ
- カテゴリラベル表示にするかを選ぶ
- 任意で連絡先情報を入力する
- 任意で「Facebookにログイン」を開く
- 「ビジネス」または「クリエイター」を選ぶ
- 「OK」を押して切り替え完了
個人アカウントにログインする
まずは、Instagramの個人アカウントにログインしましょう。Instagramのアカウントを持っていない場合には、まずアプリをインストールしてアカウント登録することが必要です。
アカウントを登録する際には、電話番号もしくはメールアドレスを入力し、アカウント名とパスワードを設定したら、最後にユーザー名を登録します。
プロフィール右上の三本線をタップする
個人アカウントにログインしたら、アカウントに関する設定を呼び出します。プロフィール画面を開き、画面右上にある三本線のメニューボタンをタップして設定画面へ移動しましょう。
設定画面を開く
プロフィール画面で右上の三本線のメニューボタンをタップすると、画面に「設定」や「アーカイブ」「アクティビティ」などが表示されます。
「設定」をタップして、設定画面を開きましょう。
「アカウント」を開く
「設定」ボタンをタップして設定画面に移動すると、さまざまな設定メニューが画面に表示されます。その中から「アカウント」をタップして、アカウントメニューを開きましょう。
「ビジネスアカウントに切り替える」を選ぶ
「アカウント」をタップしてアカウントメニューに移動したら、さまざまなアカウントメニューが表示されます。表示されるアカウントメニューの中から「ビジネスアカウントに切り替える」を選んでタップしましょう。
チュートリアルを進める
「ビジネスアカウントに切り替える」をタップすると、チュートリアルが表示されます。
チュートリアルではビジネスアカウントで使用することができる機能などが紹介されるため、確認しながら「次へ」をタップしてチュートリアルを進めましょう。
該当するカテゴリを選ぶ
チュートリアルが終わると、カテゴリ選択画面になります。表示されるカテゴリから該当するものを選んで、アカウントのカテゴリを設定しましょう。
ここで設定したカテゴリは、いつでもプロフィール画面から変更することができます。
カテゴリラベル表示にするかを選ぶ
カテゴリ選択画面で表示されるカテゴリからアカウントのカテゴリを設定すると、カテゴリをプロフィールに表示するかどうかを設定することができます。
カテゴリラベルに表示するかどうかを自分で選択して設定しましょう。
任意で連絡先情報を入力する
カテゴリラベル表示にするかを選んだら、任意で連絡先情報を入力しましょう。
ここでメールアドレスや電話番号などの連絡先情報を入力すると、プロフィールに連絡先が表示され、ユーザーがあなたに連絡できるようになります。
なお、入力した連絡先情報はいつでも編集したり削除したりすることが可能です。
任意で「Facebookにログイン」を開く
連絡先情報を任意で入力したら、「Facebookとリンク」画面になるため「Facebookにログイン」を任意で開きましょう。
Facebookへのリンクは任意ですが、リンクすることでFacebookへクロス投稿できるようになったり、広告プロモーションやショッピングツールなどの機能を利用したりできるようになります。
「ビジネス」または「クリエイター」を選ぶ
続いて「ビジネス」または「クリエイター」から適した方を選びましょう。ビジネスアカウントには「ビジネス」と「クリエイター」の2種類があり、どちらかを選択する必要があります。
どちらを選んでも使える機能や仕様に大きな差はありません。しかし、ビジネスアカウントのみ問い合わせボタン上に住所を登録することができます。
実店舗がある場合にはビジネスアカウント、それ以外はクリエイターアカウントを選ぶと良いでしょう。
「OK」を押して切り替え完了
「OK」を押せばビジネスアカウントへの切り替え完了です。
この際、Instagramのアカウントを非公開にしていると、最後に注意事項としてビジネスアカウントに切り替えると非公開アカウントにできないため承認待ちのフォローリクエストが自動的に承認される旨が表示されます。問題がなければ「OK」を押して切り替えを完了しましょう。
「OK」を押すとビジネスアカウントで利用できる機能が表示されるため、チェックしておいてください。
Instagramのビジネスアカウントを活用する10つのコツ
Instagramのビジネスアカウントを有効活用するためにはコツがあります。コツを把握しておくことで、より高い運用効果が得られるでしょう。
ここからは、Instagramのビジネスアカウントを活用する10のコツを紹介していきます。効果的にアカウント運用できるよう、ぜひ参考にしてみてください。
- 目標を明確化する
- ハイライトを使ってストーリーをカテゴリ別にする
- 統一のある世界観を設定する
- ユーザーが参加しやすいキャンペーンを企画する
- 他のSNSと連携する
- CTA設定をする
- なるべく前面に広告が出ないようにする
- オリジナリティーのあるハッシュタグを作る
- キャンペーンタグを活用する
- メンションを活用する
目標を明確化する
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、目標を明確化しましょう。Instagramで集客や収益を得るには、目標を設定し、計画的に運用することが重要です。
Instagramを使用する目的によって目標は異なります。認知向上を目的とする場合は「いいね数」「フォロワー数」を目標に設定し、コンバージョン率の向上を目的とする場合は「エンゲージメント率」「自社URLのクリック率」を目標として明確化すると良いでしょう。
ハイライトを使ってストーリーをカテゴリ別にする
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、ハイライトを使ってストーリーをカテゴリ別にしましょう。ストーリー機能を使用した場合、投稿から24時間以内に消えてしまいますが、ハイライトを使用することで常にプロフィールに表示できます。
反響のあったストーリーをまとめておくことで、ユーザーに見てもらいやすくなるため、宣伝としてより効果を発揮するでしょう。
ハイライトについては下記で詳しく解説しておりすので是非ご覧ください。
▼参考記事:インスタグラムのハイライトとは?使い方から活用方法まで徹底解説!
統一のある世界観を設定する
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、統一のある世界観を設定しましょう。Instagramは画像・動画をメインとするSNSのため、見た目が重要なポイントとなります。
世界観を統一するには、画像の世界観に加え、投稿文の口調や雰囲気も配慮することがおすすめです。自社の商品やサービスにあった世界観を設定できるよう、写真のフィルターや余白を統一したり、投稿文をテンプレート化したりするのも良いでしょう。
ユーザーが参加しやすいキャンペーンを企画する
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、ユーザーが参加しやすいキャンペーンを企画するのもおすすめです。キャンペーンを企画することで、フォロワーの増加はもちろん、認知拡大など様々な効果が期待できます。
多くのユーザーが参加しやすくするためには、「ハッシュタグ投稿」や「フォロー+いいね」を参加条件とするなど、参加のハードルを低く設定しておくと良いでしょう。また、参加者へのプレゼントなど、参加メリットを提示することも有効です。
▼参考記事:【成功事例と共にご紹介】Instagramでキャンペーンをするメリットは?
▼参考記事:ハッシュタグキャンペーンを効果的に使って、成果が出るInstagram運用を!
他のSNSと連携する
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、他のSNSと連携しましょう。他のSNSと連携することで、アカウントの認知拡大に貢献できます。
例えば、自社サイトやTwitter、Facebookなどと連携すると良いでしょう。これにより、拡散力を補う効果が期待できる他、Instagram以外のSNSからの訪問数を増やせます。
ビジネス目的でインスタグラムを使用する際はFacebookとの連携が必須になるで、是非活用してください。
▼参考記事:InstagramとFacebookは連携させるべき?連携方法とメリットを解説!
CTA設定をする
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、CTA設定をしましょう。CTAとは、プロフィール画面に追加できるアクションボタンを指します。
このCTAに自社のメールアドレスや電話番号、住所などを設定しておくと、ユーザーは問い合わせがしやすくなります。特に、店舗を持つ企業は利便性の高い機能であるため、設定しておくと良いでしょう。
なるべく前面に広告が出ないようにする
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、なるべく前面に広告が出ないようにしましょう。本来、Instagramはユーザー同士のコミュニケーションの場として活用されており、広告は敬遠される傾向にあります。
Instagramは画像がメインであることから、画像のみでも魅力が伝わりやすいSNSです。そのため、情報を拡散させるための長い文章やハッシュタグは多用せず、画像だけのシンプルな投稿にすると良いでしょう。
オリジナリティーのあるハッシュタグを作る
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、オリジナリティーのあるハッシュタグを作りましょう。ハッシュタグとは、画像に関連したキーワードに半角の「#」を付けたものです。
Instagramではハッシュタグが頻繁に使用されているため、ハッシュタグ検索をした際にユーザーの目に留まれば、フォロワーの獲得や認知拡大に繋がります。
そのため、ブランディングにはブランドの魅力を拡散できるような、オリジナルのハッシュタグを作り、浸透させることが重要となります。
キャンペーンタグを活用する
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、キャンペーンタグを活用しましょう。前述のオリジナルハッシュタグは、キャンペーンの実施時に多く使用されます。
例えば、オリジナルハッシュタグを付けて投稿したユーザーにプレゼント企画を実施すると、キャンペーン時は投稿数が増えるため、認知拡大に繋がります。ファンを獲得するには有効な方法と言えるでしょう。
メンションを活用する
Instagramのビジネスアカウントを活用するためには、メンションを活用しましょう。メンションとは「@○○(ユーザー名)」といったように、ユーザー名の前に「@」を付けたものです。
このメンションを投稿文に入れることにより、メンションをタップするだけでプロフィールに移動できます。企業にとっては流入に繋がる他、ユーザーにとっても欲しい情報に迅速にたどり着けるため、満足度向上に貢献できます。
Instagramのビジネスアカウントの活用事例3選
ダイソー | ダイソーの商品をInstagramで紹介する事で興味を持ったユーザーの集客に成功
施策概要
Instagramでダイソーの商品を紹介し、商品の便利さや使い方をわかりやすく説明することで、今までダイソーを利用してなかった人にも興味を持ってもらえるように工夫した
課題
•ダイソーの商品の魅力を伝えたい
施策
•Instagramでダイソーの商品の利便性や使い方を紹介する
結果
•179万人のフォロワーを獲得し集客や商品の認知度の拡大に成功した
アカウントURL
ダイソーのInstagramアカウント
Ogii編集部|きれいめな服が好きな人をターゲットにしたファッションの投稿から働く女性の集客に成功
施策概要
きれいめなファッションを投稿し、大人の女性から注目を浴びて集客に成功しています。現在のフォロワー数は約29万人です。ファッションに関する有益な情報も投稿しているためファッション好きからの人気もすごく、コメントでは可愛い、かっこいいという声がよくあります。
課題
・スマホの普及によりファッション詩を買う人が少なくなってきている
施策
・Instagramでファッションの投稿をすることでInstagramからの集客をする
結果
・約29万人ものユーザーにフォローされ、集客に成功した
アカウントURL
Oggiファッション誌のInstagramアカウント
OTOGI不動産|東京を中心に神奈川、埼玉、千葉などの部屋を紹介し、関東に住みたいと考えている人の集客に成功
施策概要
投稿をおしゃれにすることで多くの人の目に留まり、投稿文でOTOGI不動産についての情報や、ユーザーの悩みに寄り添う内容を書いています。それにより、不安と感じている人からの信頼を獲得しています。
課題
・OTOGI不動産の認知度を拡大したい。
・不動産への悩みを持つ人の問題を解決したい
施策
・おしゃれな写真や投稿の1つ1つを濃い内容にして投稿する
・ユーザーの不動産への不安や悩みに寄り添った内容を発信
結果
・約2万人のフォロワーを獲得し、認知度拡大に成功
アカウントURL
OTOGI不動産のInstagramアカウント
Instagramを個人アカウントに戻す3つの手順
Instagramのビジネスアカウントは、いつでも個人アカウントに戻すことができます。しかし、プロアカウントから個人アカウントに戻すと、インサイトデータは削除されてしまうため注意が必要です。
ここではInstagramを個人アカウントに戻す手順についてご紹介します。
- アカウント画面を開く
- 「アカウントタイプを切り替え」を選ぶ
- 「個人用アカウントに切り替える」を選ぶ
アカウント画面を開く
Instagramのビジネスアカウントを個人用アカウントに戻すために、まずプロフィール画面の右上にある三本線のメニューボタンをタップします。
メニューボタンをタップして、メニューの中から「設定」を選択しましょう。
「アカウントタイプを切り替え」を選ぶ
設定画面が開けたら、メニューの中から「アカウント」をタップしてアカウント画面を開きます。アカウントメニューの中から、「アカウントタイプを切り替え」を選択してタップしましょう。
「個人用アカウントに切り替える」を選ぶ
アカウント画面を開き、メニューの中から「アカウントタイプを切り替え」を選択すると、「個人用アカウントに切り替える」と「クリエイター(ビジネス)アカウントに切り替える」の選択画面が表れます。
「個人用アカウントに切り替える」を選ぶと、個人アカウントに切り替え完了です。
なお、先述した通り個人アカウントに切り替えを行う度にインサイトデータが初期化されてしまうため注意しましょう。
インサイト機能でわかること5つ
Instagramのビジネスアカウントに切り替えるとInstagramが提供しているビジネスツールが使用できるようになります。
ビジネスツールの中でもインサイト機能が使えるというのが重要なポイントです。インサイト機能を使用すると、どんなユーザーがどんな投稿を見ているのか、その投稿を見てどんな行動をしたのかがわかります。
ここでは、インサイト機能でわかることについて詳しく見ていきましょう。
- 自分の投稿を見たアカウントの数
- 自分の投稿がタイムラインに表示された回数
- 自分の投稿に対する行動歴
- 自分の投稿に対するリアクションの合計
- フォロワーの情報
自分の投稿を見たアカウントの数
Instagramのインサイトのコンテンツではフィード投稿とストーリーズを見たアカウントの数を見ることが可能です。
「すべてを見る」をタップすれば過去のフィード投稿やストーリーズを見たアカウント数を個別に見ることもできます。ただし、コンテンツで見ることができるのはプロアカウントに切り替えた後のデータのみです。
自分の投稿が表示された回数
インサイト機能ではインプレッションという、自分の投稿がタイムラインに表示された回数も知ることができます。
リーチしたアカウント数とインプレッション数が大きく異なる場合には、1人のユーザーが繰り返し投稿を見ていると考えられるため、なぜ繰り返し投稿を見ているのか、その理由を把握することが大切です。投稿が面白いなどの理由の場合は気にする必要はないでしょう。
また、商品に関する投稿にも関わらずリーチ数とインプレッション数に大きな差がある場合には、投稿された商品に魅力を感じているものの、ユーザーが購入を躊躇っている原因があると考えられます。
リーチ数とインプレッション数は違うものなのでその意味をしっかりと把握しておく必要があります。
▼参考記事インスタの閲覧数は3つのインサイトから確認!リーチとの違いも解説
自分の投稿に対する行動歴
ビジネスアカウントのインサイト機能を使えば自分の投稿に対するユーザーの行動歴を知ることができます。
これはアカウントアクティビティという項目で表され、「プロフィールへのアクセス」や「ウェブサイトのタップ数」、「[メールを送信]ボタンのタップ数」、「[電話する]ボタンのタップ数」の合計です。
そのままでも十分参考になるデータですが、リーチ数は多いのに行動数が少ない場合にはユーザーへの誘導が十分に機能していない可能性があることもわかります。
Instagramのショッピング機能などを活用して、誘導の手段を増やしてみるなどの対策を打ちましょう。
自分の投稿に対するリアクションの合計
Instagramのインサイト機能を利用すると、コンテンツのインタラクションで自分の投稿に対するリアクションの合計を知ることができます。
投稿に対して「いいね!」や「保存」「シェア」「コメント」など、どんなリアクションをしてくれたかの合計数や内訳を見ることが可能です。
Instagramをビジネスで利用する場合は、シェアを意識して投稿することで売り上げのアップにつながります。ユーザーがどんな投稿を保存して、シェアするのか傾向を知るために役立つでしょう。
投稿のリーチ数を増やす際には、保存率の増加がかなり重要になります。どうすれば保存してもらえるのかという観点で投稿作成をしましょう。保存率が重要な理由は下記の記事にて解説しております。
▼参考記事:インスタグラムの保存数がバズの鍵!?4つの伸ばすコツを解説!
フォロワーの情報
Instagramのインサイト機能では、フォロワーが100人以上いる場合、オーディエンスでフォロワーの情報を見ることができます。オーディエンスではフォロワーの年齢や性別だけでなく閲覧エリアなどの詳細を知ることが可能です。
オーディエンスを見るために100人以上のフォロワーがいることを条件としているのは、ユーザー個人が特定されないようにするためだけでなく、データとして有効になる母数が必要だからでしょう。
フォロワーの情報を見ることで、フォロワーがターゲットとしている層に合っているかを確認することができます。
インサイト機能の詳しい使い方は下記の記事にてさらに詳しく解説しております。インスタ運用する際にはインサイト機能の活用が必須になりますので是非ご覧ください。
▼参考記事:【2021年完全版】Instagramインサイトの見方と分析方法をプロが徹底解説!
まとめ
ビジネスアカウントに関して、そして企業がインスタの運用をする目的をご理解いただけたでしょうか。
ビジネスアカウントへの切り替えは非常に簡単です。そして便利な機能がたくさん開放されますので、Instagramを運用するのであれば、絶対にビジネスアカウントに切り替えるようにしましょう。
また、どの記事でも書いていますが、今の時代はどの企業もInstagram運用をするべきです。人員や金銭的コストを支払ってでも、資産として構築しておくことで、最終的な広告効果は絶大なものとなっています。
SAKIYOMIでは、こうしたInstagram運用に関する情報をwebセミナー(ウェビナー)や分析ツールにて提供していますので、お気軽にお声がけくださいませ。