Instagramを運営しているとさまざまな用語に出会います。特に発見タブや保存率、 ハイライトなどはInstagram上でしか出会うことがなく、多くの方が意味を把握していないことでしょう。
そこで本記事では、これからInstagramを本格的に運営していく方に向けて、絶対に知っておきたい26の用語を解説します。
また多くの方がInstagramを運営する目的は「フォロワーを増やすこと」かと推測しておりますので、本記事ではフォロワーを増やすために絶対に知っておきたい14の用語も解説します。
- Instagram運営をスムーズに進めるために重要な用語は前もって把握しておきたい
- フォロワーを増やしたい
上記のようにお考えの方は必見の記事となっております。
インスタのフォロワーを増やすために絶対に知っておきたい14の用語!
本章では早速、Instagramのフォロワーを増やすために絶対に知っておきたい14の用語を解説します。平均4.2ヶ月で1万フォロワーを達成している弊社SAKIYOMIが選定した重要用語ですので、信頼性は担保されています。
リーチ数
リーチ数は、投稿が何人のユーザーに見られたかを表す数値です。このリーチ数は投稿が伸びたかどうかを確認する際に役立ちます。
なおリーチ数はインサイトと呼ばれるInstagram公式の分析ツールで確認できます。インサイトに関してさらに詳しく知りたい方は、後章の「インサイト」をご確認ください。
インサイトでの確認方法は下記の通りです。
- 投稿画像の下に表示されている「インサイトを見る」をタップ
- 画面遷移後に表示される「リーチしたアカウント」でリーチ数を確認する
このリーチ数が増えれば、投稿を見てくれるユーザーが増えます。投稿を見てくれるユーザーが増えると、いいねやコメント、シェアだけでなくフォロワーの伸び率も上がっていきます。つまりリーチ数はフォロワーを伸ばすために重要な数値なのです。
リーチ数を伸ばす施策としては、以下の4つが挙げられます。
- 1日に1コンテンツは投稿する
- 発見タブにのるように工夫する:詳細は次章の「保存率」で解説
- 投稿のコメントやDMなどでユーザーと活発に交流する
- ストーリーズでコンテンツを投稿したことを宣伝する
※リーチ数と混同されやすい用語にインプレッション数があります。リーチ数が投稿を閲覧したユーザーの数を表すのに対して、インプレッション数は投稿がユーザー画面に表示された回数のことを指します。
そのため1人のユーザーが3回同じ投稿を見た場合は、リーチ数が1、インプレッション数は3となります。
保存率
保存率は、投稿見たユーザーがどのくらいその投稿を保存してくれたかを表します。前提としてInstagramには保存と呼ばれる、お気に入り投稿をブックマークし、あとからすぐに見返せるようにする機能が搭載されています。
なお保存率は「保存数÷投稿のリーチ数」で求められます。
この保存率を向上させることができれば、Instagramのアルゴリズム(フォロワーを伸ばすためのルール)をハックできるようになります。
つまりフォロワーを伸ばすルールに基づいたアカウント運営が実現するため、再現性高くフォロワーを伸ばせるようになるのです。
保存率を上げるためには以下の施策が効果的です。
- 自分にも真似できそうと思わせるコンテンツを投稿する
画像:タツヤ▷【料理 和風 時短】さんの投稿より
ホーム率
先ほど説明した保存率と同様、重要な数値がホーム率です。そもそもホーム率とはフォロワーのうちどれだけのユーザーが、タイムラインから自分の投稿を見てくれたかを表す数値のことを指します。なおホーム率は「ホーム数÷フォロワー数」で算出します。
以降でホーム率が重要である理由を簡単に説明します。
「ホーム率が高い=多くのフォロワーが投稿を見ている=フォロワーとの親密度が高い」という方程式が成り立ちます。Instagramのルール上、フォロワーとの親密度が高ければ、人気投稿としてレコメンドされやすくなります。レコメンドされると、自ずリーチ数が伸びていきます。
本当にホーム率が重要であるのか確認するために、事例をチェックしてみましょう。以下は弊社が運用している旅行系アカウントの事例です。
下記の表を見てみると、ホーム率向上の施策を開始した8月1週目付近からリーチ数が伸び始め、8月5週目には100万リーチを突破しました。
ホーム率を上げるためには、フォロワーとの親密度を高める必要があります。親密度を上げる際に有効な施策は以下の通りです。
- 投稿へのいいねやコメント、保存を促す
- ストーリーズに対するスタンプやコメントを促す
- ダイレクトメールを送ってもらう
- アカウントの滞在時間を伸ばす
上記施策の詳細は、以下の記事で解説しています。
ホーム率が実はバズらせる鍵だった?意外と知らない最重要指標を解説!
プロフィールアクセス率
なおプロフィールアクセス率は「プロフィールアクセス数÷リーチ数」で算出します。プロフィールアクセス数はインサイトで確認できます。
プロフィールアクセス率とは、投稿からプロフィールに遷移したユーザーの割合のことを表す数値です。 そもそもプロフィールにフォローボタンがあるため、プロフィールに誘導しなければフォロワーを増やすことはできません。
プロフィールアクセス率を改善する方法としては、以下の2つが有効です。本施策を実施しながら、数値が2〜3%を上回ることを目標に運営していきましょう。
- シリーズもの投稿をする:「次が気になるからフォローしておこう」と思わせる
例:「今年買ってよかったもの1〜5位編・6〜10位編」
- ターゲットにあったコンテンツを投稿して「他の投稿も見たい」と思わせる
フォロワー転換率
フォロワー転換率とはプロフィールにアクセスしたユーザーのうち、フォロワーになったユーザーの割合を表す数値です。 「フォロー数÷プロフィールアクセス率」で算出でき、数値が5〜7%あれば問題ありません。
どんなに多くのユーザーがプロフィールにアクセスしてくれたとしても、そこでフォローボタンを押してくれなければフォロワーは増えません。そのためフォロワー転換率はフォロワー増加数に直結します。
フォロワー転換率を向上させるためには、プロフィールを充実させることが重要です。具体的な対策は以下の通りです。
- 「投稿主は誰か?」「どんな内容を発信しているのか?」の2点をアカウント名で明らかにする
- 興味を惹きつけるキャッチフレーズを盛り込む(数字を盛り込むと目を引きやすくなる)
- 「投稿内容」「フォローするメリット」「ハイライトへの導線」をプロフィール文に記載する
上記3点を踏まえたプロフィールが以下の「複業ラボ」です。
インサイト
インサイトとはInstagramが公式に提供している分析ツールのことです。このインサイトを活用することで、先ほど紹介した保存率やホーム率を含めた4つの数値を算出できるようになります。
たとえコンテンツがバズったとしてもインサイトを活用しなければ、なぜその投稿が伸びたのか、理由が解明できません。インサイトを活用して、数字的根拠に基づいた質の高いPDCAを回しましょう。
インサイトの始め方や活用方法は以下の記事で解説しています。
インスタのインサイトの見方と分析方法!プロが見ている4つの数値も公開します!
なお最近では、さまざまな企業がInstagramに関するツールをリリースしています。競合アカウントを分析できるツールやクリエイティブを評価してくれるツールなど、種類はさまざまです。
SAKIYOMIでもツールを提供しており、本ツールでは先ほど紹介した保存率やホーム率を含めた4つの数値を算出し、ダッシュボード化してくれます。インサイトでは重要性がさほど高くない指標まで表示されるため、どの数値を確認すれば良いのか迷ってしまいます。しかしSAKIYOMIのツールでは、この4つの指標に絞って表示しているため、効率的に課題を特定し、改善策を立案できます。
アルゴリズム
アルゴリズムは一言で言えば、Instagram がどういった法則で動いているのか、そのルールのことを指します。さらに砕いていえば、フォロワーを伸ばすためのルールのことを表します。
多くの方はスポーツをする際、まずはルールを確認するかと思います。しかしInstagram運営ともなると全くルールを確認せずに、自己流で運用を始めてしまう方がほとんどです。
ルールを把握しなければ、スポーツで勝てないように、Instagra運営もフォロワーを増やすルールを理解しておかなければ、アカウントを伸ばすことは難しいです。
以下の表はアルゴリズムの理解有無による、アカウントの伸びの比較です。アルゴリズムを理解したほうが、理解していないよりも約170%もフォロワーが伸びることが明らかになっています。
アルゴリズムの詳細は、以下の記事で解説しています。
Instagramの公式発表をもとに記事を作成しておりますので、信頼性は担保されています。
【最新版】公式発表のInstagramアルゴリズムをプロが解説!バズるにはホーム率と保存率がカギ!
フィード投稿
フィード投稿とは発見タブやタイムライン上に表示され、最大10枚で構成される投稿のことを指します。多くのユーザーが日頃閲覧する、いわゆる”普通”の投稿です。
フィード投稿はアカウントの伸びに大きく関係するため、こだわる必要があります。ではフィードを投稿する際は、どういった点に注力すれば良いのでしょうか。
結論、先述したホーム率と保存率を向上させるフィードを投稿することが重要です。具体的な施策に関しては「保存率」「ホーム率」で解説しています。
ストーリーズ
ストーリーズとは24時間限定で公開される、3秒間のスライドショーのことを指します。画像だけでなく、動画を挿入することもできます。24時間後には自動的に削除されるため「この投稿は本当にユーザーに刺さるか?タメになるか?」といった視点をフィード投稿ほど突き止める必要なく気軽に投稿できます。
ストーリーズはリーチ数を伸ばすために重要な機能です。この理由に関しては以下のとおりです。
前提としてストーリーズをうまく活用すれば、ユーザーとの親密度を向上させることができます。
親密度が上がればフィード稿やストーリーズが優先的に表示されるようになり、保存率も自ずとアップするため発見タブ(詳細はこちら)に掲載されるようになります。弊社のこれまでの運用経験からすると、発見タブにのればリーチ数は大きく伸びます。こういった背景があり、ストーリーズはリーチ数を伸ばすために重要な機能と考えられています。
以下、ストーリーズの有効な活用方法です。
- ニューポストストーリーズ
- アンケートスタンプ
- 質問ボックス
- クイズスタンプ
- DMの相談をストーリーズでシェアする
- 親近感アップを目的とした日常的な投稿
上記施策の詳細は以下の記事で解説しています。
インスタのストーリー加工方法7選|おしゃれ・フォロワー増加のためのおすすめアプリも紹介
ハイライト
ハイライトは24時間後に消えてしまうストーリーズを、プロフィールに残しておく機能のことを指します。以下のプロフィールの赤枠部分がハイライトです。
ハイライトはユーザーがプロフィールにアクセスした際に、そのアカウントが魅力的かどうかを判断する重要な部分です。正しいハイライトの作成方法を把握しておかなければ、知らない間にフォロワー獲得を逃してしまう可能性があります。
ハイライトを作成する際に、押さえておくべきポイントは以下の3つです。
- 最低でもハイライトは3つ設置する:「ユーザーからのよくある質問」「人気投稿」「各ジャンルごとの投稿」など
- ハイライトを定期的に更新する:情報が古すぎると不信感に繋がる
- ハイライトの表紙にこだわる:アカウントイメージと統一、タイトルとイラストは合わせる、など
それぞれのポイントの詳細は、以下で詳しく解説しています。
初心者こそ知りたい!ハイライトで大事なこと5選!
インスタライブ
インスタライブとは、アプリ内で利用できるライブ配信機能のことを指します。 インスタライブを配信するメリットは以下の3つです。
- アカウントの滞在時間を伸ばせる
- ライブ中にコメントやいいねをもらえれば、ユーザーとの親密度がアップする
- 自社の商品やサービスを直接宣伝できる
なおインスタライブを効果的に実施する際のポイントは以下の通りです。
- フォロワーがアクティブな時間帯に実施する(アクティブな時間帯はインサイトで確認可能)
- 時間帯を統一する
- フォロワー数が5000人を超えてから実施する
- ストーリーズで事前に告知する
- インスタライブはアーカイブに残す
それぞれのポイントの詳細は、以下で詳しく解説しています。
もっと早く知りたかった…初めてのインスタライブ講座!
リール
リールとは最長90秒間の動画を作成・投稿する機能のことを指します。実際のリールをご覧になった方が理解しやすいでしょう。弊社SAKIYOMIが最近投稿したリールがこちらです。
リールは特にフォロワーが1000人に達していないアカウントで有効です。なぜならリールはフィード投稿で重要な保存率やホーム率に関係なく、フォロワー外のユーザーにリーチすることができるからです。
そのため初期アカウントでは、フィードとリールを並行して投稿していくことをおすすめします。 実際に弊社SAKIYOMIが運営するアカウントでは、リールを投稿することで2ヶ月未満で1000フォロワーを達成しました。
なおリールを投稿する際のポイントは以下の4つです。
- 最初の1秒で動画内容を明確にする
- 音楽を1.5倍にしてテンポを整える
- 音なしでも楽しめるように映像や写真を多く挿入する(リール視聴者の約50%がミュートで視聴しているため)
- 「続きはコメント欄へ」とコメント欄に誘導する(視聴時間を稼ぐため)
プロフィール
プロフィールとはアカウントに関する情報が載っているページのことを指します。弊社SAKIYOMIアカウントのプロフィールは以下の通りです。
「フォロワー転換率」の章で述べたように、ユーザーはプロフィールを見てそのアカウントをフォローするかしないかを判断します。そのためプロフィールが魅力的でなければ、フォロワーを効率的に増やすことが難しくなってしまいます。
プロフィールを作成する際のポイントはこちらで解説しています。
ダイレクトメッセージ
ダイレクトメッセージとは、特定の相手と個別にやり取りを行う機能のことを指します。Instagramを個人で運営している方はダイレクトメッセージを公開していることがほとんどですが、企業アカウントの場合は非公開にしていることもあります。
しかしダイレクトメッセージの非公開は運用を成功させるためには有効ではありません。その理由としては以下の3点が挙げられます。
- ユーザーからの生の声が手に入らなくなるから
- キャンペーンの当選報告やインフルエンサーへの声かけなどができなくなるから
- シグナルと呼ばれるユーザーとの親密度を高めるアクションが獲得できなくなるから
ダイレクトメッセージにはさまざまなメリットがあるため、閉鎖している企業は今すぐに公開することをおすすめします。
ダイレクトメッセージの操作方法や活用方法に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
インスタのDMは公開するべし!その理由と上手な活用方法!
インスタを運用しているとよく出会う用語12選!
本章ではInstagramを運用している方であれば、1度は出会ったことがあるであろう、頻出の用語を解説します。
アカウントを運営する際にわからない単語が出てきて、混乱しないように本章で一気に頻出の用語を押さえておきましょう。
エンゲージメント
エンゲージメントとは、そのアカウント(投稿)に対してユーザーが起こしたアクションのことを指します。具体的には投稿に対するいいねやコメント、保存などが挙げられます。
エンゲージメントはアカウントを伸ばす上で非常に重要です。その理由は以下の3点です。
- ユーザーとの結びつきを測る目安になるから
- Instagramのアルゴリズムによって投稿の露出が増えるから
- ユーザーに対する影響力が十分にあると判断されるから
このようにエンゲージメントはアカウントの状態を知る際や、さらにリーチ数を伸ばす際に活用できる数値です。
では、エンゲージメントを高めるにはどういった対策を行えば良いのでしょうか。有効な施策としては、以下の3点が挙げられます。
- ユーザーと密接にコミュニケーションをとる
- ストーリーズの滞在時間を伸ばす
- キャンペーンや企画を実施する
上記3つの施策の詳細は以下の記事で解説しています。
Instagramのエンゲージメントとは?数値の上げ方や計算方法も含めてご紹介!
発見タブ
発見タブとはホーム画面上の虫眼鏡マークをタップすることで、現れるレコメンド機能のことを指します。これまでの閲覧履歴などをふまえた、パーソナライズされたフィード投稿やリールが表示されます。
発見タブは多くの方が日常的に利用するため、発見タブに投稿が載れば大量のリーチを獲得することができます。以下はバズが起きた投稿のインサイトですが、 発見タブからの流入が非常に多いことが見てとれます。
では発見タブに投稿を掲載するには、どういった施策を実施すれば良いのでしょうか。結論、保存率を上げることが重要です。 保存率については前章で解説しています。リーチ数を伸ばしたい方はぜひご覧ください。
CTA画像
CTA画像とはフィード投稿の最後に設置する、フォローや保存を促す画像のことを指します。
具体的にSAKIYOMIアカウントのCTA画像では、弊社が提供しているツールを訴求しています。
その他にも人気投稿の紹介やハイライト、ダイレクトメールへの送客、保存の促進などさまざまなアイデアがありますので、自社アカウントの目的に応じて最適な訴求を行いましょう。
CTA画像を作成・設置する際のポイントは以下で詳しく解説しています。
プロがやっている!プロフィールアクセスが止まらないCTA画像って何?
キャプション
キャプションとはIGTVやフィード投稿に記載する説明文章のことを指します。最大で2200文字まで入力できます。以下は弊社が投稿したフィードのキャプションです。
キャプションを記載するメリットは以下の3つです。
- 投稿を補足的に説明できる
- ハッシュタグを記載すれば検索に引っ掛かるようになる
- 企業アカウントでも親近感を演出できる
弊社SAKIYOMIでもフィード投稿では必ずキャプションを入力しています。キャプションの書き方や編集方法、記載の際のポイントは以下の記事で詳しく解説しています。
インスタのキャプションの書き方をプロが解説!コツや編集・改行方法も紹介!
ハッシュタグ
ハッシュタグとはInstagram上で「#〇〇」と表示されるキーワードのことです。先ほど紹介したキャプションに記載します。ハッシュタグは検索に引っ掛けるために重要な施策ではありますが、注力しすぎる必要はありません。なぜならハッシュタグはフォロワー増加とは関係のない指標であるためです。
詳細に関しては、以下の記事で解説しています。
Instagramのタグとは?ハッシュタグの使い方やタグ以外ですべきことを紹介
「これまでハッシュタグにこだわっていた」「ハッシュタグよりも重要な施策を知りたい」このようにお考えの方は必見の記事です。
タイムライン
タイムラインとは、最下部メニュー左のホームマークをタップすると表示される投稿一覧のことを指します。 主に自分がフォローしているユーザーの投稿が表示されます。しかし自分の興味のあるジャンルとマッチする投稿は、フォローしていなかったとしてもおすすめ投稿として表示されることがあります。
リポスト
リポストとは他のユーザーの投稿を自分のアカウントでシェアすることを指します。Twiiter上のリツイートを想像すると分かりやすいでしょう。
リポストを行うメリットは以下の2つです。
- 自身で素材を集めなくても、許可をとるだけで投稿数を担保できる
- 質の高い投稿をリポストすると、フォロワー増加が期待できる
メリットの多いリポストですが、実際に行う際は必ず投稿者に許可を取り、投稿やキャプションでメンションをつける必要があります。また投稿後のお礼と、投稿したことの報告も忘れないようにしましょう。
リポストの方法は以下の記事で解説しています。
企業のInstagram運用ならリポストが最強!3つの理由とは?
ビジネスアカウント
ビジネスアカウントとは、企業向けのアカウントのことを指します。 ビジネスアカウントに変更すれば以下の3つのメリットを享受できます。
- インサイトを利用できるようになる
- 企業情報を掲載できるようになる
- 広告を掲載できる
ビジネスアカウントへの切り替えは無料です。必ず変更しておきましょう。切り替え方法や活用方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
インスタのビジネスアカウントとは?切り替えと活用方法を解説!
ショッピング機能
ショッピング機能とは、自社で運用しているECサイトとInstagramの投稿を連携させる機能のことを指します。
ショッピング機能を活用するメリットは、ユーザーが商品やサービスを購入するまでの工程を短縮できる点です。導線を短縮することで、ユーザーの購買意欲を維持しながら商品購入に導くことができます。
ショッピング機能の導入条件や導入方法に関しては、以下の記事で解説しています。
Instagramのショッピング機能(Shop Now)でECサイトを連携可能に!導入方法を解説!
アーカイブ機能
アーカイブ機能とは、自分の投稿を非表示にする機能のことを指します。 コンテンツを投稿してプロフィールには表示させたいものの目立たせたくない場合や、自分だけの投稿ホルダーとして活用したい場合によく利用されます。
以下の記事でアーカイブ機能の利用方法や、投稿を元に戻す方法を解説しています。
インスタのアーカイブ機能とは?見方と戻し方|活用方法も解説
アイジー(IG)
アイジー(IG)とはInstagramのことを指します。この他にもInstagramでよく使われる俗語は3つほどありますので、ここで一気に押さえておきましょう。
- pic:「picture」の略で、写真のことを指す
- fff:「Follow for Follow」の略で「フォローをいただければフォローします」といった意味で使われる
- lfl: 「Like for Like」の略で「いいねするのでいいねを返してください」といった意味で使われる
IGTV
IGTVとはInstagramからリリースされた無料の動画配信専用アプリのことを指します。IGTVの特徴は以下の通りです。
- キャプションにリンクを挿入できる
- インスタライブのように閲覧履歴が残らない
- 1分から60分の尺の長い動画が投稿できる
IGTVの投稿方法や活用方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
InstagramのIGTVとは?投稿方法と3つの活用事例も紹介!
インスタを始めるべき企業・個人の4つの特徴
「インスタの用語を押さえておきたい」とお考えの方はInstagramの運営を始めたばかり、もしくはまだ本格的に始めていない方が多いことでしょう。
そのため「本当に自分はInstagram運営を始めるべきなの?」「他のSNSの方がマッチしているのでは?」と不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。そこで本章ではInstagram運営を始めるべき企業・個人の特徴を4つ紹介します。この特徴に1つでも当てはまる場合は、Instagram運営を前向きに検討してください。
若年層がターゲットである
多くの10〜20代はInstagramを利用しています。そのため若年層がターゲットの商品やサービスを利用している企業は、Instagramを運営する価値があります。
ガイアックスが提供している資料によれば10代のInstagram利用率は69%、20代は68.1%のようです。つまり10〜20代は約3人に2人がInstagramを利用していることになります。その他の年代は以下の通りです。
- 30代:55.6%
- 40代:38.7%
- 50代:30.3%
- 60代:13.8%
上記のように年齢が上がるごとに利用率は低下します。繰り返しにはなりますが10〜20代の若年層をターゲットとしている企業は、Instagramの運営を本格的に進めても良いでしょう。
視覚的に刺激できる商材を扱っている
Instagramは動画や写真を通じて情報を発信するため、視覚的に刺激できる商材を扱っている企業とは相性が良いです。具体的には旅行やグルメ、ファッション、コスメといったジャンルが挙げられます。
先行者利益を独占したい
Instagramは市場としては未だ黎明期であるため、今本格的に取り組むことができれば先行者利益を独占できます。事実として公開されている運用方法や成功事例が少ないため、まだまだ投資に踏み切れていない企業は多く存在します。
また以前までは多くのユーザーがGoogleで検索をかけていましたが、最近では若者を中心にInstagramの発見タブを活用した検索行動が増えています。
このようにまだまだ参入している企業が少ないものの、利用者は増えているといった状況を鑑みると、購買行動の変化に適応した企業のみが先行者利益を独占していきます。
ブルーオーシャンのうちに投資をして、先行者利益を独占したい企業・個人の方は本格的に運用を開始する価値があるでしょう。
短期間で成果を出したい
短期間で成果を出したいとお考えの企業・個人の方にもInstagram運営をおすすめします。 Instagramは市場において影響力を持つまでにかかる時間が、圧倒的に短いといった魅力があります。 特にPV数やユーザー数においても、有名なSEOメディアに引けを取らない数字を残しています。具体的な数値は以下の表の通りです。
上記の表で紹介しているアカウントは弊社が運営しているため、当然初心者の方が運営するとなると、成果を出すまでにこれ以上の時間がかかることが予想されます。
しかし正しい手順で運用すれば、比較的スピーディーにアカウントを伸ばせます。実際に、大学生が6ヶ月間でフォロワー20万人を突破した事例もあります。詳細はこちら。
ただ上記の表で紹介したアカウントと同等のスピード感で成果を出したいのであれば、Instagramのプロ集団に運用を依頼してもよいでしょう。
【これからインスタ運用を本格的に始める方へ】フォロワー1,000人を突破するためにやるべきこと!
これからInstagram運用を本格的に始める方は、まずフォロワー1000人を第一目標として運用していきましょう。平均4.2ヶ月でフォロワー1万人を突破している弊社SAKIYOMIが考えるフォロワー1000人突破のために必要な施策は以下の5つです。
- 競合アカウントの調査(発信内容やハイライト、利用している機能など)
- フォロー周り(自社ジャンルと同じ内容を発信しているアカウントをフォローする)
- リール(リーチ数が伸びやすいので多くのユーザーに接触するには有効)
- エンゲージメントスタンプを使ったストーリーズの投稿(詳細はこちら)
- プロフィール文にこだわる(詳細はこちら)
フォロワー1000人を突破するまでにアカウントの評価はある程度決まります。またアカウント開設初期は比較的モチベーションを保ちやすいので、この段階でどれだけスピーディーにフォロワーを伸ばせるかが鍵になります。
上記で紹介した施策の詳細は、以下で解説しています。
完全保存版! 1000フォロワー到達までのやることリスト!
まとめ
Instagramを運用する目的である、フォロワー増加を実現するためにはただ用語の概要を押さえるだけでなく、その用語の活用方法まで理解する必要があります。
本記事ではただ用語を解説するだけでなく、その用語の活かし方も同時に解説しておりますので、ぜひフォロワーを増やす際に役立ててください。
特に重要なのは本記事前半で紹介した以下4つの用語です。
- 保存率
- ホーム率
- プロフィールアクセス率
- フォロワー転換率
弊社SAKIYOMIはこの4つの重要数値を改善することで、平均4,2ヶ月でフォロワー1万人を達成しています。最低限、この4つの用語の概要と活用方法は押さえておきましょう。