「インスタが伸びない…」とお悩みの方へ

「Instagramのプロアカウントとは何だろう?」
「Instagramでプロアカウントにするとどのような機能が使えるんだろう?」
Instagramのプロアカウントに興味がある方は、たくさんの不安や疑問があるのではないでしょうか。
本記事では、Instagramのプロアカウントとは何かという解説に加え、個人アカウントからプロアカウントに変更する手順、ビジネスアカウントとクリエイターアカウントの違いを紹介しています。
この記事を読むことで、Instagramのプロアカウントを使うために必要な知識や、プロアカウントでできること、プロアカウントのメリット・デメリットについて把握できます。
これからInstagramのプロアカウントを使いたいと思っている方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
Instagramのプロアカウントとは、Instagramのアカウントの中でも特に集客や分析に優れているものです。
誰でも無料で活用でき、拡散や分析力に優れているため、趣味としての活用においてもメリットを発揮する場面があるでしょう。気軽に登録できるため、個人・企業を問わず多くの人がプロアカウントを使っています。
Instagramのプロアカウントは、2つの種類に分かれています。それぞれ機能が異なるので、目的に合わせてどちらに登録するか選択するようにしましょう。
ここでは、Instagramにあるプロアカウントの2種類について、詳しく解説していきます。
Instagramのビジネスアカウントは、主に企業が登録していることの多いタイプです。企業所在地や連絡先を登録・表示できるため、実店舗を持っている場合に適しています。
広告を使って自社を宣伝したり、インサイトを使って自分のアカウントが注目されている状況を把握したりできます。
インスタグラムの広告の使い方に関しては下記の記事にて紹介しておりますので、是非ご覧ください。
▼参考記事:【事例あり】Instagram広告の費用や効果を徹底解説!
クリエイターアカウントは、有名人やインフルエンサーが多く登録しているタイプのInstagramアカウントです。ビジネスアカウントと同じく、インサイトの確認ができます。
連絡先を表示する機能はありませんが、DMの受信箱を2つ用意し、仕事とプライベートでメッセージを分けられます。個人で活動している人にはこの仕様が役立つでしょう。
Instagramのプロアカウントには2つの種類があることがわかりましたが、具体的にはどのような機能が搭載されているのでしょうか。機能を知っていると、効果的にアカウントを活用できます。
ここでは、Instagramのプロアカウントでできる6つの機能を紹介します。
プロアカウントに登録すると、カテゴリラベルと問い合わせボタン、アクションボタンの3つを追加表示できます。
カテゴリラベルとは自分の属性を示すもので、名前のすぐ下に表示されます。問い合わせボタンは電話やメールの問い合わせに繋がるもので、電話番号やメールアドレスを公開せずに連絡を取れるものです。
アクションボタンはURLリンク際に飛べるもので、日本国内ではぐるなびと提携している企業限定で予約機能を使えます。
ビジネスでインスタを活用する際は、プロフィールの作り込みが必須になります。プロフィールの正しい作り方に関しては下記に記載していますので、是非ご覧ください。
▼参考記事:インスタグラムのプロフィールの作り方と2つのコツを徹底解説!
Instagramのプロアカウントでは、インサイトという機能を用いて無料のアクセス解析が可能です。
インサイトから確認できるのは自分の投稿を見られた数やユーザーの反応、フォロワー数の推移や年齢層といった客層です。フォロワーの動きを見てアカウントの改善に繋げられるため、マーケティングに力を入れたい場合はうまく活用しましょう。
インスタグラムのインサイト機能に関してましては、下記記事にて詳しく解説しておりますでの是非ご覧くださいませ。
▼参考記事:【2021年完全版】Instagramインサイトの見方と分析方法をプロが徹底解説!
審査を通過したアカウントで、フィード投稿やストーリーにタグをつけ、オンラインショップに誘導できます。
Instagramの投稿から興味を持ってくれた人を商品購入へ誘導できるため、購入可能性のある集客が見込めます。運営しているネットショップの流入数を増やしたいという場合はぜひ導入してください。
ショップ機能を上手く活用すれば、かなりの収益が見込めますので是非活用してください。
▼参考記事:Instagramのショッピング機能(Shop Now)でECサイトを連携可能に!導入方法を解説!
個人アカウントでは1つしか存在しないDMフォルダを、プロアカウントでは「メイン」と「一般」の2種類に分けられます。DMは届くとまずメインフォルダに入りますが、選択して一般スレッドに移動可能です。
仕事とプライベートでDMを分類したり、既読や返信完了のものだけフォルダを移動させたりと、仕事を効率化できるでしょう。
同じような問い合わせを多く受けるという場合に役立つのが、このテンプレート機能です。
仕事でInstagramを使っていると、同じような問い合わせを繰り返し受けることもあります。プロアカウントに備わっているDMテンプレート機能では、作成した文章を保存し、次回以降はテンプレートとして呼び出すことが可能です。
DM機能については下記の記事で解説しておりますので是非ご覧ください。
▼参考記事:インスタのDMは公開するべし!その理由と上手な活用方法!
プロアカウントでは、自分の投稿を広告として出稿する機能があります。料金を払うことで、ターゲット層へ確実に投稿を届けられます。
ビジネスアカウントとクリエイターアカウントで、出稿できる広告の機能は異なります。自分の商品やサービスを効率的に発信していくために、広告機能を活用しましょう。
Instagramのプロアカウントでできることを理解したら、次は実際にアカウントを変更してみましょう。切り替えには難しい作業は必要なく、画面の指示に従ってボタンをタップしながら進んでいくだけで、登録が完了します。
ここでは、Instagramのアカウントを個人からプロアカウントへ変更する8つの手順を紹介します。
プロアカウントへの切り替えは、Instagramのアプリ内から可能です。まずはアプリ内のメニューを選択しましょう。
メニューボタンは、画面右上の三本線です。これを押すとメニューが表示されます。
メニューが表示されたら、メニュー内の「設定」を選択します。
設定はメニュー内で歯車のマークになっており、一番上に表示されています。これを見つけたらタップして設定画面を表示させましょう。
設定の中にある「アカウント」という項目をタップして開きます。下部にある項目「プロアカウントを取得」あるいは「新しいプロアカウントを追加」を選択しましょう。
これを選択すると、プロアカウントを取得するための説明が出てくるので、画面表示に従って登録を進めていきます。
「プロアカウントを取得」を選択した場合、「プロアカウントに切り替える」というボタンが下部に表示されます。これを選択してタップしましょう。
ここから、プロアカウント登録のための作業が始まります。
説明を読み進めると、Instagramのアカウントカテゴリを選択するように求められます。自分がプロアカウントで使いたい目的に合うカテゴリを選択しましょう。ここで選択したカテゴリは、後から変更も可能となっています。
カテゴリを選択したら、間違いがないことを確認し「完了」ボタンを選択します。
完了ボタンを押す前に「カテゴリラベル表示」の有無を尋ねられる項目があります。これについては必須ではないため、使いやすいように選ぶと良いでしょう。
プロアカウントの2種類「ビジネス」と「クリエイター」のどちらで活用するか選択しましょう。
ビジネスに限定の機能としては、問い合わせに住所を設定できる点があります。住所を登録したいかどうかで選択しても良いでしょう。
最後に、連絡先情報を登録します。入力は任意となっていますが、アカウントを訪問した人が問い合わせやすいように設定しておくと良いでしょう。あわせてFacebookへのリンクも求められますが、こちらも任意です。
入力が完了したら「プロフィールへ移動」をタップして、設定完了です。
Instagramでプロアカウントを設定するとき、ビジネスとクリエイターの2種類から選択する必要がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、ビジネスアカウントとクリエイターアカウントの4つの違いについて解説していきます。
ビジネスアカウントとクリエイターアカウントでは、選択できるカテゴリ数が異なります。ビジネスは7種類、クリエイターは41種類とクリエイターのほうが選べる種類が豊富です。
選択するカテゴリによって機能制限はありませんが、プロフィール画面に表示されるものであるため、より適切なものを選ぶと良いでしょう。
現在選択可能なカテゴリの種類は、以下のようになっています。
・ビジネスアカウント:個人ブログ、商品・サービス、芸術・技術、ミュージシャン・バンド、ショッピング・小売り、健康・美容、食料品店
・クリエイターアカウント:DJ 、アーティスト、デザイナー、ゲーマー、コメディアン、シェフ、ジャーナリスト、スポーツ選手、ダンサー、ミュージシャン・バンド、映画監督、科学者、公人・著名人、写真家・フォトグラファー、政治家、俳優など41種類
前述したようにクリエイターアカウントでは、DMの受信フォルダを2つ用意できます。この機能はビジネスアカウントには存在しません。
仕事とプライベートのメッセージを分けたい人に便利な機能となっています。
ビジネスとクリエイターでは、インサイトの情報数が異なります。
フォロワーが100人を超えると、「オーディエンス」という新規のタブが表示され、フォロワーの情報を詳しくチェックできます。ビジネスのほうが、より詳細なインサイト情報を表示可能です。
Instagramのビジネスアカウントでは、住所の登録が可能です。対してクリエイターアカウントでは住所登録ができません。
登録した住所はプロフィールに表示されます。実店舗を持って誘導したい場合、ビジネスアカウントのほうが効果的となるでしょう。
ここまでInstagramのプロアカウントについて、切り替え方法や機能を紹介しました。
実際にプロアカウントを使っていく上でどのようなメリットがあるのでしょうか。ビジネスアカウントとクリエイターアカウントに分けて解説します。
ビジネスアカウントのメリットは、会社の宣伝に繋がることです。広告を出し、その効果をインサイトで分析・改善に繋げていけます。
また実店舗を持つ販売店や飲食店の場合、プロフィールに住所や連絡先を掲載できるため、ユーザーからの問い合わせを受けたり、実店舗に誘導したりといったことがスムーズになります。
このように、集客アップに繋げるための機能が備わっているため、ビジネス拡大に向けたメリットになるでしょう。
クリエイターアカウントの場合、自分の作品などを効果的にInstagramへ掲載するための機能を使えることがメリットとなります。
例えばInstagramフォロワーの属性を分析し、投稿に役立てることが可能です。予約投稿の機能も使えるため、毎日決まった時間に投稿したい人に役立つでしょう。
多くの人から連絡が来るインフルエンサーでも、DMを分類して管理できる機能を使うことで、連絡を見逃す心配が少なくなります。
Instagramのプロアカウントを使っていく中には、デメリットも存在します。
ビジネスアカウントとクリエイターアカウントに分けてデメリットを紹介するので、理解した上でプロアカウントを活用しましょう。
プロアカウントでは、そのアカウントに連携されているFacebookページのみにシェアできるような設定になっています。
そのため、他のFacebookページでもシェアしたいと思っている人や、個人とビジネスの境界が曖昧なまま運営している人は注意が必要です。
また、アカウントは非公開にできない設定となっていますのでこちらも注意しましょう。
クリエイターアカウントも、ビジネスアカウント同様に非公開設定ができません。一部の人だけに自分の作品を公開したいときは、個人アカウントで投稿するようにしましょう。
また、フォロワーの分析を詳しく行えるクリエイタースタジオは、アプリからの利用ができません。スマホだけでInstagramを活用しているクリエイターの場合、詳細な分析はパソコンからする必要があるとデメリットに感じるでしょう。
この記事では、Instagramのプロアカウントについて、機能や使い方、設定方法、メリットやデメリットを紹介してきました。
Instagramを適切に使うことで事業の拡大や、自分の作品をより多くの人に見てもらうことに繋がるため、ビジネスにおいても見逃せないツールの1つとなっているでしょう。
この記事で紹介しているプロアカウントの使い方や特徴を参考にして、自社の製品やサービス、趣味の作品などを多くの人に知ってもらうために活用してみましょう。
しかし、プロカウントの切り替えただけではInstagram運用は上手くいきません。成果を出す運用をするには、Instagramのアルゴリズムの理解が欠かせません。
下記では、フォロワーの増える4つのロジックやアルゴリズムに基づいた成果の出る運用方法を事例を用いて解説しております。
▼参考記事:Instagram集客の教科書