「インスタが伸びない…」とお悩みの方へ
インスタ運用をはじめてみたものの、このようなお悩みを抱えていませんか?
「毎日投稿しているのになぜか伸びない…」
「何をやってもフォロワー数が増えない…」
「後発ではじまったアカウントがなぜ自分のよりも伸びているのか…」
インスタは無料で始められる集客方法ではあるものの、いまだに運用ノウハウが確立されておらず、多くの方が伸び悩み挫折してしまいます。
しかしその一方で、インスタの勝ちパターンを理解し正しく運用すれば、誰でも簡単にアカウントを伸ばすことができる、こともまた事実です。
実際に、私たちSAKIYOMIはインスタ運用のプロ集団として、これまで累計400万フォロワーのアカウントを運用し成功へと導いてきました。
もしも現状、伸び悩みを感じているのであれば、まずはサービス資料にあるインスタの勝ちパターンをご覧ください。
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Instagramで人気のアカウントを、Instagram運用のプロ集団SAKIYOMIが勝手に分析し、皆さんに真似していただけるように勝手に解説していく「勝手に分析」シリーズ。
シリーズ第9弾は、ホテルアカウントの「Check in チェックイン | ホテル紹介メディア」。
第8弾はこちらから
投稿数たった59投稿で、フォロワー数5.9万人という、異次元のスピード感でフォロワー数を伸ばしているチェックインのアカウントは、一体どのような工夫がなされているのでしょうか?
Instagramを運用する目的からターゲット、競合優位性、真似したい施策、マネタイズの工夫を徹底解説いたします。
チェックインのようなフォロワー数の推移は、正直理想的すぎて、Instagram運用のプロから見ても衝撃を覚えるものです。しかし、その運用の中にもこれを読んでいる方々に真似していただける施策がたくさん詰まっていました。
ぜひ、同ジャンルのアカウント運用をしている方、検討している方は最後までご一読いただけますと幸いです。それでは、チェックインを勝手に解説していきましょう。
チェックインがInstagramを運用する目的は?
チェックインがInstagram運用をする目的は、ホテルや旅館からの紹介料を発生させるためだと考えられます。プロフィールに公式サイトのようなものが添付されていないことから、明確に誘致したいサイトがあるわけでも無いため、ホテルや旅館からの紹介料だけでマネタイズしているのでしょう。
ユーザーからしてみれば、広告的なものが発信されず、自分たちに有益なものしか紹介されないため、アカウントをフォローするメリットがありますし、ホテル側から見ればこれだけのフォロワー数が集まっているのであれば、お金を払ってでも紹介してもらうことにメリットがあると判断できます。
これまでは自社サービスへの誘致を目的に、アカウント運用を行なっているものを紹介してきましたが、このような形でもInstagramを活用してマネタイズができるという、いい事例だと言えます。
チェックインがターゲットとして設定しているのは?
チェックインがターゲットとしているのは、25〜35歳の女性でしょう。これはフォロワーをざっとみた中で判断したものであり、おそらくそこまで正確にターゲット層を絞っているようには思えません。アカウントが発信している情報は、旅行に行きたいと考えているユーザーであれば、誰しもが知りたい情報ですし、同アカウントはターゲットのセグメントの切り方として、年齢や性別は用いていないと考えられます。
とにかく旅行に行きたいと考えている人が求めている情報を、ただ真摯に発信し続ける。この観点からアカウント運用がなされています。
チェックインが競合と差別化を図っている点は?
チェックインが競合と差別化しているのは、間違いなくフィード投稿のトンマナです。表紙には紹介するホテルの写真と、明朝体で大きめなサイズのコピーだけが記載されています。今となっては、このような文字入れコンテンツがホテル業界では主流となっていますが、おそらく走り出しはチェックインであり、それまでにホテル業界でこのような表紙を作成したアカウントは無かったのではないでしょうか。
旅行系やホテル系のアカウントは、どうしても「インスタ映え」を狙ってしまいます。しかし、チェックインのアカウントでは、それを超越したホテル内での体験にフォーカスを当てている点も、大きな差別化だと考えられます。同ジャンルの中で、何が当たり前になっているのか。その当たり前を覆すような運用をしたときに、大きな反響を得られるのです。(もちろん、必ずしもそうだとは断言できませんが)
チェックインが実施しているマネしたい3つの施策
ここからは、チェックインが実際に行っている施策で、今すぐにでもマネできるものを3つご紹介いたします。
細かく言語化されたフィード投稿
前述したように、チェックインのフィード投稿は、全ての画像に明朝体でコメントが記載されています。これらのコメントは、該当する画像を言語化したものであり、ただ画像を載せるだけにとどまっていない点が、このアカウントの最大の特徴だと言えます。また、画像よりもまず先にテキストに意識が向い、次にそのテキストで言及されている箇所を画像内で探し始めるため、アカウントに滞在する時間が延びるのも、大きなメリットと言えるでしょう。
また、フィード投稿のキャプションにも力を入れており、そのホテルの歴史的な背景や、そこで得られる体験を、10秒で読めるように簡潔にまとめてあるのも、魅力的な点と言えます。多角的に見て、ユーザーの滞在時間を伸ばす仕掛けがしてあり、リーチ数が爆発的に伸びていったことも頷けます。
工数を削減したリールと、手の込んだリールの使い分け
チェックインが発信するリールには、2つの種類があります。1つ目が、チェックインが発信してきたフィード投稿をそのままリールに載せたものです。そもそもチェックインが発信しているフィード投稿はとても質が高く、たとえそれがリールで流れてきたとしても、なんの違和感もなく最後まで動画を見てしまいます。リールを作成する時間を限りなく削減できている点も魅力の1つですし、リールでリーチ数を獲得することもできるため、一石二鳥の施策だと言えます。
チェックインが投稿する、フィード投稿をそのままリールに載せたもの
もう1つの種類として、かなりクオリティの高いリールが挙げられます。これを撮影しにホテルまで行っているのか、それともホテルからの提供なのかは分かりかねますが、滑らかな動きから展開されるリールはとても見やすく、気がついたら他のリールも再生してしまうほどです。
チェックインが投稿する、ハイクオリティのリール
皆さんが真似するのであれば、前者。簡単に作成できますし、リーチ数も簡単に獲得できますので、ぜひ真似してみてください。
文字を多めに含んだハイライト
チェックインが設置しているハイライトには、文字が多分に含まれたストーリーズが収められています。文字の多いストーリーズは、ユーザーが思わず読みたくなってしまうため、必然的にアカウントへの滞在時間が伸びていきます。これはフィード投稿と同じ原理です。
チェックインのハイライト
アカウントへの滞在時間が長いということは、アルゴリズム的な優遇を受けやすいということ。質の高いコンテンツを発信しているとInstagramから判断され、コンテンツが瞬く間に拡散されていきます。手の込んだストーリーズが多いですが、しっかりと作成したものに関してはハイライトに残しておき、これからフォローするであろうユーザーにも見てもらえるようにする工夫は、これを読んでいる担当者の方でも真似できるのではないでしょうか。
【2021年最新版】Instagramのアルゴリズムを編集長が徹底解説。
チェックインはどんなマネタイズの工夫をしているのか?
チェックインがマネタイズのために実施している施策は1つ。ハイライトによる訴求です。
ハイライトの中でホテルや旅館が実施しているキャンペーンを紹介し、アフィリエイトのような形で収益化を図っています。ハイライトの中でも一工夫されており、1枚目のストーリーズでキャンペーンの概要を、仮にそこで取りこぼしたとしても、2枚目以降のストーリーズでキャンペーンの詳細を解説しています。
全てのストーリーズにスワイプアップ機能をつけておき、どのタイミングでユーザーが興味を持ったとしても、コンバージョンにたどり着くよう工夫されているのが、チェックインのマネタイズ施策です。
Instagram運用の大まかな流れを理解しよう
チェックインは、Instagram運用を生業とするSAKIYOMIから見ても綺麗な運用がなされていると感じます。なぜその運用が実現できているのか。具体的には以下の4つのステップを踏めていることが大きな要因だと考えています。
・目的
・ターゲット
・競合分析
・コンテンツ
Instagram運用の全体像はこちらのお役立ち資料にて体型的に解説しておりますので、詳しくはこちらを参考にしてみてください。
▼Instagram運用の全体像をチェックする
Instagram運用を成功に導く42の必須チェックリスト
ここで紹介したステップは、ジャンルを問わず、どの企業にも共通する成功法則です。ぜひ、Instagramの運用をする際には意識してチェックしてみてください。
まとめ
【勝手に分析】シリーズ、第9弾の今回はホテルアカウントのチェックインを解説してきました。
おそらく、執筆を担当している私がこれまでに見たきたアカウントの中で、最も最速でフォロワー数が1万人を超えたアカウントなのでは無いでしょうか。それだけの成果が出ているのも、間違いなくこの記事の中で紹介した施策を的確に実行しているからだと考えられます。
鍵になっているのは、間違いなくアカウントへの滞在時間。どれだけアカウントに惹きつけ続けることができるのかという、アカウント運用の基礎を徹底して行なっているから、フォロワー数をここまで伸ばすことができているのでしょう。
コンテンツ作成以外にも、チェックインのアカウント運用では、みなさんが真似したいと思える施策が盛り沢山でした。ぜひ明日からのInstagram運用に生かしてみてください。
それでは、第10回もお楽しみに!
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