【#勝手に分析】#フルジョを生み出した古着女子がなぜうまくいくのかを徹底解剖!


Instagramで人気のアカウントを、Instagram運用のプロ集団SAKIYOMIが勝手に分析し、皆さんに真似していただけるように勝手に解説していく「勝手に分析」シリーズ。

シリーズ第3弾は「#フルジョ」を生み出し、Instagram上で古着ブームを生み出した古着系アカウントの古着女子

シリーズ第2弾はこちらから!

【#勝手に分析】ホットペッパーで1番予約される美容室のInstagramはPDCAがすごかった。

2021年3月2日

フォロワー数30万人、古着系アカウントのパイオニアとも呼べる古着女子のInstagramアカウントは、いったい何がすごいのでしょうか?

Instagramを運用する目的からターゲット、競合優位性、真似したい施策、マネタイズの工夫を徹底解説いたします。

古着女子のようなInstagram運用はアパレルブランドはもちろんのこと、雑貨やインテリアといったさまざまなジャンルで応用ができる施策で溢れていました。ぜひ、多くのInstagram運用担当者さまに実践していただきたい内容となっております。それでは、古着女子を勝手に解説していきましょう。

古着女子がInstagramを運用する目的は?

古着女子がInstagramを運用する現在の目的は、ECサイトへの誘致だと考えられます。ここであえて「現在」として背景には、古着女子が趣味のアカウントから始まっていることが挙げられます。

もともと古着女子は、古着の投稿をキュレーションするアカウントでしたが、フォロワー数が増加するにつれ、その影響力も大きなものに発展。その影響力を活用し、キャッシュポイントとしてECサイトを立ち上げています。

そのため、一般的な企業が掲げるInstagram運用の目的とは少し外れた状態で、アカウントの運用が開始しているのです。

そうは言うものの、現在はInstagramを他サイトへの流入チャネルとして活用しているため、どのジャンルのアカウントであっても、参考になるポイントが詰まっているという訳です。

古着女子がターゲットとして設定しているのは?

古着女子がターゲットとして設定しているのは、「おしゃれ好き女子」でしょう。音楽の趣味は邦ロックや洋楽、おしゃれなインスタ映えするカフェが好きで、最新のアプリにも敏感。おそらく、誰しもが想像できる大学生女子ではないでしょうか。

トレンドをすぐに取り入れたいというインサイトを持ち、「古着だけが好き」というよりかは、トレンドを常に察知しておきたいと考えているターゲット層ですね。

そのため、現在女子の中で「おしゃれ」「トレンド」であるという認識のある見せ方をすればターゲットに刺さりやすく、2021年現在は「手書き文字」によってトンマナが統一されています。ターゲットのインサイトから逆算してトンマナの設計をしている点も、Instagram運用においてはマネしやすいポイントだと言えます。

古着女子が競合と差別化を図っている点は?

古着女子のようにファッションやアパレルに特化したブランドは多数ありますが、その中でも古着女子が際立ちを見せているのが「中の人の見せ方」です。古着女子には独自の編集部が存在しており、ストーリーズやハイライト、インスタライブの中でその姿を度々見せています。

「アカウントがおしゃれである」という特徴だけではなく、「アカウントを誰が運用しているのか」というところまでユーザーに見せることによって、アカウントに対して親近感を抱きやすくなるよう仕組み化されています。

アパレルブランドであれば「ブランド力」だけに頼りがちですが、その先にいる「人」を見せることでファンを形成することができるのです。

古着女子が実施しているマネしたい施策3選!

すでにマネできる施策をいくつかご紹介してきましたが、ここからはすぐにでも実践できるポイントを3つに絞ってご紹介していきます。

公式のアンバサダーを活用

古着女子はアンバサダーの制度を設けています。アンバサダーとは、アカウントやブランドについて積極的に発信をしてくれる人のこと。インフルエンサーと協力し、インフルエンサーが持つ影響力や発信力によって、ブランドの認知度を着実に高めていっているのが古着女子の特徴です。

アンバサダーのようなインフルエンサーを味方につけておくと、アンバサダーが抱えている大量のフォロワーに自社ブランドが認知されるようになります。それだけでなく、インフルエンサーのコンテンツは、Instagramのアルゴリズム的に拡散されやすいため、不特定多数のユーザーにリーチさせることもできるのです。

ハッシュタグを有効活用したUGCの量産

古着女子の最大の特徴と言えば「#フルジョ」のハッシュタグです。短く覚えるのも簡単であり、内容も想起しやすい最高のハッシュタグを生み出した古着女子は、「リポストされることがステータスである」状態を作り出しました。

「リポストされるため」に古着女子のトンマナを守ったUGCが爆発的に増加し、それに伴ってアカウントの認知度も上昇。ハッシュタグを最も効率よく利用した運用方法だと言えるでしょう。

これに追随するためには、まず「ハッシュタグの分析をしないといけない」という固定概念を取り浚いましょう。重要なことは、ハッシュタグの選定をすることではなく、ハッシュタグを経由してアカウントの存在を知ってもらうことです。

オリジナルのハッシュタグを生み出し、多くのユーザーに利用されるよう、工夫してみましょう。

ストーリーズを活用した多様な発信

Instagramの運用を行なっていると、どうしてもフィード投稿の質にこだわってしまいがちです。もちろん、フィード投稿の質を担保することは最低限必要ではあるものの、それだけではInstagramにおいて優位なポジションは確立できません。

古着女子に関して言えば、ストーリーズはもちろんのこと、インスタライブまで積極的に活用し、ユーザーとコミュニケーションを頻繁に取っています。

ハイライトのストーリーズを閲覧していると、多いときには1万人を超えるユーザーがアンケートに参加し、その一つ一つに丁寧に回答していっているのが見て取れます。

ファン形成における重要なポイントがここに隠されており、インタラクティブさが求められていることがわかりますね。

古着女子はどんなマネタイズの工夫をしているのか?

古着女子は本アカウントでマネタイズを行おうとしていません。基本的には商品紹介専門のアカウントで、マネタイズへの訴求を行なっています。別のアカウントを作成する理由はただひとつで、トンマナを崩さないようにするためでしょう。自社のアカウント内で商品紹介をしてしまうと、ユーザーの離脱率が高くなってしまうことは、おそらく皆さん理解していただけるでしょう。その世界観が好きでフォローしているのに、最終的にはお金儲けの一助を担わされているように感じてしまうからですね。

そのため、商品紹介のアカウントと銘打って運用することで、どちらもネガティブな印象を持たれることなく、商品訴求ができるという流れです。

古着女子は、アンバサダーやハッシュタグをうまく使いこなし、古着女子に対する強烈なファンを生み出し、そのファンの中の一部が商品紹介アカウント、もしくはECサイトに流入してくれればOKだと考えていることでしょう。

小売系のアカウントでは、自社が発信したい世界観と発信したい商品情報が入り混じり、どっちつかずの状態に陥ることがよくあります。そのような場合は、古着女子が実施しているような施策を打つことで、課題が解消されるかもしれません。

Instagram運用の大まかな流れを理解しよう

古着女子は、Instagram運用を生業とするSAKIYOMIから見ても綺麗な運用がなされていると感じます。なぜその運用が実現できているのか。

もちろん、メンバーが複数人いる、コンテンツ量がもともと多いなど、企業の事情もあるかとは思いますが、具体的には以下の4つのステップを踏めていることが大きな要因だと考えています。

・目的
・ターゲット
・競合分析
・コンテンツ

これらのステップがなぜ重要なのかは、ぜひ以下の記事をご覧になってください。

【Instagram担当者必見】運用のポイントを簡潔に解説します!

2021年2月8日

ここで紹介したステップは、ジャンルを問わず、どの企業にも共通する成功法則です。ぜひ、Instagramの運用をする際には意識してチェックしてみてください。

まとめ

【勝手に分析】シリーズ、第3弾の今回は古着系アカウントの古着女子を解説してきました。

古着女子は、古着ジャンルで先行者優位をえたことで、Instagramにおいて圧倒的な人気と知名度のあるポジションを確立してきました。服の販売だけではなく、フルジョ本の販売や編集部の採用など、多岐にわたってInstagramを活用している点は、まさに脱帽と言わざるをえません。

現在では、古着女子がプロデュースするブランドが4つに拡大しており、その勢いはさらに加速していくと考えられます。これが可能なのも、Instagram上でさまざまな施策を行い、しっかりとファン形成を行なってきたからなのでしょう。

まさにお手本とも呼べる古着女子のInstagram、ぜひ皆さんもマネできる点はマネしてみてください。

【#勝手に分析】オンラインダイエットコーチのインスタは、心理学の手法の宝庫でした。

2021年3月4日

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2019年11月に株式会社Radixに入社。就活支援事業部にてCA・法人営業を経験したのちに、Instagram運用支援事業(SAKIYOMI)の立ち上げ時にジョイン。計4アカウントのInstagram運用を行い、その後マーケティング領域の立ち上げを行う。現在はマーケティングの責任者として、幅広く活動。Twitterでも、ノウハウを積極的に発信中。フォロワーは現在約6000人。