【#勝手に分析】フォロワー数60万人のお化けアカウントmake my roomをアルゴリズム的に解説!


Instagramで人気のアカウントを、Instagram運用のプロ集団SAKIYOMIが勝手に分析し、皆さんに真似していただけるように勝手に解説していく「勝手に分析」シリーズ。

シリーズ第5弾は、インテリア系アカウントのmake my room

シリーズ第4弾はこちらから!

【#勝手に分析】オンラインダイエットコーチのインスタは、心理学の手法の宝庫でした。

2021年3月4日

フォロワー数60万人、参考になるインテリアを探す際に、誰しもが出会ったことのあるmake my roomは、一体どのような工夫がなされているのでしょうか?

Instagramを運用する目的からターゲット、競合優位性、真似したい施策、マネタイズの工夫を徹底解説いたします。

make my roomのようなInstagram運用をすることで、自社が届けたい世界観やメッセージ性を伝えられるようになり、より濃密なファンを獲得することができます。そのファンの母集団を起点に、ECサイトやwebメディアを活用していくイメージですね。

それでは、make my roomを勝手に解説していきましょう。

make my roomがInstagramを運用する目的は?

make my roomがInstagramを運用する目的は、ECサイトへの流入数増加、売上拡大でしょう。もともとLittle roomsというブランドを展開していた運営会社が、更なる売上拡大を図ってアカウント運用に乗り出したと考えられます。

make my roomのターゲットはどんなインサイトを抱えているのか?

make my roomがターゲットとしているユーザーは、以下の悩みを抱えていると想定されます。

・インテリアを探す際に明確な意思決定基準がないから、ECサイトで探すのが難しい
・1日の半分以上過ごす家だから、少しでも自分好みの快適な空間にしたい
・可愛いインテリアを揃えたいけど、間違いない買い物をしたい
・部屋は雰囲気が大事なので、インテリア単体というよりは全体感やレイアウトを参考にして寄せたい

そのためにターゲットはInstagramで好みの部屋を探し、欲しい商品が見つかったら誰かの口コミを参考にして購買の判断を下しています。欲しい商品の見つけ方も、部屋の全体感やレイアウトから逆算してインテリアを見つけている印象です。

その行動にマッチしたコンテンツをInstagramで発信し、ユーザーに刺さりさえすれば、瞬く間にフォロワー数が伸びていくという流れになっています。

make my roomが競合と差別化を図っている点は?

Instagramにおいて、インテリアや部屋系のアカウントは飽和していると言っても過言ではありません。その中でmake my roomが差別化として行っているのが、女性のワンルームの部屋に絞ったコンテンツ発信です。

ターゲットにとっては全コンテンツが参考投稿になり、make my roomに足を運べば何かしら得られるという状態を作り出すことに成功しています。また、テーマ別にコンテンツがまとめられており、アカウント内を回遊する際にも非常に便利な作りになっています。

部屋全体が見えている状態をトンマナにしているため、直感的に理想とする部屋を探せる点も、make my roomが行っている差別化と言えるでしょう。

make my roomが実施しているマネしたい施策3選!

では、make my roomが実施している施策の中で、みなさんがすぐにでもマネできるものを3つご紹介いたします。

滞在時間を長くする仕掛け

make my roomが発信するコンテンツの特徴として、同じ部屋をさまざまな角度から撮影していることが挙げられます。これは単にユーザーに親切なだけでなく、コンテンツに滞在している時間を伸ばすことができ、アカウントの質を向上させるメリットがあるのです。

ユーザーは無意識に複数枚の写真を見て、自分が気になるものをひたすら探し続けます。ユーザーファーストでありながらも、Instagramのアルゴリズム的に最適な設計がなされている点は素晴らしいと感じます。

インフルエンサーを積極的に活用

make my roomが発信するコンテンツの中には、インフルエンサーとタイアップした企画が多く見られます。実際にインフルエンサーの部屋に訪れ、部屋の中を取材。そしてそれをコンテンツとして発信。一見、コンテンツを拡充するために実施しているように思われますが、インフルエンサーとのタイアップはフォロワー増加のために欠かせない施策なのです。

まず、インフルエンサーが抱えている大量のフォロワーへ認知を拡大できます。次に、インフルエンサーが発信するコンテンツがアルゴリズムに拡散され、それ以外のユーザーに認知を拡大できます。さらに、自アカウントのコンテンツにエンゲージメントが重なり、こちらもレコメンドされます。

正の循環に入って、ひたすらコンテンツがバズり続ける現象が発生するのです。インフルエンサーとコラボレーションできていることによって権威性も獲得できますし、全てがいい結果に終わるのがインフルエンサー企画ですね。

ユーザーを巻き込んだストーリーズ 

まずはこちらのストーリーズをご覧ください。

https://www.instagram.com/stories/highlights/17884140181556466/

こちらのストーリーズはフォロワーに独自のアンケートの答えてもらい、それに反応していく、というものです。ユーザーを巻き込んでストーリーズを実施することで、アカウントに対してのエンゲージメントが高くなることはもちろん、直接コミュニケーションを取ることでファン化を促すこともできます。

対応していくのに工数はかかるものの、このアクションから得られるものは計り知れません。ぜひマネしていただきたい施策ですね。

make my roomはどんなマネタイズの工夫をしているのか?

make my roomはどのようにしてマネタイズに繋げているのでしょうか。3つご紹介いたします。

ECサイトを認知してもらうための画像

フィード投稿の最後に設置してある、ECサイトを認知してもらうための画像は有益な施策です。フィード投稿でバズが発生すると、多いときには1投稿で500万を超えるリーチが誕生します。もし仮に、バズった投稿の最後にECサイトを訴求する画像を添付しておけば、少なくとも2割のユーザーはECサイトの訴求画像を目にすることでしょう。2割だとして100万人。十分すぎる数字ですね。

細かなポイントですが、毎投稿の中に画像を差し込んでおくことで、ECサイトの認知度を広げることができるのであれば、やらない手はないですよね。

商品の紹介投稿

make my roomが紹介する部屋のコンテンツの中に、自社商品で構成されているコンテンツを混ぜておくのも、マネタイズにおける工夫と呼べるでしょう。Instagramを運営していると、どうしても自社商品ばかりをPRしたくなってしまいます。しかし、そのアカウントはユーザーファーストであるとは言えず、フォロワー数の伸びも芳しくありません。

いかに自然に自社商品をPRできるのかが鍵になり、make my roomはそれを上手に行っていると言えます。

姉妹アカウントの運営

make my roomは姉妹アカウントを運営しており、上記で発生した自社商品PRの課題を姉妹アカウントの方でも解消しています。姉妹アカウントの方では実際に販売しているインテリアに特化したコンテンツを発信。make my roomの方では部屋全体のコンテンツに特化することで、上手な使い分けができています。

この使い分けをすることで、ユーザーに宣伝感を持たれることもなくなり、結果的にどちらのアカウントもフォローしてもらうことができ、販売にまで繋げることができるのです。

Instagram運用の大まかな流れを理解しよう

make my roomは、Instagram運用を生業とするSAKIYOMIから見ても綺麗な運用がなされていると感じます。なぜその運用が実現できているのか。

もちろん、メンバーが複数人いる、コンテンツ量がもともと多いなど、企業の事情もあるかとは思いますが、具体的には以下の4つのステップを踏めていることが大きな要因だと考えています。

・目的
・ターゲット
・競合分析
・コンテンツ

これらのステップがなぜ重要なのかは、ぜひ以下の記事をご覧になってください。

運用の3つのポイントを解説。フォロワーを増やしたい方必見!

2021年2月8日

ここで紹介したステップは、ジャンルを問わず、どの企業にも共通する成功法則です。ぜひ、Instagramの運用をする際には意識してチェックしてみてください。

まとめ

【勝手に分析】シリーズ、第5弾の今回はインテリア系アカウントのmake my roomを解説してきました。

make my roomは「部屋のレイアウト」という、本来のターゲット層の多くが興味のあるジャンルで影響力を持つことに成功。ECサイトで取り扱っている商品を紹介している、「よりコンバージョンに近い」姉妹アカウントへユーザーを誘導することで、マネタイズを加速させていました。

あくまでも推計にはなりますが、2つのアカウントを合わせて、少なくとも月間5000万リーチは実現しているのではないでしょうか。そう考えると、ECサイトへの遷移数、そこからの売上は言わずもがな。夢がありますね。

プロフィールに記載しているECサイトヘのリンクも、1投稿平均50万リーチ、プロフィール遷移率2%、そこからのURLクリックが5%と仮定すると、1投稿で500セッション程度クリックが発生していることになります。

エンゲージメントの細かい数字まで見れないため、具体的な数字まではわかりませんが、かなりの流入が見込めるチャネルになっていると言えます。

ぜひ、マネできそうな施策から積極的にマネしてみてくださいね。

【#勝手に分析】メディア×Instagram運用に成功しているアカウントの秘訣を徹底分析!

2021年3月1日