【#神回#勝手に分析】Instagram運用のプロが、どのようにアカウントを見ているのかお教えします。


独学の運用を辞め、Instagramの勝ちパターンを学びませんか?

Instagram運用には勝ちパターンが存在します。

正しく活用すれば、着実にフォロワー/売上を増やすことができるものの、まだまだ「独学での間違った運用・自己流の施策」が原因で失敗するアカウントも少なくありません。

「SAKIYOMI」は、Instagramアカウント運用による累計フォロワー350万以上の実績を持つ弊社が提供する運用代行・コンサルティングサービスです。

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Instagram運用のプロSAKIYOMIが、世の中にあるInstagramアカウントを勝手に分析し、これを読んでいる読者の方々がすぐにでも真似できる施策にまで落とし込む企画【#勝手に分析】シリーズ。

このシリーズも数えれば今回で10回目であり、何か少し新しい試みにチャレンジしたいなと考えました。裏話を少しすると、これまでの勝手に分析シリーズは、弊社内のアカウント運用ディレクターが事前に分析した内容を、記事としてお届けするために構成を練った上で皆さんにお届けしていました。

しかし、それでは分析のリアルをお届けすることは難しい。Instagram運用の「プロの視点」をお届けすることはできているのだろうか。そう勝手に解釈し、記念すべき10回目ではぶっつけ本番で分析をしながら、記事の執筆にチャレンジしてみたいと思います。

【#勝手に分析】たった59投稿で5.9万人のフォロワーを獲得した異次元のホテルアカウント。

2022年1月6日

Instagram運用を生業としている人間は、どのような観点からInstagramアカウントを見て、何を感じるのか。そんなリアルをお届けできたらと思います。

さて、今回勝手に分析するのは、韓国の雑貨のみを取り扱う「moim.jp」です。若年層の女性から爆発的な人気を誇る韓国雑貨ですが、その競合となるInstagramアカウントは星の数ほど。そんな中だからこそ、しかし、そんなレッドオーシャンの中でもフォロワー数を着実に伸ばし続けているこのアカウントは、一体どのような運用がなされているのか。

体当たりでの分析なので、書き始めたタイミングではいい記事が生まれるのかどうか、正直わかりません。ただ、この記事が皆さんの目に触れる状態になっているということは。この先で私が行った分析が、それなりに有益なものになったからだと言えるでしょう。

ぜひ最後まで期待してご覧になっていただけると幸いです。それでは、第10回目の勝手に分析を、始めていきましょう。

特徴的なプロフィールに、コツが詰まっている。

「普通」とは違ったアカウント名の使い方

まず初めに気になったのは、アカウント名の使い方です。普通(SAKIYOMIでもそうですが)、アカウント名はそのアカウントの顔であり、フォロワーに想起してもらうためにもっとも重要な項目であると考えているため、「キャッチーな名前」をつけたり、「何を発信しているのかがわかりやすい名前」をつけたりと、メディアのような名前づけをします。

しかし、moimが一味違うのは、ユーザーネームとアカウント名を明確に使い分けているという点です。ユーザーネームの中でmoimというメディア名を露出し、アカウント名ではそのサブタイトルと言わんばかりに「雑貨・ライフスタイルグッズのオンラインストア」と露出しています。

しっかりと何のアカウントなのかを知ってもらうための戦略と考えられ、従来の当たり前とは違うアプローチをとっているところからも、かなり勇気のいる戦略だなと感じました。

権威性と共感性を生み出すプロフィール文章

次に気になったのは、プロフィール文章です。以下の画像をご覧になっていただければ、どのようなプロフィール文章なのかをご確認いただけます。一見するとごく普通のプロフィール文章で、むしろ改行も使われていないので、視認性が少し悪いようにも感じます。しかし、注目したいのは、そこに記載されている内容です。

「韓国語で”集まり”という意味の”moim「モイム」”」

これはユーザーネームであり、ブランド名(?)でもあるmoimの由来を説明する文章なのですが、とても秀逸だと感じました。特に秀逸だと感じたのは「集まり」という単語のチョイス。現代人は、新型コロナウイルスの影響もあり、人との繋がりが希薄になっていることを間違いなく感じ取っています。そして、その希薄さに寂しさ、不満を少なからず抱えています。

その証拠に、Instagramのストーリーズの中で会話をする場所を作り上げることで、多くのユーザーがそれに反応し、質問やそれに対する回答が殺到するのです。「オフラインが難しいのであれば、別にオンラインでもいい」そんな無意識下に存在する孤独を紛らわしたい欲求が、漏れ出しているのがSNSを利用する根源的な現代人のインサイトです。

だからこそ、ここに記載されている「集まり」という単語は、ユーザーの根源的なインサイトに刺さり、無意識的に惹きつけられてしまうのではないかと考えています。もちろん、moimに込められた意味としては、「韓国雑貨が大量に集まっている」という形だとは思いますが、それがInstagramの中では別のポジティブな形として作用しているのではないでしょうか。

「全商品各ブランド様から正式輸入しております」

この文章は、このアカウントの権威性を生み出すもっとも強力な文言です。オンラインショッピングが当たり前になった現代においては、どれが正規品で、どれが非正規品なのか、その見分けがとても難しくなっています。また当然ですが、ユーザーとしては、多少高かったとしても正規品を手元に置いておきたいと考えるため、この訴求はとても有効なものだと言えるのです。

また、商品を購入してもらうという観点以外に、アカウント運用をするという観点でも、今回の権威性は有効に作用します。アカウントが飽和し始めている現在のInstagramにおいて、ユーザーはどのアカウントをフォローするのか、明確な線引きを必要としています。言い換えると、そのアカウントをフォローする意味がないと、無闇にフォロー数を増やしたくないということです。

つまり、「正規品のみしか販売していないし、発信もしていない」という権威性をユーザーに見せるということは、このアカウントをフォローする意味を見出させてあげるという効果があり、プロフィールに訪れたユーザーがフォローする確率を高める効果を持つのです。

ハイライトは改善できる、もっと綺麗になる。

プロフィールを見ていく中で改善できると感じた点は、プロフィール文章の改行以外に、ハイライトのカバー画像が挙げられます。せっかくいいプロフィールがあり、フィード投稿のトンマナも綺麗に整っているのに、ハイライトのカバー画像が適切に設置されていない点が、もったいないと感じました。どのような形でもいいので、プロフィールのカバー画像を設置しておくことで、全体的なトンマナの統一感はさらに醸成されるはずです。

ハイライトの存在はバカにならず、プロフィールに流入してきたユーザーは自然とハイライトを回遊しますし、その回遊の結果、コンバージョンが生まれるケースをこれまでに幾度となく見てきました。読者の方々が運用しているアカウントのハイライト、カバー画像はしっかりと設定していますか?特徴的なコピーを名前に設定していますか?

フィード投稿の伸びを左右する要因

moimは多様なフィード投稿を発信しています。完全にオリジナルなコンテンツもあれば、リポストで発信されているコンテンツもあり、商品訴求ではなくイベントの訴求のコンテンツなど、実に多岐に渡ります。

その中でも特に伸びているように見えたのが、動画で発信しているコンテンツです。動画では主に製品を使用している姿が映し出されており、使用感がしっかりと伝わる内容になっています。ここで重要なのは、「動画で何を伝えるのか」というよりも「動画を使っている」という観点です。

moimが発信している動画コンテンツ

Instagram運用において覚えておきたいこととして、アカウントへの滞在時間が挙げられます。滞在時間が長いコンテンツは、他のユーザーが閲覧したとしても滞在時間が延びやすい。すなわち、Instagramというアプリケーションを利用している時間が伸びるため、Instagramからすれば拡散するメリットしかないのです。そのため、発見タブやハッシュタグの人気投稿に掲載されやすく、リーチ数が爆発的に延びやすいという論理になっています。

画像だけでフィード投稿を構成する場合は、カルーセル投稿(複数枚投稿)にして滞在時間を伸ばす。moimの中でも如実に画像だけのものよりも、動画で構成されているコンテンツの伸びがいいため、しっかりとInstagramのアルゴリズムに則った運用ができていると言えるのではないでしょうか。

Instagramでフォロワーを増やす4つのステップとは?アルゴリズムに基づいて解説!

長文でストーリーズを構成する意味

ハイライトの中身を見ていきましょう。ハイライトは大きく分けて2つのジャンルが存在していました。1つが商品紹介系、もう1つが商品を買う際などの解説系です。正直、1つ目の商品紹介系のハイライトは特筆することはありません。強いていうなら、もう少しストーリーズの中に情報を盛り込んでもいいのかなというくらい。

注目したいのは、もう1つ目のハイライトである解説系です。こちらはかなり長文で構成されています。スマホの画面が埋まるほど、大量の文字で埋め尽くされているので、ぱっと見の視認性は限りなく良くありません。しかし、ここで重要なのは前述した滞在時間の長さです。興味さえあれば、長文のストーリーズは上から順に読んでいってしまいます。

気がついたら、スマホの画面を長押しし、次のストーリーズに遷移しないように止めている。そんな状態を生み出すことさえできれば、滞在時間を伸ばすことは成功です。このような意図があった上でハイライトやストーリーズを作成しているわけではないでしょうが、間違いなくアカウントの質に寄与している変数だと言えます。

コンバージョンを促す2つの施策

moimのようなECサイトを運用するアカウントの場合、コンバージョンへの導線をしっかりと設置しておくことが重要です。moimのなかを回遊すると、2つの箇所でコンバージョンを促す施策を実施していることがわかりました。

簡潔にまとめられているキャプション

moimのフィード投稿のキャプションは、とても簡潔にまとめられています。商品名、値段、使用感だけで構成されており、それ以外の余計な要素は一切含まれていません。強いて言うのであれば、「問い合わせ殺到」「再販」などの、購買を急がせるような文言です。

ユーザーはアカウント内を回遊し、気になる商品を発見したらフィード投稿を開きます。画像や動画で大まかな使用感を確認し、追加の情報を得るためにキャプションに流入。その中で値段を確認し、自分の中の金額感とギャップがなければ、そのままECサイトへ遷移し購入する。このような明確な導線のもと、シンプルなキャプションが構成されていると考えられます。

SAKIYOMIの場合、フィード投稿のキャプションにはプロフィールへの導線を含めるのですが、moimの場合はその辺を度外視してアカウント運用を実施しています。コンバージョンを生み出すために、余計な要素は盛り込まない。それが如実に現れているキャプションでした。

ここに関しては、正直どちらの方針で行っても間違いはありません。自分たちがアカウント運用をする中での目的から逆算して、適切なキャプションを記載するようにしましょう。

フォロワーに焦りを生ませるストーリーズ

moimが発信するストーリーズには大きく分けて2種類あります。1つが「購買ありがとう」系のストーリーズ、もう1つが「販売終了」系のストーリーズです。実際に買ってくださった方への感謝を込めたストーリーズは、どれだけのユーザーがmoimの商品を買っているのかを知らせるために有効ですし、販売終了系のストーリーズに関しては、「早く買わないと一生買えない」という焦りを発生させるために有効です。

ユーザーのためを思って発信しているストーリーズかとは思いますが、こういったポジティブに細かくフォロワーを煽っていく施策はかなり効果が見込めます。ECサイトを運営している方であれば、ぜひ真似してみてください。

最後に

勝手に分析シリーズ、記念すべき10回目の今回は、今までとは違った形でアカウントの分析をお届けしてきました。

Instagram運用のプロがどのような視点でアカウントを見ているのか、少しはご理解いただけたでしょうか?クリエイティブがいい、コンテンツが面白い。そんな見栄えに関する観点ももちろん大事ですが、それよりも重要視しているのは、やはりアルゴリズム的に伸びそうなのか否かという点です。

私たちが追い求めているのは、成果が出るInstagram運用。フォロワー数を効率よく伸ばし、企業が目的としている何かしらのコンバージョンを達成すること。ただ投稿するだけの運用代行ではなく、的確に分析をし、次なる一手を先読みすることで企業の成功のサポートをしています。

「Instagram運用を成功に導く42の必須チェックリスト」を徹底解説。

今回の分析の中で、みなさんに持って帰っていただけそうな施策や観点をいくつもご紹介してきました。ぜひ明日からの運用の中で実践してみてください。もしその中で不明点がありましたら、なんなりとお申し付けくださいませ。

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