Instagramのレポートはこう作る!運用支援会社がスプレッドシートでレポーティングしてみた。


「Instagramのレポートを上司に求められたけど、どんなデータを取得すればいいのわからない。」

「Instagramのレポートを作成してくれるツールを探しているが、どの基準で探せばいいのかわからない。」

会社でInstagramを運用しているとレポートを作らなければならない場面に遭遇します。上司に求められたり、アカウントの分析をしたり。

しかし、いざレポートを作成するとなっても、どんなデータをレポートすればいいのか、どのように作成したらいいのかわかりませんよね。

さまざまな企業様のInstagramの運用代行をしている私のもとにも、レポートに関するご相談がたくさん寄せられています。

そこで今回は、Instagramのレポートに関して、作成方法や取得した方がいいデータを徹底解説いたします。また、SAKIYOMIを運営する株式会社RadixはInstagramの運用代行も実施しており、その中で実際に利用しているレポートも特別に公開いたします。

こちらのスプレッドシートをコピーして活用すれば1からレポートを作らなくて済むので、ぜひ活用してみてください。

▼記事の中で紹介しているレポートをダウンロードする
【フォロワー6.2万人の軌跡】 Instagram PDCA施策レポート

この記事を読んでいただければ、レポートの作成方法から、ツールの是非までご理解いただけるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

レポートを作成した方がいい理由とは?

ではまず、Instagramのレポートを作成するメリットについて解説いたします。インスタのレポートを作成する上でも、そのメリットを理解しているか否かで作成の意図が大きく変わってきますので、メリットは頭の中に入れておきましょう。

自分のアカウントの成長度合いを数値で客観的に把握できる

1つ目のレポートを作成するメリットは、インスタグラムのアカウントの成長度合いを客観的に把握できることです。

インスタグラムのアカウント運用をしていると、投稿するコンテンツの作成に熱が入りすぎるあまり、アカウントの問題点に気が付きにくくなってしまいます。自分が自信を持って作成したコンテンツが伸びなかったとしても、なぜ伸びなかったのかを分析できなくなってしまうのです。

もちろん、フォロワーが伸びている際は自分が作成したコンテンツの質が良かったということですので、レポートは作成しなくても良いでしょう。しかし、インスタグラムのアカウント運用は分析なしではうまくいきません。

アカウント運用がうまくいっていない時こそ、数値という客観的な指標を活用してアカウントの状態を可視化し、アカウントを分析する必要があるのです。

レポートは数値を用いた客観的な分析ができる手法ですので、積極的に取り入れていきましょう。

アカウント運用者での、また会社の中でのアカウントに対する共通認識を作れる

2つ目のレポートを作成するメリットは、アカウントに対する共通認識を作れる点です。

会社でInstagramを取り組んでいたとしても、その運用は属人的なものになりがちです。しかし、会社の施策の1つとして実施するのであれば、会社で取り組んでいるInstagramのアカウントがどのような状態にあるのかの共通認識をとる必要があります。

Instagramのレポートは、そういった共通認識を取るのに最適な手法です。1つ目のメリットでも挙げた「数値による状態の可視化」ができるため、レポートを共有することでアカウントに対する共通認識を、偏りがない状態で持つことができます。

Instagramのレポートを作成する上で、必要な情報とは?

Instagramのレポートを作成するにあたり、どのようなアカウントの情報をレポーティングすれば良いのでしょうか。ここではレポーティングの際に取得必須の数値6つをご紹介いたします。

また、ここで紹介する数値はいずれもInstagramのスマホアプリで閲覧できるインサイトから取得できるものです。

インサイト分析に関しては、下記にて関連記事もまとめて体系的に解説しております。

【2021年完全版】Instagramインサイトの見方と分析方法をプロが徹底解説!

2021年8月10日

フォロワー増加数

1つ目はフォロワー増加数です。おそらく皆さんも一番初めに思いつく数値でしょう。

分析の細かさにもよりますが、フォロワー増加数は「1日」「月間」の2種類でレポートします。

企業でアカウント運用をしている場合、フォロワー増加数をKPIにおいていることが大半なので、デイリーでフォロワー増加数をレポートした方が進捗率が見れるので便利だと考えられます。

投稿ごとのリーチ数

2つ目は投稿ごとのリーチ数です。投稿ごとにどれほどのユーザーにリーチしたのかをレポートしましょう。

投稿ごとにリーチ数をレポートするメリットは、伸びている投稿を把握できることです。Instagramにおいて投稿が伸びている状態というのは、多くはリーチ数が伸びている状態を指します。

そのため、どんな投稿が伸びているのかを把握するためにも、リーチ数をレポートすることが重要だと言えます。

投稿ごとの保存数

3つ目は投稿ごとの保存数です。保存数の多さは、投稿の質の高さに比例するからです。

投稿数と同じく抑えておきたいのが保存率です。これはリーチしたユーザーに対して、どれほどの保存数を獲得しているのかを示す割合です。

Instagramの運用において、保存率は非常に重要な数値です。なぜならば、Instagramのアルゴリズムは価値の高い投稿をレコメンドし、価値の高さが保存率の高さで測られているからです。

そのため、投稿の保存率をレポートし、どのような投稿が保存されやすいのかを分析しましょう。

ホーム率

4つ目はホーム率です。ホーム率は、フォロワーのうち、どれほどのユーザーがホーム(フィード)から投稿を閲覧しているのかを示す値です。

インサイトでは投稿のインプレッションが閲覧でき、インプレッションの内訳にホームという流入元が表示されています。その数値が、フィードからその投稿を見た回数を示しています。

通常、フィードに投稿が流れるのはフォロワーだけですので、ホームの数値はフォロワーが投稿を見た回数と言い換えることができます。

ホーム率が低い状態、すなわちフォロワーが投稿を見ていない状態というのは、フォロワーとの親密度が低下していることを指します。なぜならば、Instagramのフィードは親密度によって表示の優先順位が変化しているからです。

つまり、ホーム率を分析することで、フォロワーの親密度の状態を分析できるのです。

プロフィール遷移数

5つ目はプロフィール遷移数です。プロフィール遷移数は、その投稿からプロフィールへと遷移したアカウントの数を指しています。保存数同様、プロフィール遷移数もリーチ数に対しての割合で判断するようにしましょう。プロフィール遷移率ということですね。

プロフィール遷移率が低いということは、投稿を見たがアカウントに対しての興味がないということを指します。そのため、対策としてプロフィールへの訴求文章を挿入したり、訴求の画像を作成したりする必要があります。

Instagramのフォロワーを増加させるために必要な数値ですので、レポートの際も抑えておきましょう。

フォロワー転換率

6つ目はフォロワー転換率です。これはプロフィールに遷移したユーザーのうち、どれだけのユーザーがフォロワーになったのかを表す数値です。

計算式は、(投稿からのフォロワー増加数/プロフィール遷移数)です。

プロフィール遷移数が低いという状態は、アカウントの雰囲気や趣味嗜好の不一致が起きていることが考えられます。プロフィール文章の修正改善や、アカウントの統一感をもう一度見直しましょう。

ハッシュタグの分析に関するご質問もいただきますが、ハッシュタグの分析は非常に困難であり、費用対効果がよくありません。ハッシュタグの重要性が叫ばれますが、私はそれほどインスタの運用においてハッシュタグが重要だとは考えていません。ハッシュタグの分析に関しては以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

▼参考記事:Instagramでバズらせたいなら、ハッシュタグは狙ってはいけない!?その理由を徹底解説!

運用代行をする企業がスプレッドシートでレポーティングしてみた。

では実際に、Instagramの運用代行をしている株式会社Radixが、業務の中で利用しているレポートを公開いたします。

こちらのレポートでは上述したデータ以外に、アカウント状態に関する振り返りコメントと、フォロワー数の推移を表したグラフが記されています。

もしこちらの実際のレポートが欲しい方は、スプレッドシートを配布しておりますので、以下のリンクからお問い合わせくださいませ。

▼レポートをDLする
【フォロワー6.2万人の軌跡】 Instagram PDCA施策レポート

Instagramのレポーティングはツールを利用するべきか?

最後に、Instagramのレポートに関するツールについて解説いたします。

まず結論からお伝えすると、私は一般的なInstagramのレポートツールは不要だと考えています。ダウンロードしたり、わざわざ課金したりする必要はないでしょう。

なぜならば、ここまでの記事でも紹介した通り、Instagramのレポートは自社内でも十分行えるからです。下記の「PDCA施策レポート」のスプレッドシートを雛形としてご利用いただければ、シートの作成も不要です。

▼レポートのフォーマットをDLする
【フォロワー6.2万人の軌跡】 Instagram PDCA施策レポート

それでもInstagramレポートツールを使いたい方へ

本当にインサイトからデータを取得するのが面倒で、絶対にしたくないという人は以下の管理ツールを利用してもいいと考えていますが、私のおすすめは自分でやる、もしくはコンサルティング付きで分析もプロにしてもらうというものです。またこれらの管理ツールを利用したとしても、確かな効果が確認できるとは限りません。

・Hootsuite
・SINIS
・hashout
・ICONSQUARE
・POST365
・Insight

ツールの利用はあくまでも個人の自由ですので、お金をかける方を止める気はありませんが、せっかくの予算は他の部分に当てても良いのではないでしょうか。広告をかけるわけではないので無料でレポートできます。正しい判断ができるようにしましょう。

Instagram分析ツールSAKIYOMIとは?

上述したように弊社ではInstagramのレポートツールを不要だと考えております。ただ、ご紹介したスプレッドシートのレポートだけでは正しく分析できない企業様も少なくありません。

その多くの原因は以下の2つです。
・担当者のInstagramに対する知見が少ないため、適切な分析ができない
・担当者のリソースが確保できず、適切な分析ができない

これらを解決するために「未経験者でもプロのアカウント運用」を行えるように開発したのがInstagram分析ツールSAKIYOMIです。

Instagramのアルゴリズムに基づいて、追うべき4つの重要数値のみをダッシュボードにて表示します。

アルゴリズムをベースとしたスコアリングに基づいてアカウントの「課題リスト」を抽出。その課題を解決するための「施策リスト」とその施策に対応する「動画コンテンツ」で施策実行のサポートをいたします。

こちらのツールは元々は弊社の運用支援サービスに興味を持っていただいたが、金額感が合わず支援できなかったクライアント様や個人事業主様を低価格で支援するために開発を始めました。

弊社の運用ノウハウをツールに落とし込むことで、未経験者でもプロクオロティの運用を実現することが可能です。

詳しくは下記資料からご確認ください。

▼資料を確認する
-3分でわかる- SAKIYOMI (Instagramマーケティングツール)

まとめ

Instagramのレポートのやり方について、ご理解いただけたでしょうか。

ここまで読んでいただいた方ならわかるかもしれませんが、Instagramのレポートは自分の力だけで完結させることができます。もちろん、1人で運用から分析までこなすのは至難の技ですが、複数人で運用しているのであれば問題ないでしょう。

しかし、1人でアカウントの運用をし、レポートの作成まで手が回らないと考えている人は、是非一度弊社にご相談くださいませ。弊社はInstagramの運用代行やコンサルティング、webセミナー(ウェビナー)や個別相談会、分析ツールの提供も行っています。

Instagram運用にお困りの際はお気軽にぜひご相談ください。


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