Instagramで集客をするメリットは?「最初にすること」から解説します!

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「Instagramを使って集客したいけど、何から始めたらいいの?」

「Instagramで集客は本当にうまくいくの?コツは?」

マーケティングを担当している方であれば、SNSの集客は視野に入りますよね。その際に、より多くのユーザーにリーチさせたいからと言って、リツイートができるTwitterを選択してしまう方が非常に多いです。

しかし、Instagramでの集客にはかなりメリットが存在します。加えてInstagramには相性があり、Instagramと親和性の高い企業はTwitterをも凌ぐ拡散力を発揮します。

私はさまざまなインスタアカウントを運用してきましたが、Instagramを利用した集客には向き不向きがあることを発見しました。そして集客に向いている企業であれば、利用するメリットはさらに大きなものとなるでしょう。

そこで今回はInstagramで集客を行うメリットとは、何に注意して運用したらいいのか、集客は何から始めたらいいのかを解説いたします。

また、下記ではInstagramマーケティングの特徴やマーケティング効果について詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。

▼参考記事:Instagramマーケティングの効果を徹底解説!

この記事を読んでいただければ、Instagramの集客が成功する一歩を踏み出せるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

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Instagramでの集客がおすすめ!使うべきメリット6選。

ではまず、インスタグラムを利用した集客のメリットをお伝えします。

無料で手軽に情報を発信できる。

Instagramは誰でも無料で利用できます。公式アカウントや企業アカウント(ビジネスアカウント)の開設にもお金はかかりませんし、月額料金が発生するわけでもありません。アプリをインストールするだけで、誰でも利用できるのです。

SNS以外の方法で集客するのであれば、たいていは費用がかかります。例えばGoogleでのリスティング広告、オフラインイベントの開催などです。

Instagramでも広告を利用すれば費用はかかるものの、通常の運用をするのであれば費用は必要ありません。費用をかけずに、自社の思うように情報発信ができる点は、Instagram集客の大きな利点と言えるでしょう。

多くのユーザーにアプローチできる。

日本におけるInstagramのMAU(月間アクティブユーザー数)は3300万人です。単純計算で、日本人のおよそ4人に1人がInstagramを毎月利用していることになります。またインスタの中には、ストーリーズ機能と呼ばれる、世界で毎日4億人が利用する機能もついています。

その中でも若者層の利用率は50%を有に超え、今後はさらに利用者数を伸ばしていくでしょう。つまり、Instagramには巨大な母集団が存在し、多くのユーザーにアプローチできるということです

多くのユーザーにリーチさせるためには、Instagramのアルゴリズムを理解し、それに沿った運用をしなければなりません。リーチ数を増やす方法を記した記事を用意してありますので、ぜひそちらもご覧ください。

Instagramのリーチとは?インプレッションとの違いや増やすコツを解説!

ハッシュタグ検索で商品・ブランドを見つけてもらえる。

Instagramには「ハッシュタグ」という投稿にキーワードを付与する仕組みがあります。ハッシュタグはInstagram上で検索でき、ユーザーはハッシュタグ検索で好みの投稿を探すことが可能です。自分がよく検索するハッシュタグはフォローして、フィードに表示させることも可能です。

また、投稿に記載されているハッシュタグから検索も可能なため、他の投稿から自アカウントへ流入する可能性もあります。ハッシュタグを有効活用することで、自社の認知度向上をさらに加速させることができるのです。

視覚的効果が高い。

Instagramの特徴は、ビジュアルメインでの情報発信が可能な点です。画像や動画を利用して情報発信ができるため、商品やサービスの詳細なイメージをユーザーに想起させることができます。

ユーザーは商品やサービスを実際に利用している姿がイメージできた場合に限り、消費活動を行うモチベーションが働きます。そのため、Twitterのようにテキストがメインの情報発信よりも、Instagramのようにビジュアルがメインの情報発信のほうが消費行動に繋がりやすいと考えられます。

ユーザーと常に交流できる。

SNSの魅力は双方向のコミュニケーションが行える点です。

投稿にはコメントやいいねが付き、DMで生の声を聞けます。そのため、一次情報を獲得しやすく、フォロワーの反応を随時チェックできます。

マスメディアやポスター、ネット広告などは一方向性のコミュニケーションしか行えず、情報発信に対するフィードバックに一定の時間がかかります。フォロワーと常に交流できる点も、Instagram集客を行う利点と言えるでしょう。

ググるよりタグる時代

従来の情報収集の方法と言えば、Googleで検索する(ググる)こと以外にありませんでした。しかしInstagramが2012年に誕生し、多くのユーザーに利用されるようになった2020年現在では、その様子に変化が見られます。

若年層の中で、Instagramのハッシュタグ検索を利用して情報収集を行う動きが出始めたのです。行ってみたいカフェや気になっているコスメの情報を集める際がわかりやすいでしょう。ハッシュタグ検索にて「#〇〇カフェ」や「#〇〇リップ」と入力すれば、すでにカフェやコスメに触れている方の情報を得ることができます。

これらの動きは、ググるから派生して「タグる(ハッシュタグで検索する)」と呼ばれており、Instagramを利用する女性の半数がタグる経験をしているというデータもあります。

つまり、若者の活動主体がSNS上、さらにはInstagram上に移動していることも考えると、Instagramでの集客はメリットが大きいと言えるでしょう。

SNS集客のデメリットを3つ紹介。ただし、全てカバーできる可能性も!

さまざまなメリットのあるInstagram集客ですが、デメリットはあるのでしょうか。デメリットと思われる3点を解説します。

顕在層だけにアプローチできない。

ユーザーを関心度に階層分けをした際に、特定の層にだけアプローチすることはできません。マーケティングにおいてユーザーの関心度は、以下の3階層に分類されます(一例です)。

①顕在層(すでに商品のことを認知しており、中にはリピートしているユーザーもいる層)

②検討層(すでに商品のことを認知しており、競合製品と比較検討している層)

③潜在層(商品のことを認知していないが、商品に対するニーズは持ち合わせている層)

リスティング広告のように、ターゲットを細かく絞って広告表示をする媒体では、特定の層に絞ってアプローチすることが可能です。一方で、Instagramの場合は全ての層に対して同じ内容のコンテンツ提供しかできません。

しかしまた裏を返せば、「全てのユーザーに対してアプローチができる」という強みにも捉えられるため、一概にデメリットと言い切ることは難しいでしょう。

BtoBの事業に活用しにくい。

法人向けのサービスや商品を発信するには、Instagramは向いていないでしょう。

その理由としては、Facebookのようにビジネス用として利用するユーザー数が少ないからです。徐々にそういったサービスの広告も散見されるようになっているものの、十分とは言えないでしょう。

しかし、企業によっては採用目的でInstagramの企業アカウント(ビジネスアカウント)を開設する動きも出ており、今後はさらにInstagram活用も活発化していくと考えられます。

いずれ、HPを全ての企業が持つように、インスタグラムでビジネスアカウントを企業が必ず保有する時代が来るかもしれません。

ノウハウやナレッジがない状態で運用しても、効果が出るまで時間がかかることが多い。

Instagramを利用した集客は、さまざまなメリットを持つ一方で、そのノウハウやナレッジを持っていなければ成果を出すことは難しいでしょう。

SNSのトレンドは移り変わるのがとても早く、常にInstagram上の動きを追い続けなければなりません。

そのため、他の業務と並行して行われる企業のInstagramアカウントの運用は、おざなりになってしまう傾向があります。しかし、一度運用を始めたのであれば、成果が出るまで続けたいですよね。

そんな担当者の方々のために、企業がInstagramを運用する上で必要な心構えやノウハウをすめ込んだ記事がありますので、こちらもぜひ参考にしてください。

Instagram運用を成功に導く42の必須チェックリスト

こんな企業はInstagramを使おう!インスタ集客に向いている企業とは

Instagram集客のメリット/デメリットをご理解いただいた上で、ここからはInstagram集客に向いている企業を紹介していきます。

若年層や女性をターゲットとした商品・サービスを扱っている企業。

若年層や女性をターゲットにした商品やサービスを扱っている企業は、Instagram集客に向いていると言えます。

上述したように、若者のInstagram利用率は5割を超えています。また、2019年にFacebookが発表したデータによると、利用者のうち43%が男性、57%が女性という結果が出ています。徐々に男女比率の差は縮まっているものの、やはり女性の方が利用者は多いことがわかります。

これらの理由から、若年層や女性をターゲットにしている企業は、Instagramでの集客に向いているため、積極的に活用していきましょう。

アパレル、美容、食品(飲食)、観光、不動産などフォトジェニックな商材を扱う企業。

写真映え(フォトジェニック)する商材を扱っている企業も、Instagramを利用した集客に向いていると言えます。

「インスタ映え」という言葉が2017年に流行語大賞を獲得しました。インスタ映えとは、Instagramに投稿する写真が見映えすることを指します。

現在、Instagramのトレンドはインスタ映えから移行しつつあります。しかし、インスタ映えしている投稿のウケが悪いかと言われれば、決してそのようなことはありません。

アパレルや美容、食品(飲食)、観光、不動産といったジャンルは、写真映えする可能性が非常に高く、Instagramでの集客に有利と言えるでしょう。実際にビジネスアカウントの成功事例として上がっているのは、これらの企業であることが多いです。該当ジャンルの企業は、マーケティングも兼ねてインスタグラムの運用をおすすめします。

ECサイト(ネットショップ)を運営している企業。

ECサイトを運営している企業も、Instagramでの集客に向いていると言えます。

なぜならば、Instagramには「ショッピング機能」がついているからです。ショッピング機能とは、Instagramの投稿とECサイトを紐付け、気に入った投稿から直接ECサイトへ遷移できる機能です。

つまりInstagramで商品の比較検討をし、そのまま購入まで行える導線が完成されているということです。

アカウント自体をカタログのように利用でき、販促から販売まで全てカバーしているため、ECサイトを運営している企業はInstagram集客を利用した方がいいででしょう。

Webメディアを活用して集客している企業。

webメディアを運用している企業も、Instagramでの集客に向いています。

Instagramのトレンドについて触れましたが、インスタ映えの次のトレンドは「情報を得られて、保存する価値のある投稿」と言えます。具体的には、節約術や投資、料理、保険などです。

これらは元来、webメディアに掲載され、Google検索にて情報収集していた類のものです。しかし、情報収集の舞台がInstagramに移行し始め、写真だけでなくテキストを画像化したコンテンツも受容されるようになってきました。

Instagramの投稿枚数は最大10枚で、一つの投稿の情報量には限りがあります。そのためInstagramでユーザーの興味を惹き、「その続きはwebメディアにて」という誘導のために使うのが良いでしょう。

webメディアの多くはSNSを活用していますが、インスタグラムを活用している企業はまだまだ少ないです。しかし、webメディアとInstagram集客の相性はとてもよく、メディアを運用している企業であれば積極的に活用しましょう。

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「とはいえ、社内内製化も難しい…」
「インスタに詳しいメンバーがいない…」
「安価な副業人材を検討したが、なんとなく運用はされたくない…」

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これまでに累計400万フォロワーを獲得し、そこで蓄積したノウハウをそのまま活用いただけるので、低価格×高クオリティなサービスです。

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Instagramで集客が成功した事例を紹介!

では、実際にInstagramで集客が成功しているアカウントの成功事例をいくつかご紹介します。

スターバックスコーヒー

企業アカウントの定番、スターバックスコーヒーです。知名度もさることながら、フォロワー数は279万人を超えており、300万人フォロワーも間近です。

企業が行う商品の広告やアプリの宣伝は、格好良くないクリエイティブになってしまいがちです。しかし、当社が作成する宣伝のクリエイティブは、通常の投稿と同じような品質のクリエイティブが保たれています。

2014年にはハッシュタグを活用したUGCも実施されており、Instagram運用における模範アカウントと言えるでしょう。飲食店のアカウントを運用しているのであれば、ぜひベンチマークに添えておきたいですね。

icotto

旅行系メディアが運用するInstagramアカウントです。

このアカウントを事例として紹介した理由は、投稿のトンマナが統一されていることです。フォロワー数も担保されていますが、クリエイティブの質が非常に高いです。

「#icotto」というハッシュタグを掲載しているコンテンツは、リポスト投稿として当アカウントに紹介されます。こちらもUGCを常時促している状態と言えます。

macaroni

大手レシピ系アカウントのmacaroniです。

こちらは完全オリジナルのレシピ動画を、毎日継続的に投稿しているアカウントです。こちらのアカウントを紹介した理由は、ハイライトの利用方法が秀逸だと感じたからです。ハイライトは、過去に投稿したストーリーズをコレクションできる機能です。インスタのハイライトに関しては以下の記事で詳細をご覧くださいませ。

Instagramのフィード投稿は、上から投稿された順にしかみることができません。そのため、レシピを眺める分にはいいのですが、意図したレシピを探すには不向きです。

しかし、macaroniのアカウントは、ハイライトでセグメント分けして検索がしやすいようにしてあります。

インスタのフォロワー増加に対しての直接的な要因とは言えませんが、ユーザーファーストなアカウントとして評価できます。

SAKIYOMIチャットで集客成功したアカウント

こちらのアカウントでは、SAKIYOMIがサービス提供する「SAKIYOMIチャット」を用いて、集客を成功させました。SAKIYOMIチャットは、DMを自動化するチャットボットツールです。SAKIYOMIチャットの活用により、安定して1ヶ月300件以上のCV獲得だけでなく、CPA※を10,000円から1,000円と90%のコスト削減にも成功させました。

※CPAは、Cost Per Aquisition(またはAction)の略で、顧客獲得単価を意味します。

SAKIYOMIチャットについて詳細を知りたい方は、まずはサービス資料をご覧ください。

インスタで集客を行う際に重要なこと

Instagramにおける集客が成功している状態とは、質の高いフォロワーが十分にいる状態です。つまり、良質なフォロワーを増加させていく必要があるということです。

良質なフォロワーとは、自社のアカウントに対してエンゲージメントが高いフォロワーのことを指します。そういったフォロワーを獲得し続けることができれば、Instagramで集客が成功していると言えるでしょう。

ここで多くの企業さまが勘違いされてしまうのは、ただフォロワーを増やせばいいと考えてしまうこと。単純なプレゼントキャンペーン、インスタグラマーやインフルエンサーとの安易なコラボ、雑なフォロー周り、最悪の場合はフォロワーを購入するという悪手をしてしまいがちです。「AI」の利用を謳うツールも同様です。

しかし、Instagramの集客で重要なのは、ただフォロワー数が増えることではありません。

しっかりとアルゴリズムに沿って運用し、ユーザーがアカウントに対して主体的にフォローしている状態を作り出さなければいけません。

集客は力技でもできますが、中長期的にアカウントを資産価値の高いものにすることを考えると、アルゴリズムに沿った適切な運用を行うことが重要です。

Instagramのアルゴリズムに関してはこちらを参考にしてみてください。

【2024年最新版】公式発表のInstagramアルゴリズムをプロが解説!バズるにはホーム率と保存率がカギ!

2024年4月18日

まとめ

Instagramで行う集客に関して、理解は深まったでしょうか。

Instagramでの集客にはさまざまなメリットがあり、集客がうまくいくと実際の売り上げにも大きく影響を及ぼすでしょう。集客を成功させるための方法やコツもインスタグラムの中には多数存在しています。

しかし、Instagramで集客を行うために、闇雲にアカウント運用をしても意味がありません。集客を成功させるには適切な運用をしなければならず、アルゴリズムを理解した運用が求められます。

実際に運用するポイントはぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

2019年11月に株式会社SAKIYOMIに入社。累計数十アカウントのInstagram運用を支援し、最短でアカウント開設後3ヶ月で1万フォロワーを達成。その後マーケティング領域を立ち上げ、現在はマーケティング責任者として、幅広く活動。SAKIYOMIの公式アカウントでも、インスタノウハウを解説中。(2.2万フォロワー:https://www.instagram.com/sakiyomi_/)