InstagramのSEO対策は重要?総フォロワー100万越えの運用会社が事実を暴露。


「InstagramのSEO(Search Engine Optimization)って、対策したほうがいい?」

「InstagramのSEOは、何に気をつけたらいい?」

Instagramに限らず、TwitterやFacebookといったSNSが、検索媒体と化している現代。GoogleのSEOが「アフィリエイト記事にまみれている!」なんていうコメントも散見するくらいですから。

そんな現代において気になるのは、SNSのSEOですよね。特にSNSの中でも検索媒体化しているのはInstagramです。ハッシュタグの人気投稿や、発見タブに表示される投稿の数々。あれは紛れもなくSEOの結果、表示されているものです。

そこで今回は、そんなInstagramのSEOについて解説いたします。

Instagramの運用におけるSEO対策の重要性、どうすれば今よりもリーチ数を獲得できるのか。運用担当者が悩むポイントを抑えて解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

SNSの検索はかなり隆盛している

冒頭でもお伝えした通り、Instagramにて検索を実施する人は非常に増えています。Instagramを利用する女性の6割は検索を日常的に利用しており、「ハッシュタグで検索する」ことを「タグる」と呼ぶ文化も生まれています。「Googleで検索する=ググる」と同じノリですね。

このInstagramで検索をする文化は、世界で見ても日本が突出しており、Instagramが公式発表したデータによると、世界平均の5倍の頻度で日本人はInstagramの検索を利用しているそうです。

私もさまざまな企業さまのInstagramの運用を任されており、Instagramのユーザーに使い方に関してよく話を聞きます。やはり女性は、カフェやコスメ、旅行先といったビジュアルがメインになりがちな情報を収集するようです。

また近年は、テキストでのコンテンツが注目を集めており、節約や保険といった知識情報系のコンテンツもウケが良いみたいです。時代は進化していますね。
すでにキャンペーンなどの宣伝企画ではSNSを使うことが主流であり、検索媒体としてGoogleに代替する日も、そう遠くないかもしれませんね。

InstagramのSEO対策は何を気をつけたらいい?

Instagramの検索が、非常に盛んに行われていることを抑えた上で、InstagramのSEO対策に入っていきます。InstagramのSEO対策は大きく分けて4つしかありません。他の記事では6つや7つ載っていましたが、SEO対策になるのはこの4つです。

なお、今回の記事は、インスタグラムのインサイトがみれる前提で話を進めていきます。インサイトはビジネスアカウントに設定していると見れるようになりますので、まだ切り替えていない方は、そちらからお願いいたします。

【Instagram運用担当者必見!】企業アカウントの運営方法のイロハを解説。

2021年2月3日

ユーザーネーム

SEO対策で最も重要なのはユーザーネームです。

なぜならば、上位検索の中ではハッシュタグと混在した形で、ユーザーネームが表示されるからです。わかりにくいので例を挙げて説明します。

例えば、検索窓に「ラーメン」と入力します。ここで上位検索に表示されているのは「#ラーメン」「京都ラーメン部」「ラーメン人生JET(ジオタグ)」「関西ラーメン」「#ラーメン好きな人と繋がりたい」、それ以降はほぼ全てユーザーネームが続く、といった形です。

つまり、該当するハッシュタグ(今回の場合は#ラーメン)が表示された以降は、基本的にユーザーネームを中心に検索結果が表示されるのです。

そのため、自社アカウントのカテゴリーを考え、ユーザーが検索すると想定されるキーワードをユーザーネーム(もしくは名前)に入れておく必要があります。

ここを意識するだけで、SEOに変化が見られるはずです。

ジオタグ(位置情報)

次に重要なのがジオタグ(位置情報)です。

こちらが重要な理由は、ユーザーネームが重要な理由と同じです。「ラーメン」での検索結果にも記載した通り、上位検索の中には2つだけジオタグが紛れ込んでいました。

かなり目立ちますよね。このように、上位検索の中にはジオタグも含まれますので、しっかりと登録しておくようにしましょう。

プロフィール

ハッシュタグ検索の検索結果には、プロフィール文章も影響力を持っています。ユーザーネームやジオタグよりも関係性は薄いですが、明らかにプロフィール文章からの検索結果も見られますので、プロフィール文章にもキーワードを散らばせておきましょう。

ハッシュタグ

そして最後に紹介するのが、ハッシュタグ検索です。おそらく、SEO対策の代名詞と考えられる部分でしょう。

ハッシュタグはさまざまな場所に記載できます。フィード投稿のキャプションはもちろんのこと、ストーリーズやプロフィール、IGTVやリールといった至るところです。

SEO対策としてのハッシュタグは、どのハッシュタグからの流入が大きいのかを分析することを指します。つまり、無数にあるハッシュタグの中から、どのハッシュタグをつけていれば流入が最大化するのかを分析することですね。

SEO対策はかなり工数がかかる?

InstagramのなかでできるSEO対策を4つ列挙しましたが、正直SEO対策にはかなりの工数がかかると考えられます。その理由を解説いたします。

ユーザーネームやジオタグ、プロフィールはまだ問題ない

ユーザーネームやジオタグ、プロフィール文章でのSEO対策は、さほど工数はかかりません。特にユーザーネームやジオタグは、何回も変更してしまうと、ユーザーファーストな状態が崩れかねません。そのため、一度設定したらそこに固定しましょう。複数回変更を繰り返すと、セキュリティが甘いと見なされ、アカウントをブロックされる危険性もあります。

プロフィール文章に関しては、どんな文章のときに流入が多いのか、フォロワー増加が多いのかを分析していきましょう。これも、確かな数値が出てくるので、積極的に取り組んでいただきたいです。

ただし、問題はハッシュタグの分析及びSEO対策です。

ハッシュタグの最適化は舐めていると痛い目にあう!

前の章でもお伝えしましたが、1つのジャンルの中にもハッシュタグは無数に存在します。Googleの検索と同じで、ユーザーは投稿に対して自由なハッシュタグを作成、貼付することで出来るからです。

さらに、1つの投稿に貼付できるハッシュタグの数は30個に制限されている。つまり、1投稿で30個のハッシュタグからの流入数しか把握できないのです。

さらに問題なのは、どのハッシュタグから流入があるのかを把握できないこと。ハッシュタグ全体からの流入数はインサイトデータから閲覧できますが、どのハッシュタグからなのかは閲覧できない仕様です(APIが公開されていません)。

つまり、30個つけられるハッシュタグを細かく変更し、全体的なハッシュタグの流入数の変化を記録。それがどのハッシュタグからの流入なのかを、実際のハッシュタグ検索をして調べる。

そういった地道で、いつ成果が出るのかわからない作業が、ハッシュタグのSEO対策なのです。

ハッシュタグからの流入は、うまくいけば大きな数値となります。しかし、そこにかける時間に見合うような流入数ではないことは事実です。弊社で運用いているアカウントでは、この「ハッシュタグ分析」はそこまで重要視していません。

その理由に関しては、詳しくは次章でも解説している通り、時間帯効果が見合わないからです。それよりも、アルゴリズムに基づいてユーザーのインサイトを捉えたコンテンツを発信するほうが成果に直結します。

ハッシュタグ分析には莫大な労力と時間が必要となるため、軽い気持ちでSEO対策としてハッシュタグの分析を始めると、痛い目に遭うので気をつけましょう。

Instagramの中で最もリーチが獲得できるのは、ハッシュタグではなく発見欄?

この記事ではInstagramのSEO対策について解説してきていますが、さまざまな企業さまのアカウント運用をしていた私に言わせれば、SEOからの流入など微々たるものです。

Instagramの中にはもっと効率的に、そして爆発的なリーチを獲得できる場所があるからです。それこそが発見欄(発見タブ)です。

以下に添付する画像の右上の数値は、私がこれまでに実際に運用してきたアカウントのインサイト情報(投稿データ)です。どれもいわゆるバズっている状態ですね。



これらに共通することは、全て発見から爆発的に流入が起きていることです。ハッシュタグ分析でも、ホームでもありません。



もちろん、インサイトを見ていただければわかりますが、広告なども利用していません。全てオーガニックに獲得しているリーチ数なのです。これは基本的にどのアカウントでも同じで、基本的に弊社の運用しているアカウントの全ての100万リーチ以上の投稿はこの「発見」からの流入になります。

つまり、この発見欄に掲載されてしまえば、ハッシュタグ分析をはじめとするSEO対策はほとんど効果がないに等しいほど、リーチを獲得できるのです。

端的に言って、費用対効果が最強です。

InstagramのSEO対策よりも重要な、発見欄に載るための方法とは?

では最後に、発見欄に掲載されるために注目した方がいい2つの数値をご紹介いたします。それぞれの数値の伸ばし方に関しては、別の記事をご覧になっていただければ幸いです。

また、Instagramのアルゴリズムに関しては、株式会社RadixのCEOも勤めるSAKIYOMIの編集長が、直々に記事を執筆しております。ぜひご覧ください。

【2021年完全版】押さえておくべきInstagramのアルゴリズムを徹底解説。

2021年5月26日

アルゴリズム的に重要な指標1「保存率」

保存率とは、リーチしたアカウントのうち、どれだけの保存数を獲得したのかを表す割合のことです(保存率=保存数/リーチ数)。

保存率が高い投稿ほど、Instagramからは「レコメンドされる価値のある投稿」だと見なされます。SAKIYOMIを運営する株式会社Radixでは、保存率が2%を超えると御の字、3%を超えるとほぼ確実にバズるという基準を設けています。

保存率が高いと、発見欄にてレコメンドされる。レコメンドされるのは、質の高い投稿である。言い換えると、保存率の高さは、その投稿の質の高さを表しているということです。

アルゴリズム的に重要な指標2「ホーム率」

ホーム率とは、フォロワーのうち、どれだけのユーザーが投稿を見たのかを表す割合です(ホーム率=ホームからのインプレッション数/フォロワー数)。

アカウントをフォローしているのにも関わらず、投稿を見なくなってしまった。皆さんもそんな経験ありませんか?

その原因にあるのは、そのアカウントの投稿に対してエンゲージメントしなかったり、ストーリーズを飛ばしてしまったりしていることです。

Instagramのアルゴリズムは、こうしたアクション(シグナル)がなされないアカウントは、関係性(親密度)が薄いと捉え、優先的に表示しなくなります。その結果、アカウントの存在を忘れられ、ホーム率が減少していくという流れです。

逆を言うと、ホーム率が高いアカウントというのは、多くのフォロワーが日常的に投稿を閲覧しているアカウントであると言えます。つまり、ホーム率はアカウントの質を図るための指標なのです。

実際にこのホーム率を改善することで、大きくリーチが伸びたアカウント多いです。

Instagramの運用を成功させるには、投稿の質を図る「保存率」と、アカウントの質を図る「ホーム率」が重要であり、これらを高めていくことで、リーチ数増大、フォロワー数増加が達成されます。

まとめ

今回は、InstagramのSEO対策について解説してきました。

InstagramのSEO対策は大きく4つやることがあります。

・ユーザーネーム
・ジオタグ(位置情報)
・プロフィール
・ハッシュタグ

それぞれ多少の工数はかかりますが、やらないよりかはやったほうが効果は出るため、運用の隙間時間にチャレンジしてみてください。

しかし、そんなSEO対策よりもコスパのいいリーチ数増大方法をお伝えしました。それが発見欄に掲載されることです。

発見欄に掲載されるために重要な数値も2つ紹介しましたね。「保存率」と「ホーム率」です。それぞれを向上させる方法は別記事で解説していますので、ぜひそちらもご覧になってください。

また、株式会社RadixはInstagramの運用代行も実施しています。その中で培った運用ノウハウを、さらに多くの人に知っていただくために、資料にまとめました。Instagramの運用担当者さまの負担が少しでも軽減されることを願っております。