Instagramのメリットやデメリットは?
ビジネスとしてInstagramを活用するメリットは何だろうか?
実際に成功している企業はあるのだろうか?
本記事に辿り着かれた方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
Instagramは画像や動画が中心の若者に人気のあるSNSであり、近年利用者が急増しています。Metaの調査によると、今や国内で3,300万人もの人が利用しているとわかりました。
日本の人口が約1億2,000万人なので、1/4もの人がInstagramを利用している計算になります。
個人で利用する人が多いとはいえ、ビジネスで導入する前にはどのようなメリットやデメリットがあるのかをまずは確認しておきたいですよね。
そこで本記事では、Instagram総フォロワー数400万人を超える弊社「SAKIYOMI」が以下の内容を解説します。
- Instagramの基本機能
- メリットやデメリット
- 導入すべき企業
- 運用を始める前に行うべきこと
- 成功事例
数々のジャンルを運用してきたノウハウをもとに解説するので、Instagramを導入するメリットやデメリットについて網羅的に理解できるでしょう。Instagramの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Instagramとは?基本機能をサクッと解説
「そもそもInstagramはどんなSNS?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?本章ではInstagramの概要と基本機能について解説しますので、メリット・デメリットの前に理解しておいてください。
InstagramとはInstant Telegramの略語であり、写真や動画をメインとして投稿するSNSです。
先述しましたが近年利用者が増えているSNSでもあり、国内で3,300万人もの利用者がいるとわかりました。これは日本人口の約1/4の割合です。特に若い女性の利用者が多いのが特徴です。
Instagramには主に6つの機能があり、上手に使いわけることで視覚的に情報を伝えられて自社サービスの特徴をより深く理解してもらえるでしょう。6つの機能について以下の表にまとめました。機能 | 内容 |
---|
投稿 | 写真や動画をテキスト付きでアップできる。いいねやコメントも可能。 |
ストーリーズ | 24時間で消える動画投稿機能。アプリ上部に表示されるアイコンをタップして視聴できる。 |
リール | 音声やエフェクトなどを利用して最長30秒の動画を作成できる。 |
ハイライト | ストーリーをプロフィールに残しておける機能。 |
CTA | ビジネスアカウントのみ利用できるボタンを設置する機能。 |
IGTV | 最長60分の長尺動画であり、ビジネスツールとしても利用できる。 |
他にも様々な機能がありますが、上記を理解しておけば投稿はできるようになります。詳しい使い方については、以下の記事で詳しく解説しているので参考になるでしょう。
▼関連記事:Instagramの使い方とは?投稿する方法や便利な機能も紹介
Instagramを利用する10個のメリット
プライベートとビジネスでは、同じInstagramといえど利用するメリットが異なります。ここではInstagramを利用する10個のメリットを、ビジネス観点から紹介します。
メリットを理解するとあらゆるビジネスチャンスに活用できるようになり、事業拡大の一助になる可能性もあるでしょう。
①サービスの詳細を鮮明にイメージしてもらえる
Instagramには、サービスの詳細を鮮明にイメージしてもらえるメリットがあります。なぜなら文字や言葉だけで伝えるよりも、画像や動画を含んでいたほうが人の記憶に定着しやすいからです。
上記のことを画像優位性効果といい、「百聞は一見にしかず」ということわざとも近い意味を持っています。
実際に色々なサービスの説明を見ていて、テキストだけよりも画像を使ってある商品のほうが理解しやすいと感じることはありませんか?
また画像があると、自分が利用している場面を想起してもらいやすいという特徴もあります。
上記のようにユーザーがサービスの詳細を鮮明にイメージできるのが、Instagramのメリットといえるでしょう。
②ユーザーとコミュニケーションが取れて商品が売れやすい。
Instagramには、ユーザーとコミュニケーションが密に取れるメリットもあります。以下の機能を使えば、ユーザーと双方向でやりとりができるでしょう。
特にインスタライブであれば、リアルタイムで顔を見ながらユーザーと会話ができるので、信頼を獲得しやすくなります。ユーザーとコミュニケーションを取って信頼を得られれば、商品を購入してもらいやすくなるでしょう。既存顧客に対して再購入も促せます。
サービスを購入してもらうには信頼が大切であり、ユーザーと密にコミュニケーションが取れるInstagramであれば商品が売れやすいでしょう。
③短期間で成果が出やすい
Instagramは、短期間で成果が出やすいこともメリットの1つです。
SEOで成果が出るまでには6〜12ヶ月はかかりますが、Instagramではそれよりも短期間である3〜4ヶ月で成果が出るでしょう。
実際に弊社SAKIYOMIが運用するアカウントでは、平均4.2ヶ月で1万人フォロワーを獲得しています。とはいえ、何も考えずに運用をしていては成果は出ません。正しいプロセスを踏んでコンセプトを設計してコンテンツを作成すれば、比較的短期間で成果が出やすいです。
短期間で成果を上げたい場合には、Instagramの導入は適しているといえるでしょう。
④ライバル数が少ない
Instagramの利用者は年々増えてきていますが、実はビジネスとして活用している人はほとんどいません。まだ未開拓な領域なので、他の企業も足を踏み出せずにいるからです。
そのためライバルの数が少なく、正しく運用すれば一気に成果が出る可能性を秘めています。
とはいえ、インフルエンサーが発信をしていて、Instagramはすでにレッドオーシャンなのではないかと考える人もいるでしょう。
確かにフォロワーの多いインフルエンサーはいますが、まだまだユーザーの消費行動のためには不十分といえます。
ユーザーに対して最適な情報を発信するライバルはいないので、Instagramはブルーオーシャンといえるでしょう。
⑤数多くのユーザーにリーチできる
Instagramには、数多くのユーザーにリーチできる特徴もあります。
冒頭でも述べましたが、Instagramの国内利用者数は3,300万人を超えています。日本の人口が約1億2,000万人なので、1/4程度の人にリーチできることになるでしょう。
なお前章で解説した通り、ユーザーの需要に対して的確にアプローチできている企業は少ないです。
そのためInstagramは数多くのユーザーにリーチしつつ、利益を独占できる可能性を秘めています。
⑥購入意欲の高いユーザーが多い
購入意欲が高いユーザーが多いのも、Instagramのメリットです。
Instagramの公式によると、以下の内容がわかりました。
- 9割の人がビジネスをフォローしている
- 2/3がブランドとのやり取りをしている
- 1/2がブランドへの興味が高い
上記の結果だけ見ても、ユーザーがサービスを購入するためにInstagramを利用していることが伺えます。
加えてSAKIYOMI独自の調査では「97%の人がInstagramで購買の意思決定をした経験がある」と答えました。多くの人が購入意欲を持ってInstagramを利用しているので、ビジネスに取り入れれば大きな収益が見込めるでしょう。
⑦新たな検索口となっている
Instagramは、Googleに変わる新たな検索サイトといわれています。
以前まで購入したいものがあれば「〇〇 おすすめ」のようにGoogleで検索していましたよね。しかしGoogleの検索結果に出てくる内容は「〇〇選」という内容なので、サービスの詳細についてユーザーがもう一度調べる手間がかかります。
Instagramであれば「〇〇 評判」で調べれば、サービスを利用したユーザーのリアルな声を聞くことができます。ユーザーが欲しいのはオリジナルな情報であり、Instagramであればそれを手に入れられるわけです。
時代は「ググる」から「タグる」のように移り変わっている傾向にあります。
⑧HPへ誘導しなくても売上を高められる
Instagramでは、HPへ誘導する手間なく売り上げを高められます。
Googleや他のSNSでの集客では、HPに訪れてもらってからでないと売上を立てられませんでした。
しかしInstagramではオリジナル情報や口コミが多くあるので、HPで商品の詳細を確認せずともサービスを利用してもらえます。
HPを介さないことでユーザーの離脱も防げるので、売り上げアップにつながるでしょう。
⑨精度の高いターゲティングを行える
精度の高いターゲティングを行えるのも、Instagramのメリットといえます。
Instagramでは一般的なマーケティングのようにABテストをする必要がなく、ユーザーが登録している個人情報をもとにターゲティングを行えます。
従来のABテストの時間でコンテンツの質を高められるので、よりユーザーの満足度を高められるでしょう。
また反応の良かったデータをもとに他の施策や広告との連携も可能なので、ユーザーに合った適切なサービスを届けられます。
⑩運用するハードルが低い
Instagramは他のSNSに比べて、運用するハードルが低いのも嬉しい特徴でしょう。
たとえばYouTubeやTikTokなどであれば動画編集スキルが必要になり、文章を考えるのにも時間がかかるはずです。
Instagramであれば、写真をとって補足の文章を入れるだけで簡単に投稿できます。写真に関しても「映え」を狙う必要はなく、自然に撮ったほうがサービスの魅力を伝えられます。
Instagramは慣れてきたら1日5分でも可能なので、継続するモチベーションも下がりにくいでしょう。
Instagramを利用する3つのデメリット
前章ではInstagramを運用するメリットについて解説してきました。どれも魅力的な内容であるので、今すぐに利用を開始したいと考えている人もいるでしょう。
とはいえ、利用する前にはデメリットについても理解しておく必要があります。運用を始めてから後悔しないためにも、以下3つのデメリットは知っておいてくださいね。
①年齢層が高い人をターゲットにした商品の訴求は難しい
Instagramは若年層に人気のあるアプリであり、高齢者層はあまり活用しないデメリットがあります。
総務省のデータによると一番利用者数の多い年齢は10代の69.0%ですが、60代になると13.8%まで下がるとわかりました。
そのため高齢者向けのサービスを利用している場合は、Instagramでの訴求は難しい場合もあるでしょう。
Instagramを利用する場合は、若年層へのアプローチが鍵になるはずです。
②本質を理解しないとCVが生まれにくい
Instagramは、本質を理解してないとCVが生まれにくいです。
投稿に力を入れてフォロワーやリーチ数が増えたとしても、それだけではCVにつながりません。InstagramでCVを生むまでの流れは、以下の通りです。
- フィード投稿でリーチを獲得する
- ハイライトへ誘導する
- ハイライト内の投稿でオリジナル情報を与える
- 購入へ促す
リーチを獲得した後にハイライトへ誘導することが鍵となるでしょう。ハイライトでユーザーが欲するオリジナル情報を与えられれば、CVにつながります。Instagramを利用する際はフォロワーやリーチ数を目標にするのはいいですが、上記の流れを理解してCVにつなげるように工夫をしましょう。
③自社をPRするだけでは自然流入が増えない
自社をPRするだけでは自然流入が増えないのも、Instagramのデメリットです。
一方的にPRしてしまうと氏名検索の場合はアカウントにたどり着きますが、自然流入数は増えていきません。自然流入が増えないとリーチは増えませんし、投稿を保存されることもないでしょう。
氏名で検索されるほどの知名度がなくても運用を成功させるためには、ユーザー起点の情報を提供するコンテンツマーケ型のアカウント設計が大切です。コンテンツマーケ型のアカウント設計では自社商品をアピールするだけでなく、ニーズに合わせて色々な商品を紹介していきましょう。
遠回りのように見えるかもしれませんが、Instagram運用を成功させるためには信頼が大切です。自然流入を増やすためにも、ユーザー視点を意識した設計を行いましょう。
Instagram運用を始めるべき企業の特徴
「どのような企業がInstagramを運用するべきなんだろう?」「発信するにしてもどのジャンルに取り組めがいい?」と考えている人もいるのではないでしょうか?
Instagram運用を始めるべきなのは、若年層や女性をターゲットにした商品を提供している企業です。なぜなら利用者数が多く、売上が伸びる可能性が高いからです。
具体的には、以下のジャンルが挙げられます。
とはいえ、上記以外のジャンルであっても成果を出すことは可能です。
Instagramに適していないといわれるtoBであっても同様です。実際に弊社SAKIYOMIにもtoB向けの相談も多く寄せられています。自社がInstagram運用に適しているか不安な場合は、運用代行を利用するのも1つの手です。
SAKIYOMIではtoCからtoBまで幅広いアカウントを運用しており、総フォロワーは400万人を超えます。色々なジャンルに携わってきた経験をもとに最適な選択ができるように支援いたしますので、お気軽にご連絡ください。
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Instagram運用を始める前に行うべき8つのこと
前章でInstagramを運用すべき企業を解説してきました。ここまでの説明で、実際にInstagramを運用したいと考えている人もいるのではないでしょうか?
そこでここからは、Instagram運用を始める前に行うべき8つのことを紹介します。運用を開始したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
①アプリをインストールする
まずはInstagramのアプリをインストールしましょう。Android・iOSともに対応しているので、以下のURLよりインストールしてください。
②アカウントを作る
アプリのインストールが完了したら、続けてアカウントを作成していきます。アプリを開いて「新しいアカウントを作成」をタップして、電話番号もしくはメールアドレスを入力してください。登録情報は、アカウント作成後でも変更可能です。
入力が終わって登録すると認証コードが送られてくるので、記入しましょう。
続いて名前とパスワードを設定してください。先ほど同様後から変更可能です。
ここまでの情報を入力すれば、アカウントの作成は終了です。
③プロフィールを整える
アカウントを作成し終えたら、プロフィールを整えていきましょう。入力項目は、以下の7つです。
- 画像
- 名前
- ユーザーネーム
- プロフィール文
- ウェブサイト
- ハイライト
- IGTV・リール
なお、ユーザーがアカウントをフォローする流れは以下の通りです。
- 投稿を見る
- プロフィールを見る
- フォローする
つまり、いくらユーザーの需要にあった投稿をしても、プロフィールがいまいちであればフォローはされません。フォローをされないと投稿が行き届かないので、認知されず売り上げも落ち込んでしまうでしょう。
フォローされるプロフィールを作るコツについては以下で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼関連記事:思わずフォローしたくなるインスタプロフィールのコツ5選|フォロワーを増やす施策も紹介
④ビジネスアカウントに切り替える
趣味で行う場合は通常のアカウントでもいいですが、Instagramをビジネスで行う場合は「ビジネスアカウント」へ変更しておきましょう。
ビジネスアカウントに変更すると、以下のようなメリットがあります。
- インサイトを使った分析ができる
- 企業情報を掲載できる
- 広告を出稿できる
Instagramのフォロワーを増やすなら分析は必須。インサイトを使えると効果的な分析が可能になるので、売り上げアップにつながるでしょう。
また企業情報を掲載したり広告を出稿したりすることで、ユーザーにアカウントを認知してもらいやすくなります。
ビジネスアカウントは上記のようなメリットがありながら無料で利用できるので、運用を始める前に変更しておくことをおすすめします。
ビジネスアカウントへの変更手順は以下の通りです。
- Instagramのホーム画面に行く
- 右上にあるハンバーガーマークをタップして「設定」を選択する
- 「アカウント」を選択して「プロアカウントに切り替える」をタップする
- カテゴリーを選択する
- アカウント種別を選択する
- メールアドレス・電話番号・住所情報を入力する
- Facebookと連携する
ビジネスアカウントへの変更方法や活用方法については以下記事で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
▼関連記事:インスタのビジネスアカウントとは?切り替えと活用方法を解説!
⑤ベンチマークアカウントを設定する
ベンチマークアカウントの設定も、Instagram運用を始める前に行っておきましょう。
ベンチマークアカウントとは、すでに結果を出していて自社の目標達成のために参考となるアカウントのことです。いいところは盗んで悪いところを改善すると、効率的に成果を上げられるでしょう。
ベンチマークアカウントを見つける際の注意点を以下にまとめました。
- アカウント数は3〜5個
- フォロワー数1,000人以上
- エンゲージメント5%以上(いいね÷フォロワー数)
ベンチマークアカウントは、1個ではなく3〜5個は見つけておきましょう。少ないとオリジナリティがなくなりますし、多いと混乱してしまうからです。
またある程度結果が出ているアカウントから学んだほうが結果が出やすいため、フォロワー数とエンゲージメントを指標にするといいでしょう。ベンチマークアカウントの見つけ方は、以下2つの方法があります。
「#」検索については、Instagramの機能を使って自社で発信するジャンルを調べてみてください。投稿数の多い「#」から参考アカウントを見つけられるでしょう。
競合アカウントについては、Googleで「site:instagram.com k follower ジャンルや商材のキーワード」を打つと、フォロワーが1,000人以上かつ同ジャンルのアカウントを見つけられます。
上記を組み合わせると自社に最適なベンチマークアカウントが見つかるはずなので、運用開始前に行っておきましょう。
⑥KPIとKGIを決める
上記までの手順でInstagramのアカウントは設定できたでしょう。続いて、Instagramを運用する目的を決めていきます。
目的を決める中で重要なのがKGIとKPIです。KGI(経営目標達成指標)とは売上100万円など最終的な目標のことです。KPI(重要業績評価指標)はKGIを達成するための目標であり、フォロワー数や保存率が当てはまります。
ゴールのないマラソンと同じように、KGIとKPIのない運用はしんどいですし結果も出にくいです。KPIとKGIを事前に決めておくことで運用するモチベーションを維持できますし、発信内容がぶれなくなります。
KPIとKGIを決めて、効率的な運用を心がけましょう。
なおKPIやKGIを含め、Instagramでの売上UPにつなげるために必要な施策を以下で解説しています。内容を理解して実行すれば結果が出る可能性が高いので、ぜひ目を通しておいてくださいね。
▼関連記事:Instagram運用で売上・フォロワー増加を実現する42の必須チェックリスト
⑦ターゲットを決める
Instagramを運用する前に、ターゲットを決めておくことも大切です。
ターゲットが決まっていないと発信する内容がブレてしまい、一貫性がなくなります。一貫性がなくなるとユーザーに必要のない情報だと思われて、投稿を見られなくなるでしょう。
ターゲットを決める際は、ペルソナを設定するのがおすすめです。ペルソナとはターゲットの年齢や性別などの詳細な個人情報まで落とし込んだものであり、架空の人物を作り上げることです。上記のように、とにかく細かくターゲットを絞り込みましょう。細かくターゲットを絞ると、ユーザーが商品を購入するまでの導線を設計できる「カスタマージャーニーマップ」も利用できるようになります。
ペルソナとカスタマージャーニーマップの詳しい解説については、以下の記事を参考にしてみてください。
▼関連記事:【ペルソナ×カスタマージャーニーマップ】Instagramアカウントのコンセプトを設計する方法とは?
⑧アルゴリズムを理解する
GoogleがSEOのアルゴリズムを決めているように、Instagramにもアルゴリズムが存在します。アルゴリズムを理解して運用することで、最短かつ効率的に売上を立てられるでしょう。
Instagramのアルゴリズムでは、検索窓で調べたときやストーリーズの表示順などが決められています。全てのアルゴリズムが公開されているわけではないので、随時検証していく必要があるでしょう。
アルゴリズムの種類に関しては以下の3種類があります。
- フィード投稿とストーリーズのアルゴリズム
- 発見タブのアルゴリズム
- リールのアルゴリズム
それぞれ細かい数値が存在していますが、大切なのは保存率とホーム率です。保存率とは投稿が保存される確率であり、2〜3%程度あるといいでしょう。ホーム率はフォロワーが新規投稿を見る確率のことで、40〜50%程度あるとベストです。
Instagramのアルゴリズムの詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。アルゴリズムは奥が深いので、ぜひ目を通しておいてください。
▼関連記事:【最新版】公式発表のInstagramアルゴリズムをプロが解説!バズるにはホーム率と保存率がカギ!
Instagram運用の成功事例2選を紹介
Instagramのメリット・デメリットや運用前にやるべきことを解説してきましたが、実際に成功した企業はあるのか疑問に感じている人もいるでしょう。
そこでここからは、Instagram運用に成功したアカウントを3つ紹介します。自社が運用する際のヒントになる可能性もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
①こまちメイク〜オトナきれいの作り方〜|運用21ヶ月で9万人のフォロワー増
施策概要
「こまちメイク〜オトナきれいの作り方〜」は、美容外科医が監修したコスメ系アカウントです。美容ジャンルは競合が増えてきてきましたが、伸び代がまだあると思い運用を開始しました。
先行者利益を獲得して影響力を持つことを目的に、ユーザーが安心して情報をキャッチできるように情報の透明性を押し出しました。
湘南美容クリニックの先生に監修してもらうことで信頼性を担保し、フォロワーを伸ばすことに成功。
また毎週インスタライブを行い、ユーザーと密にコミュニケーションを取ったことでエンゲージメントの向上にも成功しました
課題
美容ジャンルは競合が強まる恐れがあり、早期に結果を出す必要があった。
施策
湘南美容クリニックの先生に監修してもらい、信頼性を担保した。
結果
運用7ヶ月で1万フォロワーを達成し、21ヶ月目には9万フォロワーを達成。マイクロインフルエンサー並みの影響力を手に入れた。
②みんなのパーソナルトレーナー|毎月100万円の利益を獲得
施策概要
「みんなのパーソナルトレーナー」はもともとはYouTubeを集客の起点にしていましたが、時間や労力がかかり費用対効果が悪いと思いインスタグラム運用を開始しました。
健康的に痩せたい人や運動が苦手な人をターゲットとして、バズりやすいビフォーアフター系の投稿を中心に行ってきました。結果として、保存率とエンゲージメント率を高めることに成功。
またリール投稿でもルーレット方式のコンテンツが爆発的な人気を誇り、月間1,800万リーチを獲得しました。
定期的なインスタライブを通じてアフィリエイト商品を訴求し、月100万円の利益も生み出しています。
課題
YouTubeを中心に集客をしているが、時間と労力がかかっていた。
施策
- ビフォーアフター系の投稿
- ルーレット式でトレーニングの回数を決めるリール投稿
結果
運用9ヶ月でフォロワー10万人を超えて、今ではアフィリエイトで安定して毎月100万円の収益がある。
まとめ:Instagramのメリット・デメリットを理解して運用を成功させよう
Instagramは近年ユーザーが急増しており、若年者に人気のあるSNSです。ユーザー数が増えてはいますが、ビジネスとして活用している人はほとんどいません。ブルーオーシャンなので、正しいアカウント設計をして注力すれば短期間で成果が出るでしょう。
とはいえ、高齢者層があまり利用しなかったり自社をPRするだけでは自然流入が見込めなかったりと、デメリットも存在します。
Instagramのメリット・デメリットを理解して、目的のために運用を成功させましょう。
弊社SAKIYOMIでは月額制の運用代行サービスを提供しており、総フォロワーは400万人を超えています。「フォロワーが伸びない」「成果が出ない」などのお悩みがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。