Instagramにおける著作権をご存知でしょうか。
著作権について正しく理解し、自分が著作権侵害をしない・されないように楽しく活用することが大切です。この記事では、押さえておきたいInstagramにおける著作権や侵害されたときの報告方法などをご紹介します。
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著作権はどういった権利?
InstagramなどのSNSやインターネットを利用して情報を発信する際、気をつけなければならないのが著作権の問題です。
著作権は「著作物を保護するための権利」のことで、著作物には小説や音楽、アニメや漫画、映画、写真などが挙げられます。
特に、写真をInstagramにアップする人は多いですが、写っている人に承諾を得ずにアップして誰でも見える状態にしてしまう、Instagramにアップした写真や画像を勝手に使われてしまうなどのトラブルが多く見受けられるのです。
出典:著作権侵害に注意|国民のための情報セキュリティサイト
著作権侵害で起きること
著作権侵害が発生すると、民事責任もしくは刑事責任が発生します。例えば、個人の著作権が侵害された場合は、民事事件として侵害行為を止めさせるまたは損害賠償の請求が起きやすいです。
刑事事件は、著作権侵害が犯罪だと判断された場合に起きる責任追及で、有罪と判断されると懲役または罰金などの刑罰が科せられます。
Instagramでの著作権侵害はいきなり刑事事件として告訴されるケースは少なく、まずは民事で当事者同士で交渉・解決するケースが多いです。
出典:著作権侵害に注意|国民のための情報セキュリティサイト
参照:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/attention/01.html
Instagramの画像転載の3つのパターンと違法性の違い
Instagramでは自分たちで撮影した写真や描いた画像以外にも、どこからか引っ張ってきた画像や投稿を転載するパターンも多いです。画像転載そのものは悪いことではありませんが、やり方によっては違法だと判断される場合もあります。
ここからはInstagramでよく見かける画像転載のパターンを3つ紹介するとともに、違法性の有無を含めた違いを解説します。
1:自身のものでない画像を投稿する
例えば自分が撮影した写真や描いた画像を自分のアカウントで投稿するのであれば、何の問題もありません。ただ中には、ほかの人が投稿している画像を保存して、自分のアカウントで投稿するというパターンも多く見受けられます。
Instagram以外のサイトに掲載されている他人の写真をInstagramに掲載する場合であっても、著作権侵害が生じ得ます。ちなみに投稿する際に画像や文章を加工したとしても、元の画像が他人のものであると判明した時点で違法となります。
2:サイト上で埋め込み機能を使って表示する
Instagramには画像の埋め込み機能があり、Instagramに投稿した画像や動画を、Webサイトやブログにそのまま貼り付けるという機能です。自分のアカウントで投稿した内容以外にも、ほかの人の投稿も埋め込み機能を使って連携させることができます。
この機能を使った場合の著作権問題については、Instagramの公式見解として「画像の使用許可は含まれておらず著作権侵害に当たる」と明記されているのです。
引用と判断される可能性もありますが、自分の投稿以外を埋め込み機能を使って勝手に表示する行為は違法性を指摘される可能性があります。
3:Instagram上の投稿をリポストする
リポストとは、Instagram内に投稿されたほかの人の投稿を自分のアカウントを使ってシェアすることを指します。リポストをするとそれが分かるようにマーク表記されるため、画像や投稿を転載したというよりは引用したという意味になるのです。
リポストに関しては、違法性が問われるリスクは少ないと言われています。それでも念のため元の投稿者にリポストの許可を得ておくか、元の投稿記事のキャプションもそのまま入れておくと安心でしょう。
正しいリポスト方法に関しては、下記記事で解説しておりますでぜひご覧ください。
▼参考記事:企業のInstagram運用ならリポストが最強!3つの理由とは?
Instagramで著作権侵害をされないための3つの手段
ここまではInstagramでどのような行為が著作権侵害に当たるのかという点について解説しましたが、自分が著作権侵害をしてしまうだけではなく、その被害に遭う可能性もあります。
事前に対策をしておくことで、著作権に関するトラブルをある程度回避することが可能です。ここからは、Instagramでの著作権侵害を防ぐための手段を3つ解説します。
1:無断転載が禁止であることを分かりやすいところに記載する
まずやっておくべき手段として挙げられているのが、無断転載を禁止していることを分かりやすくアピールすることです。
アピールしておくことで無断転載してほしくない意思を明確にできるのはもちろん、万が一無断転載された場合に相手に違法性を指摘・警告しやすくなります。
ただアピールするだけではなく分かりやすく記載する必要があるため、プロフィール欄に明記しておくことがおすすめです。その際、埋め込み機能の使用は可能か、許可の申請があれば転載可能かなど、具体的なルールも設けておくとある程度の抑止力につながります。
2:自身の著作物であると判別できるマークを入れる
投稿した画像に自身の著作物であることを判別できるマークを入れるのも、著作権侵害を防ぐ効果が高い予防策のひとつです。マークの内容は自身のアカウント名やサインを入れるケースが多く、透かしで入れているものはウォーターマークとも呼ばれています。
画像編集で自分たちで入れることも可能ですが、目立たないようにマークを入れたい場合はアプリなどを使って透かしという形で入れることもおすすめです。
3:アカウントを非公開にする
趣味で投稿している内容を無断転載されたくないと考えている場合は、アカウントを非公開にするという方法もあります。一般的に「アカウントに鍵をかける」と言われており、非公開にすることで第三者にコピーやシェアされることを予防できるのです。
ただ、アカウントを非公開にしていても、投稿しているページのURLを直接入力されると第三者でも閲覧できるため、完璧な手段でない点は注意しておきましょう。
上記方法でも解決されない悪質な場合はヘルプセンターへ問い合わせすることをお勧めします。ヘルプセンターへの問い合わせ方法は下記をご覧ください。
▼参考記事:Instagramに問い合わせたいときの対処法|ヘルプセンターの使い方とは
Instagramで著作権が侵害されていた場合にとれる手段
無断転載されないように手段を講じたとしても、あくまで抑止力としての効果でしかないため、著作権が侵害されてしまうケースは多く見受けられます。
悪意なく転載してしまっている場合であれば、転載者に直接対応を求めることで解決できるケースも多いです。ただ、悪質なものだと対応を求めても無視されてしまう可能性が高いため、Instagram側に著作権侵害を受けていることを報告する方が効果があります。
このように無断転載された場合にとれる手段は限られているため、段階を踏んで直接対応するか、早めにInstagramに報告することが望ましいです。
転載者に直接対応を求める
無断転載をしているアカウントに連絡を入れ、無断転載を止めてほしい旨のメッセージを送ります。その際に、無断転載している投稿を削除するか、タグ付けまたは引用元の掲載など、自分がどのようにしてほしいのかを伝えることが望ましいです。
悪意なく無断転載している場合は対応してもらえる可能性が高い反面、そうでない場合は無視されてしまう可能性もあるため、必ず対応してもらえるわけではありません。
Instagramに著作権侵害を受けていることを報告する
転載者にメッセージを送っても対応してもらえなかった、どのように対処すればいいのか分からないと悩んでいる場合は、Instagramに直接報告した方が確実に対処してもらえます。
Instagramには著作権侵害を受けた場合の報告メールフォームに連絡を入れることで、転載者に連絡を入れるか、悪質だと判断した場合はそのまま削除対応してもらうことが可能です。
Instagramに著作権侵害を報告する12の段取り
Instagramには著作権侵害を受けた場合、Instagramに報告できるシステムが設けられています。これを利用することでInstagramを介して相手に警告または対処を要請できるだけではなく、直接削除対応をしてもらうことが可能です。
ここからは、著作権侵害を報告するための段取りについて解説します。
1:無断転載された投稿の右上に当たる部分にある「…」をタップし「報告する」を選択する
まず無断転載された投稿を確認し、右上に当たる部分にある「・・・」をタップします。メニュー画面が出てくるため、その中にある「報告する」を選択・タップします。「報告する」は下の方にあるため、分かりやすいでしょう。
2:報告する理由から「不適切である」を選択する
「報告する」をタップすると、報告する理由を求められます。理由としては「スパムである」「不適切である」の2種類があり、著作権侵害による報告の場合は「不適切である」を選択しましょう。
3:「知的財産権の侵害」を選択する
「不適切である」の報告の内容は多岐にわたり、自傷行為やいじめ・嫌がらせによるものなど様々な項目に分類されています。著作権侵害による報告では、「知的財産権の侵害」を選択して手続きを進めていきます。
4:「詳しくはこちら」を選択する
「知的財産権の侵害」で報告する手続きを進めていると、本当にその内容で報告するのかどうかを確認する画面が表示されます。ここからは著作権に関する説明などが表示されるため、まずは「詳しくはこちら」を選択して全体文を表示させることが必要でしょう。
5:「詳しくは、著作権侵害の報告をご覧ください」を選択する
著作権や知的財産権、商標など様々な項目に関する説明が表示されます。著作権侵害に関しての報告をする場合は、著作権の項目にある「詳しくは、著作権侵害の報告をご覧ください」を選びましょう。
6:「こちらのフォーム」を選択する
「詳しくは、著作権侵害の報告をご覧ください」を選択すると、Instagramヘルプセンターに移行します。著作権に関するページが表示され報告に移行するため、「こちらのフォーム」を選択し、報告フォームを開きましょう。
7:侵害されている権利から「著作権」を選択し「著作権の報告で続行」を選択する
報告内容を確認するページが表示されるため、まずは侵害されている権利の内容として「著作権」を選びます。すると下の方に新たな選択肢が表示されるため、「著作権の報告で続行」を選びましょう。「著作権について」を選ぶと前のページに戻ります。
8:報告フォームから「私の著作権を侵害していると思われるコンテンツがある」を選択する
著作権侵害に関する報告フォームに移行したら、複数ある報告内容の中から「私の著作権を侵害していると思われるコンテンツがある」を選びます。
似たような報告内容に「私の商標権を侵害していると思われるコンテンツがある」がありますが、こちらは企業や個人事業者向けであるため、個人の場合は「私の著作権を侵害していると思われるコンテンツがある」が正しいでしょう。
9:下部の「著作権侵害の報告を進める」を選択し必要なことを入力する
改めて著作権に関する説明が表示されますが、内容を確認したら「著作権侵害の報告を進める」を選択します。そうすると連絡先や著作権所有者などを入力する項目が出てくるため、必要な情報を入力していきます。
10:連絡先を入力する
連絡先に関しては住所や電話番号を記入することになるのですが、ここで注意しなければならないのは入力した内容が転載者に通知されてしまう点です。
そのため、通知された情報を元に転載者から連絡が来る可能性が高いことから、トラブルを回避する目的でプライベート用ではなく仕事用の連絡先を入力することが望ましいでしょう。
11:報告するコンテンツを入力し自身の著作物を提出する
あとは報告するコンテンツ(写真や動画、キャプションやコメントなど)やコンテンツの報告理由など、著作権侵害されたコンテンツに関する情報を入力します。
この時に自身の著作物も提出しますが、提出物は投稿しているURLを貼り付ける、または添付ファイルとして送付するなど、Instagram側が確認しやすいものを選ぶことが大切です。
12:宣誓文を確認し同意ののち著名を入力し送信する
全ての項目を入力した後は、宣誓文を確認します。確認したら「宣誓文の確認」にチェックを入れ、内容に同意するため「はい」を選択します。最後に電子署名として自分の氏名を入力したら、送信ボタンを押して報告完了です。
Instagramで著作権侵害をしないための方法
Instagramを利用する上で気をつけなければならないのは、何気ない投稿が著作権侵害をしてしまう可能性を孕んでいるという点です。自分の著作物を自衛するだけではなく、自分自身もほかのユーザーの著作権を侵害しないように注意しなければなりません。
そのためには基本的に自身で作成した画像のみを使い、そうでない場合は引用元を記すなどの対策を講じることが必要です。
自身で作成した画像のみの投稿にする
まず基本として、Instagramに投稿する写真は自分で撮影したもの、作成したもののみを使うようにします。写真の場合は肖像権などに注意する必要がありますが、自分で撮影したものであればまず著作権を侵害するリスクはありません。
また、画像には自分で作成したということが分かるように、マークやサインを入れておくのも効果的です。
自身のものでない画像を投稿するときには引用元を記す
自社商品のサービスを使ってくれている人の投稿や自社イベントに参加してくれた人の投稿など、ほかのユーザーの投稿や画像を投稿したい、宣伝目的で引用させてほしいと考える人は少なくありません。
このような場合は無断で転載するのではなく、相手にきちんと確認を取ることが重要です。また、許可を得た場合でもそのまま投稿せず、引用元として相手のアカウント名をテキスト内に表記するなどの工夫をしておきます。
こうすることで無断転載ではなくなるため、著作権侵害として報告される可能性は低いでしょう。
Instagramを運営するFacebook社の公式見解
InstagramはFacebook社が運営しているSNSサービスですが、画像の投稿による著作権に関してはInstagram側が持っているわけではなく、あくまでもユーザー側にあるとしています。そのため、投稿された画像に関しては、自由に利用できるとするのが公式見解です。
ただ、「ユーザーがアップロードした画像の使用許可」に関してはInstagram側にあるのですが、画像の埋め込み機能については使用許可を認めていないと発表しています。
また、投稿された画像をユーザーが自由に利用できるとしていても、著作権侵害は認められないというのがFacebook社の総合的な公式見解でしょう。
著作権を理解し正しくInstagramに投稿しましょう
Instagramは手軽に写真や動画、画像を投稿して楽しむことができるSNSですが、写真や動画、画像は著作権を伴っている著作物であるため、うっかり転載すると著作権を侵害してしまうリスクがあります。
また、自分が気をつけていたとしてもほかのユーザーも気をつけているとは限らないため、自分が著作権を侵害されてしまうリスクも伴っているのです。
著作権について正しく理解し、自分が著作権侵害をしない・されないように楽しく活用することが大切です。
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