【2023年最新版】アルゴリズムに対応したバズるストーリーズの裏技

「最近、今までどおりのやり方で投稿してるけど、思ったより見てもらえてない……」
「Instagramも最新の手法で投稿しないと、人気アカウントになれないの?」

そうお考えの皆さん、ズバリその見立ては正解です!

実は最新のInstagramの仕組み=アルゴリズムは、”ストーリーズを見てもらえないと、その他のフィード投稿もバズらない”というものに、少し前から変更されているんです!

最近SAKIYOMIの勉強会や限定記事でストーリーズを重点的に解説しているのも、実はそういう理由があるからなんですね。

今回は、ストーリーズを制してInstagramでバズる最新の方法論を公開。

どうしてストーリーズを見てもらえないとバズらないの?という疑問に、仕組み=アルゴリズムの観点からお答え。原因への対策と傾向を踏まえた、バズるストーリーズのテクニックをご紹介したいと思います。

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ストーリーズを見てもらえないとバズらない!その理由とは?

まず、この真ん中の緑の部分を見てください。

最初に皆さんがアカウントで投稿発信するとします。その次に実際に投稿が最初に届くのがフォロワー、ここで第1の壁が来ます。

フォロワーから高評価がもらえるかどうかによって、インスタグラムからの評価も変わるのです。フォロワーからの評価次第で、Instagram上にどれだけ拡散されるか変わってきます。投稿の評価が上がったら、どこかでレコメンドされる仕組みです。

ハッシュタグの表示なのか、発見タブなのか、キーワード検索の中でなのか。このおすすめ(レコメンド)をどうするか決めているのが、アルゴリズムになります。ここが大事な第2の壁ですね。

ある程度レコメンドされていく段階で、フォロワー以外のユーザーから高評価がもらえるかどうかや、投稿がどれだけクオリティが高いかが判断されます。

高く評価されたら、さらに多くの人にどんどんレコメンドされてバズる、という仕組みになっています。

なぜここでストーリーズが大事になってくるのかというと、

・ホーム率
・ユーザー、フォロワーとの親密度

この2つが、今のInstagramで投稿が高く評価される基準になっているからです。

ストーリーズで親密度やホーム率の低い投稿は、トップ表示が短く、どんどん右側のタイムライン下位に流れていきます。

つまり、常にタイムラインの上位に表示されて、ユーザーがすぐクリックできる状態にするには、ストーリーズのエンゲージメント(見てもらう)を増やして、親密度、ホーム率を高くしておくことが必要なのです!

【チェックポイント!】あなたのストーリーズはどのレベル?

ここで1つチェック!

解説したように、基準値に対してどのぐらいの位置なのか現在地を確かめておくことは、すごく重要になってきます。

まずこの表を見ながら、実際ストーリーズの閲覧率がどのレベルなのかを確認してみましょう。

大体自分がどのレベル感が見えましたか?「あとちょっと」であれば、今日のストーリーズ施策を試していただければ、回復の兆しが見えてくるかもしれません!

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最新理論「アクション率」を使ってみよう!

まずはこの図を見てください、アクション率の公式になります。

アクション率はInstagramのストーリーズだけではなく、いろんなビジネスも使えるフレームワークです。

・欲求-フリクション

この公式で定義される数字です。

何か行動したいと思うのが欲求。フリクションというのは、阻害要因となります。

行動する、ということは何かしらストレスを感じる要素があります。なので、何か行動したいと強く思わせ、なおかつ「面倒くさい」と感じるところを小さくしていって排除していく。その差が大きくなっていくので、ユーザーが行動に移しやすくなる、という公式になります。

つまりこのアクション率というのは、ユーザーが何かしらの行動をする割合を示した用語になります。

例にある3泊4日で沖縄旅行プレゼント。「行きたいし、プレゼントで欲しいな」というのが、いわゆる欲求の部分になります。

一方で論理的に考えてみると、応募するっていう行動自体は面倒な行為です。これがフリクションになっています。

面倒にもかかわらず、それ以上にこのプレゼントが欲しい!という欲求が強く出るのでユーザーがキャンペーンに応募する=アクションする、というような仕組みです。

【外的トリガー?内的トリガー?】トリガーって何?

2つ目は、行動を習慣にするフレームワークになります。

心理学の行動経済学でよく言われる内容です。4つのポイントをぐるぐる回していくと、人は習慣化していくと言われています。

まず最初、左上のトリガーがスタートです。何かしらのきっかけがあって、ある行動を起こします。

その後実際に行動すると何かしらの報酬が得られるというサイクルがあったとき、こんないいことがあるんだっていうのが認識されます。

もう1回また投資をしてみようか、とサイクルが回ってきて、そしてまた何かのきっかけを通して行動する。

こうしてどんどん習慣になっていく、というようなフレームワークです。こちらも実際に事例をお見せしましょう。

このきっかけの中に、外的トリガーと内的トリガーがあります。

たとえば、アプリの通知がつきますよね?通知によって「このアプリを見る必要があるよ」と、次の行動を伝えてくれるのが、外的なきっかけのトリガーになります。

一方で内的トリガーとは何かしら感情を持ったとき、それこそ欲求に近いのですが、やりたいと思った事柄やユーザーの日常を、感情にきっかけを結びつけることによって、内的トリガー=きっかけが生まれてきます。

【パターン1】アクション率を高めるストーリーズを作ろう!

具体的にストーリーズの評価を高める方法をご紹介します!

まずはアクション率からです。

最初の欲求を高める手法に関しては、質問ボックスやアンケートを設置し、回答したくなる質問を用意してユーザーの欲求を高めていきます。

さらに1枚だけの単発ではなく、複数枚を用意してください。どんどん最終ページに誘導して、知りたくなる情報がさらに先にあることを示唆していくことによって、「次を見たいな」と思わせます。このような方法も、ユーザーの欲求を高めるのも一つの手段です。

そしてフリクション(阻害要因)を減らす方法です。これはデザイン的な視認性が影響する場合が多いです。

「読みにくいな」と思ったら、それが阻害要因になってしまい離脱に繋がります。この点を減らしていく必要があります。

例えばページ数は多すぎると読みづらくなってしまうので、6ページ以内を目安にしましょう。

同じ種類の情報を1つのブロックにまとめることで、情報の区切りをはっきりさせ、どこが溜まりなのかわかるようにしておくとユーザーが読みやすくなります。

改行によって情報の違いを明確にしたり、文字の大きさにメリハリをつけるなどして「どこから読んでいったらいいのか、わかりやすい」状態を作りましょう。

視点に動きをつけるのも、「飽きてしまう」という阻害要因を防止する仕掛けとして有効です。

実際の事例もお持ちしました。

もちろん欲求を高める方法は、質問ボックスやアンケートを行うなどのイメージがつくと思います。

上の図Bは、ビフォーアフターで変化を確認できる事例です。

どちらも文字数は全て同じです。が、左側は、全体的に文字に大胆な強調がついていない形になってます。

「何となく上から読んでいったらいいのはわかるけど、ユーザーにとっては次に読み進める理由がわかりにくい」、読み進めるメリットがわかりづらくなっている投稿です。

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【パターン2】習慣化してもらえるストーリーズを作ろう!

行動を習慣にしていくパターンの施策事例についてもご紹介します。

大きくポイントは2つ。

まずはきっかけを作ることです。

「答えたい」「見たい」と思わせる内的なきっかけを作るトリガーを作ること。

もう1つは報酬を設けることです。これはアクション率の欲求を上げることにも繋がるので、ぜひ覚えてください。

まず1つ目、有益な情報を、期限を設けて訴求するようにしましょう。

例えば、ストーリーズはそもそも24時間以内にしか見れないコンテンツである、というのが前提です。が、ストーリーズを見ているユーザーは「このストーリーズ、24時間で消えちゃう」と考えながら見てはいません。

意図的に期限がいつまでです、というのをこちらから示してあげることで、ユーザーにとって「見逃したくない状態」を作ることが必要です。

1つの手法として、プロフィール文章に「お得なクーポン情報は、毎週何曜日ストーリーズで」というふうに書き添えることで、「毎週何曜日しか見れないんだ」という事実が伝わり、ユーザーに行動するきっかけを与えることが可能です。

そして2つ目、シリーズ化してみましょう。

例えばSAKIYOMIの公式インスタグラムアカウントでも「キャッチコピー大会」を一時期行っていました。

キャッチコピーというテーマを定期的に繰り返し、シリーズとして発信をしていくことによって次の投稿への期待感を高める効果を出すことができました。

別の例です。「今日のお題 ○○に関するキャッチコピーをアイディア出してね!」と、お題としてユーザーへ回答募集します。その中からベストコピー賞を1つ選んで、次の日に発表していく、などですね。

このような形で、次の投稿への期待値を高める流れを、ストーリーズのシリーズ化によって作っていくことができます。

そして3つ目。この点も悩む投稿者が多いと思いますが重要なことです、「独自性を出していくこと」。

アカウントの魅力を、コンセプトや自己紹介、キャラクターなどの世界観を通して伝えていくことが重要です。そのために、自己紹介のストーリーズを作っておくという方法があります。

実際にSAKIYOMIでも「自己紹介」というハイライトを作りました。

アカウント運営するときの思いや、どんな専門性を持って情報発信していきます、ということを詳しく伝える自己紹介のストーリーズを作ることで、「今後はこういう情報が発信されるなら定期的に見ておこうか」というふうに、ユーザーの内面に「このアカウントのコンテンツを読みたい欲求」を作ることが可能になるのです。

これはストーリーズだけではなく、フォロワー増加にも繋がりやすくなる施策です。まだ試してない方はぜひ試してみてください。

まとめ

ストーリーズがバズることが今のInstagramではとても重要!という最新事情と、ストーリーズを伸ばすための裏技を解説しました。

仕組み=アルゴリズムは多少複雑ですが、裏技は今日から活用できる具体的で実践的なテクニックばかりです。ぜひ活用してみてください。

さらにストーリーズの作り方、バズるテクニックを覚えたい方は、SAKIYOMIの過去の限定記事もぜひチェックしてみてください!有料会員の方は限定アーカイブの勉強会動画で習得もできます。

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ABOUTこの記事をかいた人

2019年11月に株式会社SAKIYOMIに入社。累計数十アカウントのInstagram運用を支援し、最短でアカウント開設後3ヶ月で1万フォロワーを達成。その後マーケティング領域を立ち上げ、現在はマーケティング責任者として、幅広く活動。SAKIYOMIの公式アカウントでも、インスタノウハウを解説中。(2.2万フォロワー:https://www.instagram.com/sakiyomi_/)