Instagram運用をやっている9割の方はきっと、
「なかなかバズらないなあ……」
「頻繁に投稿してるのに、思ったように伸びない!」
そんな、アカウントが伸びないことについて悩みを抱えているのではないでしょうか?
今回のSAKIYOMI勉強会レポート記事は、バズってフォロワーを増やすのに最も重要な「保存率を増やす方法」をご紹介。
「プロはどう保存率をのばしているのか?」を解説したいと思います!
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【保存されないとバズらない】保存される投稿、3つの特徴
まず「価値がある、保存される」投稿のために必要になるのが、保存されるコンテンツに欠かせない3つの条件です。実はコンテンツがバズらない理由というのは、「なんとなく投稿を作っているから」が9割です。
まず1つ目。ニーズではなく、ジョブ起点で投稿を作っていくことです。
ニーズ=漠然と、常時ユーザーがもつ欲求
ジョブ=特定の条件や特定の期間に、ユーザーがもつ欲求
という違いがあります。ニーズではなくジョブ起点で投稿を作りましょう。
2つ目。独自の価値を特定して投稿に落とし込むこと。
ありきたりな情報や表現では、なかなか保存はされません。
理由は、ありきたりな情報はすでに他のアカウントでも投稿がされているので、あなたの投稿じゃなくても良いからです。
保存をしてもらうためには、ユーザーにとって「その投稿を保存する理由」が必要です。
Instagramにおいては、オリジナリティのある情報や表現を使うことで、より刺さりやすくなります。
3つ目は、「へ〜」「ふーん」って終わるような投稿ではなく「じゃあやってみようかな」と、行動を促す投稿を作ることを意識してください。
あとで実際にやってみるときに振り返りをするために保存しておく、というのは、ユーザーにとって保存をする立派な理由になります。
【プロは全て計算済み】保存が増える投稿作成術9ステップ
具体的には、どう投稿を作って行けば良いのでしょうか?
ここからは今回のメインである、保存が増える投稿作成術を順に解説していきます!
9つのステップを、段階ごとに5セクションに分けて解説していきますね。
【ステップ1,2】調査してテーマを決める・ペルソナを作ってみる
まずステップ1。投稿を作るためには、調査とテーマ決めが必要です。
皆さん投稿テーマを作るときに、競合アカウントを見たりいろんなリサーチをすると思います。
他のリサーチ方法として、インタビューを実施したり、ユーザーさんからアンケートをとったり、Yahoo!知恵袋を見ていろんな悩みを調べたり、あとはストーリーズの「質問ボックス」でユーザーさんに質問を投げかけて、どんなテーマがいいのかを実際にヒアリングしながら決めていくのがおすすめです。
このような形で、テーマ決めや扱う題材は事前に調査をしておくようにしましょう。
テーマが決まったら、ステップ2・ペルソナを具体的に決めましょう。実際に存在する1人の人物のように、詳細を決めていきます。今回はどんな人に向けた投稿にしようかな?と考えます。
ここで「リーチを稼ぎたいから、多くの人に刺さりそうな投稿にしよう!」と思いがちですが、投稿内容の抽象度が高く曖昧なテーマになってしまい、逆にユーザーには刺さりづらくなります。
なので、
- キャッチコピーの作り方に困っている人
- 投稿のデザインの作り方に困っている人
こんな形で、具体的なターゲットを決めていきます。「30代男性・会社員」など、属性で区切った人物像もターゲットになりますね。
一方でペルソナとは、想定読者像を意味します。ターゲットの設定に加えて例えば、
- 家族構成
- 趣味
- 日常生活
- どんな生活スタイルで
- 趣味趣向 etc.
こういう詳細を設定することによって、そのペルソナがどんなときに・どんな意思決定や行動をしていくのか?というのが見えやすくなってきます。
「毎回ここまで整理するのはきついな…」という方もいると思います。その場合は、対象を3つに分けてみましょう!
シンプルに初心者・中級者・上級者、この3つに分けていくと投稿を作りやすくなります。最初は最低限、そのラインから進めていただければ大丈夫です。
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【ステップ3】ユーザーが普段考えている事を、文章にしてみる
ステップ3、ユーザーが普段考えていることを言葉にしていきましょう。
まずは、ばあーっとメモ書きしましょう。深く考えてしまうと時間が無限にかかってしまうので、「10分だけやる」と決めて思いついたことを、どんどん書いていきましょう。
例えば1番目、普段ユーザーがどんな生活を送っているか。
- 普段使ってる言葉ってどんな言葉か?
- 普段どんな人と喋ってる?
- 同僚と何を喋る?
- 上司と喋ることが多いか?
- 子供と喋ることが多い?
いろいろ想像ができると思います。
そして2番目、日常の中で優先度が高いのは何か?です。
例えば主婦の方であれば家事育児とかですよね。
3番目、いつもは何に喜んで、何を嫌がるのか?このあたりも重要です。
何を嫌がるのかも、実際の投稿のキャッチコピーに活かせる部分があるので、重要です。
この3点をばあーっとメモに書いていきます。
【ステップ4,5】投稿でとりあげる困りごとを絞る・分解してみる
4つ目、その中から困りごとを1つ決めていきます。
先ほどのいろいろメモ書きした中から、「これに困ってそう」というシーンがいくつか見えてきます。その中で困りごとを1つに決めるんです。
決めるときの判断基準は実際にリサーチをする中で、
- Yahoo!知恵袋でこんな悩みが多かった
- こういうことにユーザーさん困っていそうだな
こんなふうに仮説が立ってくるので、リサーチ内容を基準に決めていきます。
困りごとを決めるにあたり、2点注意していただきたいことがあります。
①その困りごとは少数の人しか困っていなくて、結局それが解決しても、なかなか保存&バズに繋がらないパターン。
②その困り事は多くの人が悩んでいて、Instagramの市場にたくさん解決策が出回っているパターン。
この辺りは投稿検索すると見えてくると思います。
このような場合は一度ステップ3に戻り、普段考えていることを言語化したり、解決策をいろいろ付け加えて、これまでにない情報もどんどん付け加えた上で発信をしていくのが対策です。
ステップ5つ目。困りごとを具体的に分解していきましょう。
その困りごとの解決方法は、どのような形でユーザーに提供していくのが行動させやすいかな?と考えていきます。
今回の記事のようにステップ順に解説していく方法や、比較形式でいくつかの方法を紹介し、最後に解答に導く方法などがありますね。
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【ステップ6,7】解決策を洗い出す・解決策の提示方法を決めてみる
ステップ6つ目。
ステップ5で分解した「ジョブに対する解決策」を洗い出していきます。
いろいろリサーチをしたり、皆さんの専門知識で持っている解決策をどんどん当てはめていきます。
解決策はまず、キャッチコピーを作るときのようにシンプルな文章で、わかりやすく一言で書いてみます。その後に内容の詳細をプラスしていくと、全体のバランスを調整できますよ。
できるだけ具体的で、ユーザーさんが行動に移しやすい解決策を当てはめていきましょう。
そして、ステップ7つ目。
解決策のフォーマットを決定します。
そのジョブと解決策を書いてもいいのですが、それだけではユーザーさんは全然見てくれません。
今のInstagramのユーザーさんは、すごく目が肥えていてバズった投稿ばかり見ています。
「見にくいな」「読みにくいな」、逆に「SNSっぽくないな」「ダサイ」って思われたら、すぐに離脱されてしまいます。慣れるまでは難しいテクニックかもしれませんが、SNSなどを参考にしてユーザーの目を引くフォーマットを利用しましょう。
【ステップ8,9】6要素を使い分けて表現する・デザインと言葉を調整してみる
最後ステップ8・9は表現と言葉についてです。
ステップ8つ目は、6つの要素を使い分けて表現していきます。
- 見出し
- 詳細の説明
- 図写真
- セリフ
- 体言止め
- 箇条書き
画像左側の投稿にあるように、この6つの要素をしっかり使う表現していくのがコツです。
上の図で投稿例を出していますが、見出しに「3⃣副業を始めたら」と見やすくなるように上の方に枠をつけて、要素が分けられています。
最初に箇条書きの目次を出して、何が書いてあるのかを伝わりやすくするのも大事なポイントです。
そして最後のステップ9のデザインについてですが、こちらはSAKIYOMIの過去の限定ノウハウ記事で詳しく解説していますので、是非そちらを参考にしてみてください!
🔗【有料級】イケてるInstagram投稿デザインのコツ、全部教えます!
まとめ
そもそも今、投稿の数で勝負するインスタ運用は古くなっています。
例えば2年前のInstagramを振り返ると、「リポストメディア」が流行ってました。質の高い投稿を作っている方の投稿をお借りして、自分のアカウントで毎日紹介していくというやり方ですね。
逆に今は、Instagramのアルゴリズムからも量ではなく、質の方を強く求められるようになってきています。
今、オリジナル投稿を週に3回する方が伸びやすい傾向があります。
是非今回の記事を参考に「保存されやすい投稿」を作るテクニックを覚えて、フォロワー増加に繋げてください!
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