フツーの男子大学生が6ヶ月で20万フォロワー達成するまで~6ヶ月でやったコト全てを公開~

今からおよそ1年前。大学生だった僕はInstagramのアカウントを6ヶ月で20万フォロワーになるまで育てあげました。

それまでの僕は、Instagramでは日常を投稿したり、情報を探したりするだけのフツーのユーザー。運用するなんて観点もない、ただの素人でした。

それが、SAKIYOMIに入社して1ヶ月後にアカウントを任され、先輩たちのノウハウを仰ぎながら検証を重ねて運用した結果、運用開始から6ヶ月後にはフォロワーを20万人獲得できたのです。

この運用で確信したのは、素人だろうが誰だろうが、データから仮説を導き出して検証すれば、必ずアカウントを大きく育てられるということ。

本稿では、Instagram素人だった僕が、どのような試行錯誤を経てフォロワー20万人を達成したか、記録と分析、見出したノウハウを記していきます。

これを読めばきっと誰もが、Instagram運用の成功に近づけるはずです!

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伸ばしたアカウントは「レシピ系」アカウント

 僕が運用したアカウントは、節約しつつも美味しいものが食べたいという欲を満たす料理レシピの紹介アカウント「節約レシピ」。

なぜ料理レシピのアカウントにしたかというと、短期間でフォロワーが増加しているジャンルだったからです。

料理レシピのアカウントが、短期間でフォロワーを増やせる理由は、SAKIYOMIで重要視している「保存率」がポイント。

料理レシピは、また見返して参考にしたくなりますよね。だから、みんな保存するのです。

保存率が上がるとアルゴリズムによって「発見欄」に掲載されやすくなり、多くの人の目に触れるようになります。そしてリーチ数が伸びれば、フォローしてくれる人も増えるんです。

このメカニズムの詳細については、こちらの記事をご覧ください。

▼参考記事:インスタグラムの保存数がバズの鍵!?4つの伸ばすコツを解説!

また、当時は強いニーズに対して、まだまだレシピ系アカウントの数はそこまで多くはなく、ブルーオーシャンだったことも追い風でした。

では、開始1ヶ月目から月毎に運用記録を見ていきましょう。

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【8月 0ヶ月目】フォロワー:0→800人

・フォロワー=800人
・保存率=1.5%
・ホーム率=46% 

運用を開始したのは8月18日。1ヶ月でフォロワーは800人になりました。この800人という数が、多いのか少ないのか気になりますよね。

運用代行の市場では、(特に単なる投稿代行だと)6ヶ月でフォロワーが1,000人~2,000人しか増えないことがよくあります。それを考えれば、素人の僕が運用1ヶ月で達成した数値としてはまずまずです。

【仮説①】プレゼントキャンペーンで増えたフォロワーの質は低い

このフォロワー増加に貢献したのは、プレゼントキャンペーンでした。

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プレゼントキャンペーンとは、抽選でプレゼントを配る宣伝手法。

「アカウントをフォローしたら応募できる」と条件づけすることでフォロワーが増やせます。

つまり、フォローしないと応募できないので、プレゼントが欲しい人は必然的にフォロワーになってくれるという仕組みです。

一度のプレゼントキャンペーンで、平均的に200~300フォロワー増やすことが可能と言われています。うまくいけば500フォロワー以上増えることも。プレゼントキャンペーンはフォロワーをどうしても増やしたい時に有効な力技です。

ただし、この手法には懸念点があります。

ユーザーがプレゼントキャンペーンでフォローしてくれた理由は、プレゼントが欲しいから。アカウントが好きだからではありません。

そのため、アカウントの投稿には興味がないフォロワーが増えてしまうのです。

なぜこれが問題なのかというと、答えはInstagramのアルゴリズムにあります。

アルゴリズムは、アカウントのフォロワーがどれだけ投稿を見ているかを分析し、アカウントの提供している「コンテンツの質」を測っています。その指標となる数値が「ホーム率」です。

フォロワーがたくさん投稿を見てくれるアカウント=ホーム率が高い

ホーム率が高いアカウントは、フォロワーに価値ある情報を提供している質の良いアカウントだと認定され、フォロワーではないユーザーにも見てもらえるよう「発見欄」に掲載される確率が高くなるのです。

反対にホーム率の低いアカウントは、質の低いアカウントだと認定されます。これが長期間続くと、アカウントを健全な状態に戻すのは難しいと言われています。

つまり、プレゼントキャンペーンを行い、アカウントに興味のないフォロワーが増えることは、アカウントにとってリスクとなり得るのです。

この時は、早くフォロワーを増やしたかったことと、プレゼントキャンペーンの経験をしてみたくて実施しました。結果、初速は良かったものの、すぐに勢いは収まることに。

その点から見ても、プレゼント目当てでフォロワーが増えたことがわかります。フォロワーが増えたことは嬉しかったですが、フォロワーの質への懸念を残して1ヶ月目を終えました。

【9月 開始1ヶ月】フォロワー:800 → 2,500人

運用開始から1ヶ月。ひと月で1,700フォロワーが増えました。フォロワーの増加に大きく寄与する保存率とホーム率も、先月に比べてしっかりと伸びています。 

弊社では保存率は2~3%以上、ホーム率は50%以上になると発見欄に載りやすくなり、いわゆる「バズる」事象を引き起こす可能性が高くなると分析しています。ですから、上記の数値はかなりいい状態です。

【仮説②】保存率を上げて毎日投稿を続けるとホーム率が上がる

では、この月の投稿で保存率が高かった投稿と低かった投稿を見て、どこに勝因があったのかを分析してみましょう。

実際に保存率が高かった投稿

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保存率が低かった投稿

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これらを分析した結果、保存率が伸びた要因は、アカウントのコンセプトである節約レシピのほかに、食に関連したミニ知識や、節約に役立つ情報、手軽なレシピなど、いつでも使える知識系の投稿をしたことにありました。

節約レシピを求める人って、もちろん節約自体を求めてはいるのでしょうが、日常のちょっとしたことを良くするライフハックな情報も好きなのかもしれません。

フォロワーのインサイトをしっかり汲み取ることが、やはり大切だと痛感します。
成功事例のリンク先について(会員限定コンテンツ)

今回の記事では、関連する成功事例を4つご紹介しています。
これらは「SAKIYOMI会員限定」で公開しているコンテンツになりますので、会員の方はリンクをクリックすることですぐに内容を確認できます。
会員以外の方で確認したい方がいらっしゃいましたら、以下のリンクからSAKIYOMI会員の詳細を確認してみてください。
SAKIYOMI会員の詳細を見てみる

(会員限定コンテンツ)主婦の本音は〇〇したい!ユーザーが思わず保存したくなるテーマの選び方!

(会員限定コンテンツ)【プロは必ずやっている】保存率3%以上を連発するたった一つの鉄則。

(会員限定コンテンツ)「コレ、めっちゃ真似しやすい!」投稿が刺さる、必殺ワザ。

次にホーム率ですが、こちらはプレゼントキャンペーンで増えたフォロワーの質が低いことを懸念していた割に、良い結果でした。これはおそらくプレゼントの商品を求めるターゲットのニーズと、コンテンツが合致していたからでしょう。

さらに、8月からの保存率とホーム率を見ていると、そこには相関関係があるように思えました。保存率を向上させた上で、毎日投稿を続けることにより、ホーム率が上昇するとの仮説を持ちました。

ユーザーが欲する良質な情報を提供できているからこそ、フォロワーが投稿をよく見て保存し、アカウントを活用してくれているわけです。それが、保存率とホーム率として現れています。

【仮説③】新機能を使うと優遇される

また、2,500フォロワー達成の要因はほかにもありました。それは、リールのリポスト投稿がバズったことです。

リールは2020年8月にリリースされました。僕がリールのリポストを開始したのは9月14日。ちょうどユーザーの間でリールが定着し始めてきた時期です。


ここから考えられるのは「新機能を使うと優遇される」ということ。

Instagramの運営側の気持ちになってみましょう。新しくリリースした機能は、早く多くの人に使って欲しいですよね。だから、新機能を活用した投稿はどんどんユーザーの目に触れるようにするのです。

つまり、リールでの投稿が優先的に発見欄に掲載される波に乗れたため、バズってフォロワーが増加したというわけです。

(Instagram側は優先的に表示させようとするのに、リールの投稿自体は市場に少なすぎる、、そこがチャンスだったのです。)

このリールでの投稿を通して得られたノウハウが2つあります。

1:リールをリポスト形式で投稿する

オリジナルでリールを作るのは結構な手間と労力が必要です。それを通常の投稿と同じくリポストを活用すれば効率良く投稿することができます。

意外とリールでリポストをするという選択肢を、そもそも検討していない方が多かったりしますが、フィード投稿と同じフローで許可をもらうことで投稿できます。

ぜひ検討してみてください!

2:リールを倍速にする

もし伸び悩んだ時の対策として、リールの速度を倍にする方法があります。リールは動画なので、ユーザーを一定時間拘束します。でもユーザー側としては、なるべく自分の感覚に沿った時間で情報を得たい。

つまり、ユーザーとしてはなるべく拘束されずに、短時間で情報を得たいわけです。だから、倍速の動画は喜ばれます。

また、リールはループ再生。他の投稿に移行しなければ何周も再生されるので、倍速にすると再生回数が伸びやすくなるのです。

最近重要度が上がっているリールについてもっと詳しく学びたい方はコチラ。
(SAKIYOMI会員限定のコンテンツです。)


【重要なのは最初の”1秒だけ”だった⁉︎】リールの成功事例

(会員限定コンテンツ)【〇〇するだけで160万リーチ!】リールをバズらせた、まさかの方法。

【10月 開始2ヶ月】 フォロワー:2,500人 → 13,000人 

急激にフォロワーが増加した3ヶ月目。

前月から投稿し始めた知識系の投稿が、大きなリーチを獲得しましたが、平均リーチ数を見てみると、前月と比べてさほど変化はありませんでした。保存率とホーム率にも変化はあまり見られません。

実は、この月は「主婦はリールをあまり見ないのではないか」と考え、リールのリポストをやめていました。これが保存数やホーム率を伸ばせなかった要因でしょう。

とはいえ、フォロワーは急増。この要因は、前月にリポストしたリールが伸び続けたことにあると考えました。

最大リーチ数は先月のバズに及びませんでしたが、合計リーチ数はしっかり伸びています。

【仮説④】季節イベントに合わせた投稿は伸びる

リールのリンクはこちら

前月にリポストしたリールの中で、最も伸びたもののうち3つは、同じ投稿主さんの投稿。この方の投稿の中でも特に伸びがいいものを選定したのですが、そのうち2つはお弁当をきれいに詰める方法でした。

また、他の投稿主さんからリポストした市販のチョコレートで作るチョコレートムースの作り方も人気が出ました。

10月といえば後楽シーズン。遠足や運動会など、普段よりもお弁当を作る機会が増える季節です。そして「食欲の秋」。夏を越えて少し涼しくなってくると、チョコレートが恋しくなります。

こうした季節要因が重なって、前月のリールが伸びたのでしょう。つまり、季節に合った投稿を作ることも、フォロワーを増やす秘訣かもしれないとの仮説を、ここで手に入れることができました。

【仮説⑤】フォロワーはある地点から二次関数的に伸びる

さらに、フォロワー急増には数値的な要因もあったと考えています。フォロワー数は、ある一定の数に達すると、二次関数的に伸び始めます。

*なぜ二次関数的に増えるのか


節約レシピでは二次関数的に増えるフォロワー数の分岐点が5,000でした。この数値はアカウントによって異なりますが、弊社の運用するアカウントの平均も代替5,000前後です。

この分岐点にたどり着いたということは、アカウントの方向性が間違っていないという証。フォロワーのインサイトをしっかりキャッチしているからこその伸びなのです。

実際に質の高い投稿を続けていても、Instagram側に評価してもらうまでにはどうしても時間がかかります。一定の評価が溜まって閾値を超えたタイミング、それが5,000前後で来ることが多いのです。

ですから、ひとまずはこの分岐点にたどり着くことを目標に、実直に運用していくことが大切だと感じています。

【11月 開始3ヶ月】フォロワー:13,000 → 27,100 

前月に分岐点を迎えてから、フォロワーの伸びが加速した4ヶ月目。保存率は横ばいですが、ホーム率が伸び、リーチ数も大幅に向上しました。

これも、リールのリポストのおかげ。この月は前月に引き続き、当初リールを投稿していなかったのですが、後半になって投稿した3本がとてもよく伸びたのです。

【仮説⑥】食べ物系リールはシズル感がカギ

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その3本のうち1本は、現在140万再生を超えています。これは一風変わったオムレツの作り方を見せる動画。卵料理という多くの人が好きなものがテーマだったのもさることながら、ちょっと意外な調理の仕方と、卵の美味しそうなシズル感が興味を引いたのだと思います。

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次に再生回数が伸びているのはチーズボールのレシピ。チーズも卵と同様に人気食材な上、カリカリに揚がったチーズボールを切ると、とろーり…。たまりません。

どちらも共通点は、身近な食材で簡単に作れて、カロリー高め。多くの人が「美味しそう」と思うものを、シズル感たっぷりに映すことが食べ物系リールの秘訣だと考えました。

【12月 開始4ヶ月】フォロワー: 27,100 → 86,200人

開始5ヶ月目もさらにフォロワーが伸びました。前月比およそ6万人!約3倍です!

今月も大きく貢献していたのは、リール。一番再生されたのはベーコンと卵で簡単に作れる中華風丼でした。「簡単」「高カロリー」「卵料理」は、やっぱり強い。

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また、この月は2日に1本のペースでコンスタントにリールを投稿したのも勝因でした。継続は力なりですね。

そして、12月といえば一年で一番大きなイベント、クリスマス。10月には季節感を踏まえた投稿をすることでフォロワーを伸ばしました。

それならば、一大イベントであるクリスマス対策の投稿をすれば、効果は倍増。やはりその季節に一番の話題になることをコンテンツに取り入れることは、とても重要だということです。

【1月 開始5ヶ月】フォロワー: 86,200人 → 150,460人

さて、ついに運用開始から6ヶ月目です。フォロワーはなんと200,000人を達成!

半年前を思い出してみてください。フォロワーは800人だったんです。250倍ですよ!

この月の保存率は前月から少し下がるものの2.01%。これだけフォロワーが増えても2%を維持できています。

そしてホーム率はさらに高まり、74.5%。フォロワーの7割以上の人を満足させるコンテンツを提供できていたということです。

それだけでなく、ユーザーがフォロワーになる率「フォロワー転換率」を見てみると、14%という高い数値でした。


弊社で運用している他のアカウントは、フォロワー転換率が6〜8%程度。8%も十分に高い数値ですが、節約レシピはそれをさらに上回る数値だったのです。

【仮説⑦】投稿内容の一貫性と収集欲をそそるジャンルがフォロワー転換率を高める

なぜフォロワー転換率をここまで高めることができたのか。投稿を分析してみた結果、次の2つの要素が見いだせました。

①投稿内容が一貫している
②コレクションニーズが高いジャンルである

ユーザーがアカウントにアクセスするときは、発見した良い投稿の他にも、同じように役立つ投稿を発信しているだろうと思うから、アクセスするわけです。

もし投稿の内容にバラつきがあれば、ユーザーの求めていた”同じような役立つ情報”が見当たらないため、フォローする価値がないと判断されてしまいます。


反対に投稿に一貫性があれば、”同じような役立つ情報”を提供し続けてくれるアカウントだと認識され、フォローすればもっといい情報が手に入ると感じてフォロワーに転じてくれます。

また、その情報自体が集めれば集めるほど、日常が豊かになったり、気分が良くなったりするものであることが肝心です。

安い食材でカンタンに作れる美味しいレシピをたくさん知れば知るほど、お金が浮くだけでなく、胃袋も心も満たされるでしょう。

人が集めたくなるジャンルを選んで投稿することで、ユーザーは「このアカウントから継続的に情報を得れば自分に大きなメリットがある」と感じ、フォロワーになってくれます。

フォロワー転換率を高めるには、コレクションニーズが高いジャンルでアカウントを立ち上げ、一貫性のある投稿をするのが秘訣なのだと思います。

【仮説⑧】フォロワー数が一定に達するとフォロワー転換率が自然に高まる

こうした施策によってフォロワー転換率を高める方法のほかに、なぜかフォロワーが増える現象があることを発見しました。それは「フォロワー数がある一定に到達すると自然とフォロワー転換率が高まる」というものです。

<フォロワー転換率が高まった実際の数値>

11月平均値:10.2%
1月平均値:17.7%

おそらくこれは、行列している店に並びたくなる心理と一緒。多くの人が支持しているアカウントなら、フォローして間違いはないと思うのでしょう。

心理学では「バンドワゴン効果」と呼ばれるものです。フォロワー数が権威性を作り出しているからこそ、人気なアカウントは伸び続ける力学が働くのです。

【2月 開始6ヶ月】フォロワー: 150,460人→215,000

そしてここまでの施策を続けた結果、運用を開始して6ヶ月が経ったタイミングで20万フォロワーを達成することができました。

これまでの6ヶ月間のフォロワー推移をまとめるとこちら。

序盤からかなり順調にアカウントを伸ばすことができ、特に後半3ヶ月は社内でも最大のフォロワー増加数を記録し続けることができました。

6ヶ月間で得た8つの仮説とノウハウ

月次データをもとに、6ヶ月間で20万フォロワーを達成した秘訣を分析してきて、得られた仮説は以下の8つです。


こうした仮説を見つけたら、次の運用でデータをとって検証し、再現性があればノウハウ化していくと、Instagramの攻略法がどんどん見えてきます。

実際に、6ヶ月の運用の中で②〜⑥はデータをとって検証することができたので、僕の中でフォロワーを増やすための大きなノウハウになりました。

いかがでしたでしょうか。以上が6ヶ月間の運用で実際に僕が行った運用プロセスでした。

しかし、このように振り返ってみて、僕はひとつ大きなことに気づいたのです。運用のテクニックの前に、そもそもこのアカウントには6ヶ月で20万フォロワーを達成できる要因が備わっていました。

なので最後にはなりますが、一番大事な大前提の部分をご紹介して終わりにできればと思います。

そもそもの成功要因:アカウントのジャンル選び


6ヶ月で20万フォロワーを達成できた最大の要因。それは、アカウントのジャンル選びにありました。

冒頭にも述べましたが、僕が料理レシピを選んだのは、さまざまな投稿ジャンルの中でも飛び抜けて短期間でフォロワー数が伸びていたからです。しかし、それだけではこの成功には至らなかったでしょう。

何よりも、僕自身が料理レシピというジャンルがとても好きだったことが、20万フォロワー達成の根幹となる要因だったと感じています。

僕は、食べることが大好きです。特にちょっとジャンクなカロリーの高い食べ物が大好き。そういう料理を作るのも大好き。

だからこそ、投稿選びにはめちゃくちゃ真剣に向き合いました。見た目にもそそられる、ハイカロリーレシピがないかInstagramをさまよい、見つけては大喜び。自分でも絶対に作って食べたいものだけを選びました。

しかも、その料理がどれだけ美味しそうに見えるかにとてもこだわって、投稿の表紙を作成。その作業をしている時の僕は、きっと誰も近づきたくない妙なオーラが出てたと思います。


でもそういう熱意って伝わるものです。僕がサイコーに美味しそうだと思って選び、テンション高く表紙を作成した投稿ほど、保存数が多かったのです。実にふしぎ。

そこには、節約をしたいユーザーが、僕と同じように、高カロリーでジャンクなものを求めているという、結果的にインサイトを突けた部分もあったとは思います。

それを差し引いても、運用担当者の好みとアカウントのジャンルが合致していれば、モチベーションの高いまま運用することができ、自然と良い結果につながってくるのです。


よく「稼げるジャンルは何ですか?」とか「伸ばしやすいジャンルは何ですか?」と聞かれますが、”シンプルに自分が好きで詳しいジャンルが一番”だと思います。

こうしたことから、成功するアカウント作りに大前提で大切なのは、

①アカウントが運用する担当者の好みと合致していること
②投稿の表紙にシズル感が出ていること

この2つだと考えています。

仕事でアカウントを運用していると、①は難しいことがあるかも知れません。でも万が一そうであっても、②はマーケティングでとっても重要視されるポイントですから、必ず押さえておきましょう。

なぜなら、シズル感とはユーザーがその商品を欲する理由そのものだからです。

マーケティングで有名な言葉に「ステーキを売るな、シズルを売れ」というものがあります。これは今からおよそ85年前にアメリカの営業コンサルトだったエルマー・ホイラーが、著書に記した言葉。

ホイラー著書でセールスのノウハウを5つの法則にまとめたうちのひとつが、「プロはステーキを売るな、シズルを売れ」でした。

これは、商品自体を売り込もうとするのではなく、商品からもたらされる便益をアピールしろということ。”シズル”とは、英語でお肉が焼けている時の音です。

ステーキは肉質や価格ではなく、焼ける時の美味しそうな音や香りが食欲をそそるから売れます。だから、商品を売るときは、ユーザーがその商品を欲する理由を見出して、アピールすることが大切なのです。

Instagramのアカウントにおいて、売りたい商品は投稿ですから、しっかりとマーケティングにのっとってシズル感を出しましょう。

まとめ:成功事例を学べば6ヶ月で20万フォロワーも夢じゃない


あの6ヶ月間、Instagramと向き合った僕は、喜んだり悲しんだり、たくさんの感情を体験しました。そして学んだことは、数値が上下したプロセスには必ず原因と結果があるということ。

その結果に至ったプロセスから仮説を立てて、データを見れば、必ず対処法が見出せるのです。ただし、数値が上下するタイミングはジャンルによって違うので、他のアカウントと比べて一喜一憂しないことが大切。

これって人生そのものに通じそうなことじゃないですか。どんなことが起こっても、すぐに悲観的になるのではなく、どうしてそうなったのか仮説を立てて冷静に対処すれば、次は良い結果が導きだせるはずです。


ただ、そのために必要なのは「成功事例」を一つでも多く学ぶことです。

僕の場合はSAKIYOMIでインターンをしているので、そこには無数の成功事例がありました。SAKIYOMIの場合同時に100アカウント以上運用しているので、毎日新しい成功事例が社内チャットにてシェアされます。

この成功事例のシェアを見るだけで、自分のアカウントに使えそうなアイディアが無限に浮かんできます。

しかもただアイディアを思いつくだけでなく、成功事例を元にしているので、気付かぬうちに成功に欠かせない要素も取り入れることができるのです。(後からこの要素が大事だったのか、、と気づきます。)

まずは成功事例を学び、そしてそれを元に仮説を立ててしっかりと数値を分析し検証する。

簡単に聞こえるかもしれませんが、本当にそれができるだけで他のアカウントと大きく差をつけることができるのです。


これが、入社1ヶ月のフツーの男子大学生が、たった6ヶ月で20万フォロワーを達成した秘訣のすべてです。

最後に、ここまで読んでくださった方々のために、今回僕が検証した仮説とそれに関連する成功事例を以下にまとめます。

コレだけでも4個の成功事例を学ぶことができますので、ぜひまずはこちらを確認し、自分のアカウントだとどうやって活用できそうか?ぜひ考えてみてください。

※上記はSAKIYOMI会員さまだけに公開している限定コンテンツになります。

会員の方は、以下リンクをクリックするだけでコンテンツを読むことができます。まだ会員になってない方も、ぜひこの機会にSAKIYOMI会員になってみることを検討してみてください。

今回のコンテンツはもちろん、会員限定の勉強会やコンサルタントの解説動画(50本以上)などで、プロレベルの運用スキルを身につけることができます。

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いかがでしたでしょうか。

今回の記事が参考になったという方は、ぜひTwitterで感想をシェアしてください。すぐさまSAKIYOMIメンバーが喜んでRTしにいきます。

もしこの記事が好評だったのであれば、第2弾も作成してみようと思います。

Instagram運用には勝ちパターンがある。ぜひ一緒に成功事例を学び、運用スキルを高めていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

2021年にインターン生として株式会社SAKIYOMIに入社。Instagramアカウントの立ち上げに関わり、最大で6ヶ月で20万フォロワーを獲得。最終的に10以上のアカウント運用に携わり、現在はSAKIYOMIの公式アカウントを運用している。