大阪芸術大学でSNSマーケティングの特別講座を実施

SNS時代のクリエイターに必須の「届ける力」を育成する、実践型カリキュラムを展開

株式会社SAKIYOMIは、2025年6月から11月にかけて大阪芸術大学放送学科にて先端メディアコミュニケーションコース「デジタル・クリエイティブ演習」の授業で、全6回の特別講義を実施しました。

この講義では、広告やメディア制作を学ぶ学生を対象に、最新のアルゴリズム理解からターゲットに響くコンテンツ設計・実践まで、SNSマーケティングの実践的ノウハウを提供しました。

講義のコンセプト:理論で終わらせず、市場と対話する「リアルな経験」を

SNSマーケティングは、理論だけでは成立しません。市場に問いかけ、返ってくる反応を元に試行錯誤することにこそ価値があります。しかし、そのサイクルに入るための「最初の一回」は、心理的になかなか踏み出しにくいものです。 そこで今回は、「実際に投稿し、市場の反応を得る」体験を最優先しました。 発信力がキャリアの鍵となる芸術大学の学生にとって、この経験が、変化の激しいSNSトレンドの中で自ら学び、試行錯誤を続けるための確かな足がかりとなることを目指しました。

講義内容

 「1万再生」を目指したショート動画制作(前半)

「作って終わり」ではなく「届けて振り返る」PDCAサイクルを体験するカリキュラムを実施。「1万再生」を共通目標に設定し、ターゲット選定からコンセプト設計、バズる動画の構造を解説しました。学生自身が企画・制作した動画に対し、プロの視点から具体的なフィードバックを行いました。

企業案件を想定した「心を動かすPR動画」演習(後半)

後半の講義では、「収益化とPR」をテーマに、企業案件を想定した実践的な動画制作に取り組みました。商品の「直接・間接型」、理念の「直接・間接型」という4つのPR型理論を学んだ上で、ショート動画の絵コンテ作成から撮影、編集、発表までを一気通貫で実施。一連のプロセスを通じて、単なる映像制作にとどまらず、クライアントの課題を映像で解決するためのビジネス視点を養いました。

参加した学生の声

  • テレビ業界を志望していたが、デジタルメディア業界に関心が変わりました(悩ましいです)
  • 真似すればすぐに再生数が伸びるような「虎の巻」を公開して頂けてありがたかったです
  • 田中先生がいかにしてキャリアを築かれたのか、今の自分にとって励みになりましたありがとうございました
  • 広告にとってデジタルメディアがメインステージになっていることがよく分かりました

挑戦者を支援する、SAKIYOMIの「SNSナレッジシェア」の取り組みについて

SAKIYOMIは、2024年にも同大学で講義を実施しており、教育機関との連携を積極的に進めています。また、他大学での特別講義や、官公庁での農業分野における(削除)SNSマーケティングの講演なども行っており、SNS活用の広がりを目指して多様な分野・世代に向けたSNSマーケティングの知識提供に取り組んでいます。

今後もSAKIYOMIは、SNSマーケティングの最前線に立ち、実践的な知識や技術を積極的に提供することで、新たな挑戦を目指す方々を支援してまいります。

【登壇】

株式会社SAKIYOMI 田中 大輔
株式会社SAKIYOMI スクール事業部所属。 SNS総フォロワー25万人を持つインフルエンサー「きんにくエプロン」としても活動。実践に裏打ちされた的確なアドバイスに定評がある。https://www.instagram.com/d_sk_fit

ABOUTこの記事をかいた人

2019年11月に株式会社SAKIYOMIに入社。累計数十アカウントのInstagram運用を支援し、最短でアカウント開設後3ヶ月で1万フォロワーを達成。その後マーケティング領域を立ち上げ、現在はマーケティング責任者として、幅広く活動。SAKIYOMIの公式アカウントでも、インスタノウハウを解説中。(10万フォロワー:https://www.instagram.com/sakiyomi_/)