【収益化できるInstagramはここが違う!】上級者のワザ「コンセプト設計」を学ぼう

「Instagramで収益化するよう、上司から言われてしまった…」
「Instagramアカウントのファンを増やして、お金が発生するようにしたいけど、どうしたら?」

今回のSAKIYOMI勉強会レポート記事は「Instagramのコンセプトを見直して収益化をめざしてみよう!」というお話です。

実は収益化しているInstagramやバズってる投稿ほど、コンセプト設計がしっかりしているという特徴があります!

でも…コンセプトってそもそも何?
コンセプトが有ると無いとで、どう違うのでしょう?

今回はプロや上級者向けのテクニック。
ぜひあなたのアカウントもコンセプト設計の見直しを通して、バズる投稿ができる仕組みを作ってみましょう。

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【収益化?フォロワー増加?】まずはInstagramの運用のゴールを決めよう

まずは皆さんそれぞれ「どういった収益化を狙っていくのか?」を明確にしていきましょう。

例えば宣伝効果を狙った来店数の増加だったり商品販売促進、あとは広告収入やアフィリエイトなど、収益化にもさまざまな形があると思います。

その目的によってアカウントの運用スタイルは、2つにわかれてきます。

1つ目は、ブランディング系のアカウントです。これは企業や店舗のアカウントが多いですね。

商品の世界観をしっかり使い伝えたり、認知拡大やブランドの世界観を形成する目的で、ブランディング系アカウントを運営していくパターンです。

2つ目が、しっかりフォロワーさんの数を集めて、母集団を形成して集客に繋げていくというパターンです。

いわゆるコンテンツマーケティングと言われるもので、メディア運用によって収益化を狙っていきます。シンプルに言うと「フォロワーをたくさん集めて、そこから収益化をしていこう」というのが、2つ目の集客パターンです。

【イメージ通りのInstgramを作り上げる】コンセプトを設計する

ここからはコンセプト設計について詳しく解説しましょう。
「収益化できる投稿はこうやって作るのか」と、納得していただけるかと思います!

上級者向けの内容なので、難易度高めになっています。
ぜひ何度も読み直して、Instagram運用スキルを磨いていただけると嬉しいです。

【ここで差がつく】どうしてコンセプト設計が重要なの?

Instagramのコンセプトってどういうモノ?

Instagramで扱うコンセプトは、

  • 誰に?(Who)
  • どんな方法で?(How)
  • どんな価値を?(Value)

この3点が中心になります。 

要するに、自分が宣伝や紹介したい情報や商品などがあるとして、
「その良さやメリットを誰にどうやって伝えるか?」をきちんと考えよう、という事です。

この3点を最初にきちんと考えないと、「ユーザーにアピールしたい内容が全く伝わらない」という投稿がほとんどになります。

収益化やファン作りのためにも、コンセプト設計はInstagramの投稿でとても大事になってくるんです。

【どんな人が見ているのか】ペルソナを設定してみよう

ペルソナの有効性と作成方法は、SAKIYOMIのこちらの記事と動画で詳細に解説しています!
ぜひ過去記事をご確認ください。

参考記事:保存率3%で確実にバズる!?「インサイトとペルソナ」で紐解くInstagram投稿の作り方【具体例・Q&Aあり】

【人気のアカウントはどうやっているの?】ロールモデルアカウントを決めよう

ペルソナの次は”ロールモデルアカウント”を決めていきましょう。

「ロールモデルアカウントって何?」
というところから、詳しく解説していきます!

ロールモデルアカウントってどういうモノ

情報が沢山あふれている現代社会で「新しく自分でゼロからオリジナルを作っていく」というのは、かなり難しいこと。

そして自分がこれからやっていく方向に近しい分野とか参考になるアカウントは、必ずどこかにあると考えられます。

成功例をしっかり精査・研究していくのが、ロールモデルアカウントを決める目的です。

もし逆に前例がないのであれば、おそらく誰も挑戦したことがないジャンルなので、ニーズが存在しないか、誰かがやっているけれども既に失敗してるパターンが多いです。

前例や参考になるアカウントがある場合は、そのジャンルが伸びることが期待できます!

ロールモデルアカウントがあることで、
「既にニーズが存在してるな」「アタックする価値があるな」という判断材料になります。

参考・真似していくアカウントを見つけよう

ではロールモデルアカウントってどうやって探していけばいいのでしょう?ロールモデルアカウントの見つけ方を解説します。

主に3つの観点を重要視してください。

まず1点目。最初に同じジャンル(例:コスメ、美容など)を調べていきます。
その中から「投稿数に対してフォロワー数がとても多い」アカウントをロールモデルとして選ぶようにしてください

ちなみに…

  • フォロワーが少ないのに投稿数がとても多い
  • 長い期間運用しているのに全然フォロワーが伸びていない

こういうところをロールモデルアカウントに設定すると、失敗例をなぞっていくことになるので絶対にNGです。

目安としては、
投稿数×(50〜80)ぐらいの数=フォロワー合計

この方程式に当てはまっているとGood基準になります。

そして2点目も重要なポイント。

アカウントのターゲット・ペルソナが似ているという事です。
見つけたアカウントが同じジャンルだからといって、全然ターゲットが違うのであれば参考になりません。

  • どんな人がフォローしているのか
  • どんな人が投稿にコメントしているのか
  • いいねをどんな人がしているのか

この3つの観点でアカウントを見て、自分が狙おうとしているターゲットに近しいのかどうか?をしっかりチェックしていく必要があります。

自分のターゲット・ペルソナと似ているなら、ロールモデルアカウントの有力候補です。

そして3点目は、アカウントの提供価値が同じかどうか。

ジャンルが同じとはいえ、違うターゲットを狙って違う提供価値を狙っているのであれば、そこはロールモデルアカウントとしてはNGです。

もうお気づきの方もいるかと思いますが、このロールモデルアカウントを見つける作業でも最初に「運用のゴールを決める」のが重要になってきます。

ロールモデルアカウントを見つけられたら、そのアカウントから得られる情報や真似しやすい要素を沢山分析して、洗い出してください。

成功例や勝ちパターンの分析ベースに「私のアカウントではどんなメリットを提供するのか?」決めていくのです。

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【フォローすると良いことがあります!】ユーザー側のメリットを前面に出してみよう

ペルソナとロールモデルアカウントを作りましたね。
今度は「自分のアカウントをフォローしたらユーザーにどんなメリットがあるのか?」を考える作業です。

実際の投稿ではそのメリットを前面に出していくことで、Instagramでバズを狙うこともできますよ!

自分の強み、売り込む内容を決めていこう

ユーザーがあなたのアカウントをフォローするメリットは、どうやって決めるのか?

結論から言うと、アカウントのメリットはユーザーのインサイトから導き出します。
簡単に解説すると「ユーザーのインサイト」というのは、深層心理で抱いている願望や感情のこと。

「ユーザーのニーズ」と対義語になります。

ニーズ=表面に出している願望
インサイト=内面、無意識に持っている願望

詳細は下記の解説をご覧ください。

参考記事:心の動き「インサイト」を探って、保存率を伸ばそう

ターゲットやペルソナの悩み・インサイトを予測するという事に正解はありません。インサイトは仮説でOKです。

自分の持つ情報や商品の強み、ユーザーのベネフィット(充足感)を満たす内容などを選んで、アカウント紹介文の1行目に置くと効果的です。

「誰に」「どんな手段で」「どんな価値を」が大事

ここで改めて、コンセプト設計の3つのポイント

  • 誰に?(Who)
  • どんな方法で?(How)
  • どんな価値を?(Value)

を決めていきたいと思います。

ペルソナ、ロールモデルアカウント、メリットと上記3点から、自分のInstagramがどういったコンセプトでユーザーに発信するか確認していきましょう。

完成したコンセプトイメージ(例:女性向けダイエットアカウント)は以下のようなものです。

コンテンツイメージの作り方

最後に、実際に投稿するためのコンテンツ作りのコツを伝授したいと思います。

お手本になるコンテンツを探して、バズりやすい内容やデザインやキャッチコピーを先人から学びましょう!

コンテンツの探し方

コンテンツの探し方を3つご紹介します。

まず1つ目は、競合アカウントを参考にする方法です。

これはロールモデルアカウント探しと似ていますね。既に人気を獲得していて需要のあるコンテンツを真似するのも、勝ちパターンを学ぶのに有効な方法です。

2つ目はフォロワーさんが一定獲得できてきたら、そのタイミングで質問ボックスでフォロワーさんに悩みを聞いて、そこからどんなコンテンツを作ろうか考えていく方法です。

3つ目は、雑誌やWebの記事を参考にすることです。

特にWebの記事よりも、雑誌ですね。

今発行されている雑誌はインサイトを徹底的に考えて作られているので、「ユーザーは今どんなことに悩んでいるのか」という点もすぐ見つけられます。

コンビニや書店に並んでいる雑誌を使って情報やネタを集めるのも、かなり有効です。

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まとめ

今回はInstagram収益化のためのコンテンツ設計について解説しました。

プロ志望者や上級者向けのスキルで、難しかったかもしれません。
しかし収益化やさらなるフォロワー数UPを目指す方には、必須になる知識でもあります。

ペルソナやロールモデルアカウント、お手本となるコンテンツ探しなど…
一部分だけでも知っておくとInstagram運用で大きな差をつけられるテクニックも数多くご紹介しました。

ぜひ記事を読み直しながら、Instagramのノウハウを身につけていただけると嬉しいです。
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ABOUTこの記事をかいた人

2019年11月に株式会社SAKIYOMIに入社。累計数十アカウントのInstagram運用を支援し、最短でアカウント開設後3ヶ月で1万フォロワーを達成。その後マーケティング領域を立ち上げ、現在はマーケティング責任者として、幅広く活動。SAKIYOMIの公式アカウントでも、インスタノウハウを解説中。(2.2万フォロワー:https://www.instagram.com/sakiyomi_/)