Instagramマーケティングの効果を徹底解説!

「SNS担当になったものの、どうやって運用したらいいのかわからない」

「Instagramを利用したマーケティングって、何をしたらいいのだろう?」

「他の広告媒体とSNSを利用した宣伝には、どういった違いがあるんだろう?」

企業がSNSを利用して広報活動を行うのが、当たり前となってきた近年。SNSの運用担当になるのは、元々マーケティングをしていたり、広報をしていたり、はたまた若さだったりと、実に多様な方々です。

しかし、会社の中にInstagramに関するナレッジなど存在するはずもなく、その活用方法に悩む人が続出しています。巷ではインスタ運用に関する書籍が出版されたり、成功事例を振りかざすだけのセミナーが開催されたりと、裏付けのない情報が飛び交っています。

そこで今回は、多くの企業のSNSコンサルをした私が、SNSを活用しようとしているマーケティング担当者の皆さまに向けて、Instagramマーケティングの大枠を解説しようと思います。

今回の記事では、

・Instagramマーケティングとは?
・なぜInstagramマーケティングに取り組まなければならないのか?
・他のSNSとの違い、広告媒体との違いは?
・どんな企業はInstagramを活用した方がいいのか?

を解説していきます。

最後まで読んでいただければ、御社のマーケティング戦略の中に必ずInstagramが位置する内容となっていますので、お付き合いくださいませ。

Instagramマーケティングとは

Instagramマーケティングは、Instagramを利用したマーケティング戦略のことをいいます。企業がビジネスでSNSを利活用することが当たり前となっており、SNSを利用したマーケティングのなかに、Instagramマーケティングも内包されていると考えて遜色ありません。

マーケティングとは、主に、人に商品(サービス)を購入してもらうための手法のことを指します。さらに、この定義を広げて、目的達成のためにマーケットのことを知り、データを分析して最適解を求めることをマーケティングとする場合もあります。

つまり、Instagramマーケティングとは、企業が持つさまざまな目的(認知度向上、購買促進、etc…)の達成のために、Instagramを効果的に、戦略的に利用する方法のことと言えるでしょう。

企業がInstagramマーケティングに取り組むべき2つの理由

なぜ企業は、Instagramマーケティングに取り組む必要があるのでしょうか?

この章では、企業がInstagramマーケティングに注力するべき「2つの理由」をご紹介いたします。

国内のユーザー数3300万人を突破!

1つ目の理由は、Instagramの国内MAU(Monthly Active Users)が右肩上がりに上昇しているからです。Facebook社が発表したデータによると、2018年のMAUは2900万人、2019年は3300万人にまで増加しています。

新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が増え、スマートフォンの利用率が増加していることも考えると、2020年現在ではさらに増加していると推測できます。

加えて、若者だけではなく、全年齢の利用者数も増加しているというデータもあります。このように、ユーザー数が増加し、利用する年齢層が幅広くなることで、より会社がターゲットとしている母集団にコンテンツを届けやすい環境ができつつあります。

つまり、ユーザー数が右肩上がりに推移している今だからこそ、企業はビジネスとしてInstagramマーケティングに取り組むべきと言えるのです。

今の若者はググるよりタグる!?

2つ目の理由は、若者の情報収集の方法が変化しつつあるからです。

皆さんは「タグる」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、Googleで検索する「ググる」から派生した言葉で、「ハッシュタグで検索する」という意味です。

若者の間では「タグる」ことが常識となっており、行ってみたいカフェの情報や、気になる化粧品の情報など、Instagramに載っていると思われる情報は、全てタグるような現状です。

つまり、これからの時代では、Instagram上に情報が存在しないことは、ユーザーの購買対象にならず、競合他社に打ち負けてしまいます。

利用者数が増加していること、Instagram自体が検索ツールへと変化していることを踏まえると、企業がビジネスやマーケティングにInstagramを利用しないケースが珍しくなってくると言えるでしょう。

TwitterやFacebookとは、どういった違いがあるのか?

Instagramマーケティングと、他のSNSマーケティングでは、どのような違いがあるのでしょうか?

ここでは、代表的な2つのSNS(FacebookとTwitter)と比較して、Instagramマーケティングにどのような特徴があるのかを解説します。

Facebook

Facebookの特徴は、なんといっても個人の信頼性が担保されている点でしょう。

他のSNSと違い、実名登録を求められるFacebookは、名刺代わりに利用されることも多く、ビジネスパーソンが仕事の目的で利用しているケースが非常に多いです。そのため、個人の信頼性が担保されており、詳細な個人からのデータが取得できます。

また、Twitterのようにシェアをする機能がついていたり、複数枚の写真を投稿できたりと、InstagramとTwitterを掛け合わせた機能も持っています。しかし、ユーザーの多くはビジネスパーソンであり、若手に向けた訴求は難しいでしょう。

一方Instagramは、幅広いユーザー層、特に若手層が多く利用しているため、ファッション系やゲームアプリ、美容などのサービス訴求に向いています。

ターゲティングに関しては、両者とも運営元が同じのため精度は変わりませんが、Twitterと比較すると非常に高精度なターゲティングが行えます。そのため、情報を届けたいユーザーに的確に情報発信できる点も、FacebookやInstagramの魅力的な点と言えるでしょう。

Twitter

https://about.twitter.com/

Twitterの特徴は、リツイートによる拡散力と、リプライでのコミュニケーションのしやすさでしょう。

リツイートは言わずもがな、ネット上での「バズ」を生むには欠かせない存在です。一度バズってしまえば、とてつもない拡散力で多くのユーザーに情報が届き、認知を得ることができます。

リプライでの相互コミュニケーションも魅力的です。テキストでの情報発信がメインであるTwitterでは、リプライ機能を利用して多くのユーザーが相互にコミュニケーションをとっています。

その結果、「炎上」というネガティブな状態にまで発展することも多々ありますが、その拡散力と、コミュニケーションの自由度は戦略的広報には魅力と言えるでしょう。

InstagramにはRTのような機能がついていないため、ユーザーが意図的にシェアするためには、ストーリーズ上でタグをつけたり、投稿内でメンションしたりする必要があります。しかし、これは拡散性が低いという意味ではありません。

Instagramにはレコメンド機能がついており、不特定多数のユーザーに対して投稿がレコメンドされると、爆発的な拡散力を持ちます。それは、拡散力を強みとするTwitterにも引けをとりません。

Twitterは拡散性が特徴として位置していますが、Instagramもそれに劣らない拡散性を持っている事実は覚えておきましょう。

https://sns-sakiyomi.com/blog/function/instagram_bazz_-hash-tag/

広告媒体を利用するよりも、インスタを利用したほうがいい3つの特徴

上記では他のSNSとの比較をしましたが、他にInstagramが比較される対象として、広告媒体が挙げられます。

ここでは、一般的な広告媒体と比較して、Instagramマーケティングには、どのような特徴があるのかをご紹介いたします。

フロー型ではなくストック型で資産化される

1つ目の特徴は、Instagramがストック型の広告媒体となり、資産として蓄積されていく点です。

リスティング広告や純広告など、広告費用を支払い、一定期間どこかに掲載する仕組みの広告を「フロー型」と呼びます。これは、一度支払えば、支払ったタイミングだけ広告の効果が発生するのが特徴です。

しかし、Instagramを正しく運用すれば、アカウント自体がストック型の広告媒体になります。これは、webメディアと同じく、運用を続けていくことでアカウント(メディア)の価値が高まっていき、そのアカウントが広告塔の役割を果たしてくれるという意味です。

つまり、フロー型の広告を利用すれば、短期的には成果につながるかもしれませんが、ストック型の広告としてInstagram運用を行うことで、中長期的に効果を発揮する広告媒体に仕上げることができるのです。

いつでも好きなタイミングで宣伝できる

2つ目の特徴は、自社のタイミングで広告を行うことができる点です。

自社のInstagramアカウントは、ビジュアルをベースにしたオウンドメディアと言えます。つまり、どのタイミングでなんの投稿をするのかを、自由に決定することができます。

もし他の媒体を利用して広告を行うとなれば、承認までに時間がかかり、思ったタイミングでの広告ができない可能性があります。また、他の媒体には媒体に沿ったルールがあるため、自社の伝えたい通りになるとも限りません。

好きなタイミングで、好きなように広告を打つことができるのは、Instagramマーケティングにおける大きな特徴と言えます。

認知から比較検討までのフェーズをカバーしている

3つ目の特徴は、購買フローのほとんどをInstagramがカバーしている点です。

一般的な広告媒体では、認知を獲得し、ユーザーの興味関心を得たとしても、比較検討の段階で他の媒体へ流れていってしまいます。「口コミサイトへ赴く」といった行動が該当します。

しかし、Instagramでは、認知や興味はもちろん、実際の利用者の口コミも「タグる」ことで見られるため、比較検討がスムーズに行われます。また、最近では「ショッピング機能」や「ぐるなびとの連携」もInstagram上で行われ、購買フェーズまで対応し始めています。

購買フローをInstagram上でカバーしていることで、顧客の意思決定の後押しができる点も大きな特徴と言えるでしょう。

Instagramと相性のいい企業と悪い企業を調べてみた。

さまざまなメリットを持つInstagramマーケティングですが、どの企業でも確実に成果があげられるわけではありません。

Instagramと企業との相性が必ず存在します。相性が良ければ、絶対にうまくいくわけではありませんし、相性が悪いからといって、絶対にうまくいかないというわけでもありません。

この章は、自社がInstagramを利用した方が良いのか、はたまた実施する前に再度検討した方が良いのかを考える材料としていただければと思います。

相性のいい企業

まず相性がいい企業を紹介します。

以下に列挙するジャンルの企業は、Instagramとの相性がいいと言えるでしょう。

・BtoC
・コスメ
・食品
・ファッション
・保険
・生活に役立つサービス

コスメやファッションは予想できたかもしれませんが、保険や食品は意外だった方もいらっしゃるのではないでしょうか。これらの企業に共通するのは、「コンテンツとして情報を発信しやすい」という点です。

Instagramでは、写真や動画を発信できることはもちろん、写真に写せない「知識や情報」もテキストを画像化することでコンテンツとして発信できます。そのため、保険や生活に役立つサービスもInstagramで発信でき、運用を検討しても良いと言えるでしょう

相性の悪い企業

一方で、Instagram運用に向いていない企業は以下の通りです。

・BtoB
・ビジネスパーソン向けサービス

これらのコンテンツは、現状のInstagram上にわずかしか存在していません。その理由としては、Instagram上でそれらの情報を求めているユーザー数が少なく、Googleでの検索をメインとしているからでしょう。

いずれ企業のInstagram運用が、HPを所有するのと同程度に一般化すれば、上記の企業もInstagramに進出してくると思います。しかし、現状ではユーザーのニーズが少ないため、Instagramの活用は検討し直した方が良いかもしれません。

SNSを利用したマーケティングをしてみたい方へ

Instagramマーケティング、実際に利用してみたいと思っていただけたでしょうか。

全5章に渡ってInstagramマーケティングを紹介してきましたが、正直、マーケティングにおいて「Instagramを利用しない手はない」と断言できます。

他のSNSや広告媒体との比較から、Instagramマーケティングが秀でていることご理解いただけたかと思いますし、多くの企業さまがInstagramマーケティングと相性がいいはずです。運用することのデメリットも見当たりません。

もし、この記事を読んで、「実際にInstagramを企業で運用してみたい」と思っていただけましたら、ぜひSAKIYOMIへお声がけください。

また、個別相談会やウェビナー(webセミナー)も開催しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。またすでに運用しており、インスタ運用に不安がある担当者様はツールもご用意しておりますので、ぜひ検討ください。